玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

レポート15:他者と比較した時の、心の変化がポイントですぞ。

 

お盆になると考えることが多いんですね。自分の生活の仕方、仕事、関わる人。

 

時間があるときに、普段じっくり考えられないことを考えることをやりたくなるように思います。

日常の仕事から離れて、自分ってどうありたいんだっけ?みたいなのを考えて、そして、自分だけの答えを見つける気がしている。

普段考えられないことを真面目にゆっくり考えられた気がして、ちょっと気持ちよかったりしますね!私はその気持ちよさに過去何度も酔ってきました!!笑

 

 

ちょっと意地悪なこと言っていいですか。

それ、たぶん勘違いです。

特に、普段住んでいる場所から離れている時=息抜きのための旅行(特にリゾート地)や、地元に帰ってるときにそのように思います。

 

私たちはいつも比較の中にいてしまいます。

それは、他の人や、当たり前の幸せとの小さな比較です。

「あの人は私より、充実した生活をしてそうに見える」

「あの人が持ってるあれ、確か結構金額高かったはず・・・」

「あいつ、ちょっと前よりすごい変わってる(成長してる)・・・」などなど。

それに、時間軸まで入ってくるとなおさらややこしくなりますね。

「あいつは私より、充実した生活をしてそうにみえる。昔は同じくらいだったのに」みたいな。

 

 

いつもの生活に不満はなかったはずなのに、比較をすると急に不安に感じ、焦る。

そんなきっかけを起点に、

自分ってどうありたいんだっけ?みたいなものを考えて、自分だけの答えを見つけたように見えても、

それは他者やすでに世の中に出回っている幸せの定義的なものとの比較から始まった「問い」なので、自分だけの答えにならない、と思います。

 

ちょっとお話が脱線しますが、

キャリアカウンセラーをやっていると、少なからず心理学を応用した理論とかを知ることが多いので、心理学の基礎の基礎をインプットすることになります。

 

心理学は色々種類がありますが、ざっくり基礎を説明すると、

「何かが起こった時の、心の反応を観察し、研究している学」が心理学です。

なので、「何かが起こった時の心の変化」、にポイントがあると考えます。

私たちキャリアカウンセラーはそうやって、相手の変化を機微に見ているので「気持ちを理解してもらえる」と思ってもらえるのです。

 

 

お話戻します。

普段お話しない人との会話には、心の反応がいくつかあるはずです。

むっとした、嫉妬した、癒された、楽しかった、じんわり元気になった、、など

他者との比較や世の中のスタンダードな幸せを基準にするよりも、

その「心の反応」に目を向けて、

なんでこう思ったんだろう?ということは、自分はどうしたいんだろう?

みたいなことをゆるーく考えると、

自分ってどうありたいんだっけ?みたいな答えの兆しが見えるのではないか、と思います。

 

他と比較して始まるものでなく、

他と比較した時に変化した自分の心境をきっかけとなり、

そうやって考えた答えの兆しが、場所を変えることだったり、仕事を変えることに繋がるのならそれはアリなんじゃないかと思います。

 

 

ちなみに私は今日、電車の中で旅行でいらっしゃってるような外国人親子+ホスト役のような日本人のおばあちゃまに笑顔で挨拶されました。

私はこの他者との比較で、

「いいなぁ、私も英語が話せたらもっとよかったのになぁ。」

と、努力しないで英語が話せるようになりたいと思いました。

これを「ないものねだり」と言います。

 

よか晩をお過ごしください。

レポート14:鹿児島の美味しいお店ランキング

今日は鹿児島の美味しいグルメをご紹介します。

題して、

鹿児島いるならこれ食べて!!

「東京でなかなか見つけられなくて、想いを馳せてる美味しいご飯編!〜なんと、一部東京に店舗があることを知って、喜びの小躍りさっきしました特集〜」

 

第1位!天文館 大安 もも焼き〜約500円〜

https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000599/

こんなに入って500円が当たり前だと思ってたので、塚田農場行った時の驚きたるや!ああ食べたい、大安食べたい。大安のおばちゃまスタッフさんに、いらっしゃいって言われた時のあのちょっとした笑顔で癒されたい!!!

 

 

第2位!天文館 のり一 ラーメンみたいなお湯のラーメン!

https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000007/

お湯みたいなラーメンなのか、ラーメンみたいなお湯なのか、未だに謎だけどあのラーメン食べたい!飲んだ帰りにお湯食べたい!

 

 

第3位!天文館 狼煙のあのジューシーなお肉、店長さんの笑顔

https://www.hotpepper.jp/strJ001051382/

あんなに肉厚のお肉、最近食べてない!ああ食べたい!しかも遅くまでやってる!いぇあ!

 

 

第4位!お通の雑炊!まさかの東京でもたべれるんだけど、あそこで食べたい!

https://www.hotpepper.jp/strJ000059857/

東京にお店があるわ!でもどうせなら、あの薩摩〜っぽい感じで食べたい!でも本店宮崎っぽいけど!!色々衝撃! 

 

第5位!ハイパーチキン野郎のチキン南蛮!

https://www.hotpepper.jp/strJ001116087/

 

あんなにパリッとしてて、美味しいタルタルがかかっているチキン南蛮はなかなか見かけない!ああぁ食べたい!あんなにハイボールが合うチキン南蛮なかなかない!

 

という、1位〜5位の総合ランキングをぶっちぎりまして、やっぱり行きたいお店は

天文館 てんや笑神の大将さんが作る、うどんペペロンチーノが食べたいです。

殿堂入り 天文館 てんや笑神

https://www.hotpepper.jp/strJ000602614/

 

笑神さんのご飯が食べたい。

 

 

しかしながら、その他にも色々と食べたいお店、行きたいお店が数えられないほどありまして、安易にランキングをつけるなんて失礼甚だしいなと思いました。

 

【結論】

美味しいお店がすごいたくさんあるんで、鹿児島で何か食べたいものがあればホットペッパーを見てください。霜降りいっぱいのお肉が並んで、幸せな気持ちになります。

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上京レポート6:人生の優先順位

「かっしー、なんかブログ読んでてヒントになりそうな話あるから共有するよ」

と鹿児島(東京生まれ東京育ち、今鹿児島)の先輩がまた素敵なお話を教えてくれました。

 

人生には優先順位があって、

それが家族なのか、仕事なのか、お金なのか、趣味なのか、はたまた時間的余裕なのか、、

それは人によって違うよ。

 

この優先順位をどの順番でおくのかが大事であって、本当は東京じゃなくても実現するものを漠然と東京に求めてることってあるんだろうね、きっと。

手に入れるものもある分、失うものが実はあるよっていうことに気づいてないケースもあるし、漠然とあこがれるのだけでは

 

手に入れられると思っているものも手に入れられなくて、

失うものは確実に失っていくことってあると思うんだよね。

 

東京に憧れることは多分多くの人が経験あると思うの、一度は。

特に人生経験の浅い時期ならなおさら。就職、進学以外のタイミングでも。

でも、それもそれでいいのよ。

どうしても住んでみたいと思うなら、一度住んでみたらいいと思うの。

家族も友達もいない場所に飛び込むことになろうとも。

 

大都市にしかない、選択肢の数々は東京には確実にあるもんね。

 

仕事で一度東京を経験したいという人も多いし、仕事の選択肢の幅は、

経済圏、企業の数だけ広がるからね。

 

そういう意味で、どんな人に何を届けたいのか、しっかり考えたらいいと思うよ。

 

 

みたいなお話を教えてくれた。

 

人生の優先順位。

私たちは、平均的に90歳〜107歳までの寿命らしい。

しかも医療技術が発達し、健康に気を使っていて、医療にかけるお金があればそれなりに健康で長寿でいられる。

と、同時に明日死ぬかもしれないリスクもいつも背負ってる。

 

生きてる限り、予期しないアクシデントばかり。

ざっくりとこうなるだろうな、こんな感じでシニア世代を過ごしたいな、、、

的なことを決めたら後は目の前の偶然を好奇心をもって楽しむ。

というスタンスが大事。(※計画的偶発性理論 詳細は下記リンク

レポート5:強運ってスキルっす。計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)の注意点 - 玉石混合

だからこそ、

人生の優先順位や、何を手に入れて、何を失うことになるのかとか、

ちゃんと考えてたい。

 

そして今日、時々お仕事のやりとりをしていた方からもらったメッセージに、

「進学で東京にきて、なんでもあるようで何にもないと思ったことがある」

と言っていて、本当にその通りだと思った。

なんでもあるようで、何にもない。

何にもないようで、やっぱりなんでも揃ってる。

 

それは、何を求めてきているのか、綺麗な部分だけを見ているのではないか、とか

なんとなくのイメージで東京を思っていないか、的なこと大事な気がする。

 

なんでもある様で何にもない、と地元のことを言われたら嫌だ。

だとすると、いいところは本当にたくさん沢山あるけど、それを綺麗に加工された情報を私たちは手にする機会が多く、結果的になんでもある様でなんにもないと思ってしまう。

 

私が鹿児島から見ていた「東京」は今の所あんまり見つけられてない。笑

 

夕焼けの東京タワーから見る景色はさぞかし綺麗だろうと思って試してみたけど、

実際には全然夕日が落ちなくて、

友人が退屈になりだし、展望台から景色を眺めて

「あのラーメン屋美味しいですかね?」

「うーん、どうだろうねぇ、、」

「ラーメン食べたいですね、、、」

「ラーメン、、(先週食べたな、、、)それにしても暇だね、降りる?」

「はい、ご飯食べに行きましょう」

「うん」

 

とか想像してなかった。

 

なんでだろう、考えに考え抜いた1つの簡単な答えは、

「観光写真用に、上空から撮った写真ばっかりやん!!」みたいなこと、地味に多い。

 

 

東京にいようと、どこにいようと、

住むだけで手に入るものってない。

というか、

住むだけで手に入るものは、地元の方が多いように感じる。

 

手に入れたい何かは、動かなきゃ手に入らない。

だからこそ、テクノロジーの発達により、「遠さ」の弊害は減ったけど、「近さ」の価値があがることにつながるのかもしれない。

 

憧れで飛び込むこと。それもそれですごく素敵で大事なことだけど、

どうせ時間、お金、労力全てにおいて、大変な思いをして東京に出てくるなら、

掲げた目標を達成して欲しいと思う。

上京レポート5:「地元の方がご飯も美味しい最高に大好きだけど、今東京。」の不思議

こんばんは!柏木です!

最近、「東京」と名前がつくものを沢山調べておりまして、お陰様で

「これ!これこれ!」みたいなアドバイス

「いや、これ、どさくさにまぎれて!笑」みたいなものもたくさん集まってきました。

 

検索エンジンさんが「こいつめっちゃ東京の情報探してる。」と認識してくれてるようで色んな東京推しの広告出てきて嬉しいです!!いぇあ!

でも「矢沢永吉の東京」のオススメばかり集まってきてて、謎も深まります!いぇあ!

 

現状をお伝えしますと、

・東京に転職するって、結構大変!

→周りも困ってるっぽい

→それをサービスにしたら喜ぶ人が増えるんじゃなかろうか

→どうやらニーズがあるかもしれない

→でも、このサービスに困ってる人ってどこにいるどんな人?

→「ペルソナが乱暴。無理矢理感が残ってるよ」

→そもそも人はなんで転職したいんだっけ、

→そもそもなんで人は東京に住むんだっけ、

→その時、選択肢に他の都市はなかったんだっけ?

→そしてその選択をする時に住む場所、自分のこれまでのコミュニティを変えてまで東京に来る意味ってどこにあるんだっけ?

→皆、東京に何を求めてるんだろうか?

 

 

みたいなところでぶつかっております。はい。

→どうやらニーズがあるかもしれない。

の頃の全体図を見ると、「落書きかな」と思うくらい雑で、ざっくりで、サラーっとしている感じになっていました。

 

進学・就職などの機会ではなく「自ら選択したタイミング」で東京に出てくる人はだいたい4タイプいるように感じています。

もちろん特に何か期待があったわけじゃない人も多くいらっしゃいます。(数値現在集計中)

 

  • 家族、付き合ってる人など大切な人が東京にいるので出てくるタイプ
  • 地元ではできなかった何かを実現するために東京に出てくるタイプ
  • どこでもよかったんだけどたまたまタイプ
  • 何かを軌道修正したくて東京に出てくるタイプ

 

そして、東京に出てくる時にワクワクするキーワードは、

「スピード」「いろんな人に会える」「おしゃれ」「いけてる友達ができる」「お金が稼げてビッグになれると思っていた」が多いです。

 

気になりますよね、「思っていた」というポイント。

でも、なんかうまく言葉にできないけど、「思っていた」っていうのにすごい共感します!!笑 いつか年末とかに「そんなことを思ってたんだよ」「そうなんですね、ドンマイでしたね!笑」とか言いながら皆でぐびぐび忘年会したい。

 

旅行で東京にいるのと、住むのじゃこんなに違うのか

という衝撃めちゃでかいですよね。笑

 

地下鉄銀座線の「銀座駅」とか、

「ちょっと前まであんなにおしゃれだったのになんでこうなった」、と突っ込みたくなるくらい、ばりばりにガムテープ貼ってあったり、めちゃ階段狭かったりしますもんね。

でも、いろいろオリンピックに向けて改装中の所も多く、洗練されていくんだな、スピードが速い街だなぁとも思います。

 

でもだからと言って、

自分の地元が嫌いなわけではないのです。並々ならぬ愛情があって、

地元の方がご飯が美味しくて、空気がきれいで、家族やつながりの深い大事な人がたくさんいて、たぶんどこかで「死ぬ時は地元がいいなぁ・・」と思っていて、そして、「いつか地元のために何か持って帰りたいな」と思っている割合が約半数いることがわかりました。

 

住むなら、食生活なら、自分たちが小さな頃から慣れ親しんできた味や場所がいいとわかっていながら、東京に出てくる。

 

「住むなら地元がいい、でも仕事をするなら東京がいい」と思いつつ。

 

「東京に住むのは今やダサい。もっと住みやすい街に移住するのがいいに決まっている」という声もその通りだなと思います。

それもそれですごい素敵な意思決定だと思うし。

できたら鹿児島にたくさん人が住んで欲しいなと思うし。

もしその場合はぜひ教えて欲しいなと思うし。

最高の居酒屋さん、本当たくさん紹介するから。世界で一番(当人比)最高の天文館ツアーご紹介するからさ。

 

進学でもなく、就職でもなく、

タイミングも選択肢も自分で決めて東京に出て来る人は、

何を求めて東京を選び、そしてその先、どんな未来を創っていくのだろうか。

 

なぜ、これほど多くの人が都市に住みたがるのか?インターネットが登場した当時、この新しいテクノロジーにより物理的な距離が重要性を失い、私たちは自分の好きな場所で暮らせるようになると言われていた。しかし実際には、確かに「遠さ」の弊害は問題ではなくなったかもしれないが、「近さ」の価値はむしろ高まっている。いま世界規模で起きている都市への大移住は新興国における農業から工業へ、農村から都市への移動がすべてではない。先進国でも都市への人口流入が起きている。これは、質の高いアイデアと高度なスキルの持ち主のそばに身を置くことの重要性が高まっていることの表れだ。

※ライフシフトより引用 

 

私の元ボスは、

「東京かどうかなんて関係ないことこそ、大切なんだと思うな。」

 

 

と言っている。確かに本当は、東京でもどこでもよかったのかもしれない。

 

・日本語が使える場所で(英語が話せたら他でもいいはずだし)

・自分が寂しさを感じない居場所があるところで(またはあるように見えて)

・スピードが速いとか、情報が多くあるとか、先端の情報があるとか

という場所を、東京と思ってきたのかもしれない。

 

でも、だからと言って東京にいることが良くて、地元にいることが良くないと思っていることは全くない。本当にない。

地元には地元の良さがあって、

東京には東京の良さがある。

どの選択だとしてもそれは素晴らしいものだと思っている。

 

とある巨匠は、

「人が何かを始める時に、手取り足とり教えるのは良くないけどさ、きっかけになる手助けは必要じゃん?」

と言っていた。

 

場所や何かがきっかけで、選択の不自由があるのは嫌だなーと思うし、

不必要な苦労をしているなら、それは手助けが必要だと思う。

 

せっかく自分が選択した何かを、不必要な苦労でエネルギーを使うのってなんか違う気がする。

 

「かっしー、イノベーションはね、良質な問いから始まるんだよ」

と元リクルートの教授がおしえてくれた。

 

良質な問い。

きっと東京に来る人は、上昇志向とかそういう類の何かを感じているのではなく、もっと純粋な何かがあるように感じます。

 

良質な問い。

問いが見えれば答えが見える。

 

オチのない感じで、今日はおしまい。

 

※※

「・・・思うし、・・・・とも思うし」がやたら多い今日のレポートは

私の頭がぐるぐるループしている表れです!すみません! 

引き続き回答募集中です!

goo.gl

 

 

 

本日の参考文献:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

ここ最近の面白かった本8冊

ここ最近の「この本面白かった8冊」を一気にご紹介!

なんで8冊なのか?と聞かれたら、あんまり深い意味ないです!

では!どうぞ!!!

 

1:遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

スマホで色々と情報を仕入れ、パソコンではデータとにらめっこして、、、

さて、家で本を読もう。と思うとぜんっぜん、ページが進まない!という悩みが多い。

先にお伝えすると、それ、本の読み方が昔と変わってます。

本を読もうとすると、一語一句漏らすまい!とデータを眺めるようににらめっこして本を眺め、スマホを見るように縦10センチ、横5センチくらいの狭い

視界でしか本が読めなくなっているんです。

・・・これではページは進まなくて正解ですねぇ。

生活の中にスマホが入ってきて、昔から当たり前にやっていた「読む」という行動にも変化が起きています。一生懸命本を読むのではなく、流すように読み、きになるところを何度も読む。

 

いつもたくさんの情報が入ってくる今だからこその本の読み方。

知っておくだけで、本を読むのが苦手じゃなくなり、本を読む速度も上がるわ!と新しい発見があった本です。

 

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
 

 

 

2:人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)

AIにより将来仕事を奪われる、、、、と怯え、

一体人工知能って、AIってなんだろう?と疑問にもつことが多いですね。

その疑問は早めに解消しておいたほうがいい。

AIによって仕事は確かに変化が起こる。本来人がやるべきでなかった危険を伴う仕事はどんどん機械化され、簡単な仕事はロボットに取って替わる。

キャリアカウンセラーとして、この変化がどのように進んでいくのか?ってすごいきになるし、AIが叫ばれ出した2015年は本当に脅威だと思ってました。

でも今は、脅威はそこじゃないと思ってます。(専門家の人から見たら脅威かもしれないけど)

AI、AIって流行り、目に見える情報が変わっていくにもかかわらず、「変化できない」ことこそが本当の脅威であって、

そういう人たちは仕事が機械化されようがどうしようが、いづれ仕事がなくなる。という脅威のほうが大きい。

確かに今はどこも人手不足だけど、それでも仕事に就けないことがある脅威。

売り手市場は、市場価値のある人に意味がある言葉だという脅威。

 という脅威にもつながります。

 

AIってなんだろう。どう変わるのだろう。その基礎を教えてくれます。

どうせ怯えるのなら、ちゃんと怯えて、備えられること、ちゃんと備えたい。

人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)
 

 

 

3:  小さな習慣

「毎年自分の掲げる綺麗な目標(例えばジム行く)を達成することが一度も出来ないまま年末を過ごしてきた著者スティーヴンが、

「どうせ達成できない目標より、バカバカしくてもいいから続けらる目標を・・・

例えば腕立て伏せ1回とか😭」

という、

「いやそれくらいは誰でも達成できるでしょ」という目標を続けることによって、自分の良い習慣がたくさん広がっていくよ、というお話。 

多くの人(特に私)は新しいことを始める時にモチベーション(意志の力)に頼りがちだけど、そもそも意志の力が必要なものは脳みそが反対するので長続きしない。

なぜなら、脳みそは「新しいことはやりたくない、しんどい」タイプで、「習慣になってることをやめたくない、しんどい」という変化が苦手な可愛いやつらしい。

 

だからこそ、最初は意志の力が必要ないほど小さな習慣にして脳みそを「それくらいなら、やってみよっか?」と巻き込んで仲間にして、「意外と続けられるじゃん、自分」という土台を少しずつ強くしてくれる仕組みが、習慣を作る上にとても大事らしい。

 

人が意思決定をして何かを動かすにあたっては物理の法則が当てはまる。

・何かを動かすには、外からの力が必要なこと

・そしてそれを動かすと、それと同じだけの力が生まれること。

 

つまり、私たちが何かを動かすにあたって、

もっともエネルギーを使うのは最初の1歩であり、この1歩の壁を大きくしてしまうと、

その壁の大きさだけエネルギーが必要になる。

 

そもそも私たちの脳みそは新しいことはしたくないのにもかかわらず、自分の「やればできるっしょ」を過大評価しすぎたせいで

エネルギーは必要以上にいるし、壁は高いしという二重苦になってしまう。

 

最初は小さくていい。

とにかく動かすが大事なんだから。

動かしていきながら自分の脳みそをうまく騙して大きくしていけばいい。 

 

これまでできなかったこと、長続きしなかったことだらけだけど、それには理由があるんだよと救ってくれた気がしてすごく嬉しい!笑

 

そしてこうすればできるかもよ、と教えてくれてとても嬉しい!笑

 

とても読みやすくて、とても理解しやすくて、

これなら何か続けられそうだなと思うとても素敵な本でした。 

小さな習慣

小さな習慣

 

 

4:物語のある広告コピー

英語の先生がおしえてくれたこと。

Loveとlikeの違い。

 

数学の先生が教えてくれたこと。

解がない人生の問題。

 

国語の先生が教えてくれたこと。

絵文字による感情の伝え方。

 

理科の先生が教えてくれたこと。

どこよりもきれいに星が見える場所。

 

社会の先生が教えてくれたこと。

戦争が終わって平和が生まれたこと。

 

いまも覚えている先生の一言は、

どれも教科書には載っていなかったことでした。

 

美術の先生が教えてくてたこと。私の才能。

リクルート進学ブック ポスターより引用)

 

物語性のある広告を集めたこの本は、

・家族の物語

・女性、恋の物語

・男性の物語

・人生の物語

・企業の物語

にまつわる、グッとくる広告コピーの数々が載っています。ビジネス書ばかりを読んでいると脳みそがロジカルになりすぎて可愛げがなくなるから、時々こういう美しい言葉の本を読むと、心が温かくなります。

誰もが使える言葉を使って、言葉で人の心を動かせるなんて。

コピーライター、制作さんは、最も尊敬する仕事の一つです。

誰でも使えるものを使って、誰にもできない作品を作り出すのだから。すごい。

 

 

物語のある広告コピー

物語のある広告コピー

 

 

 

5:熱狂宣言

 

時々ふと気心知れた人との時間がすごく貴重に感じることがあります。

 

世の中の、それも上場企業の経営層になると、右手で握手して左手でパンチをするような人付き合いが必要になるのではないか?とか思います。

 

「九州熱中屋」などで有名なダイヤモンドダイニングの社長、松村厚久さんのこれまでが描かれているこの「熱狂宣言」は、私たちの知らない世界を教えてくれる。

こんなにも温かくて、人に対して熱い世界があるんだと、教えてくれる。

 

創業者のエピソードが語られる本って、創業を思い立つ頃から始まり現状のところまでを振り返りながら山あり谷ありの道のりの感動と苦労話を綴ってくれている。

「へー、こんな時にこんな判断をするんだ、凄いな・・・。」と思わせてくれる。

 

この本はまるで違った!

山あり谷ありの道のりには、本当は苦労が隠れているはずなのに、その話をする本人はきっとにこやかな表情で語ったんだろう、凄いな・・・。と思わせてくれるくらい、山あり谷ありの道のりにの感動と苦労話はあまり出てこない。

 

それはもしかしたら、社長自身が「若年性パーキンソン病」という病と闘いながら

経営を続けている想像を絶する大変な苦労をひた隠しにしてきたからかもしれない。

 

熱狂宣言は、社長が出版する自分のこれまでのストーリー=自叙伝ではなく、松村厚久さんという人の全てを伝える本でした。 

飲食業界でどんどん業績拡大し、人気を増していくダイヤモンドダイニングの社長の半生、病と闘う姿、そしてその姿を、「本当のことを伝えられなくても必死に支えていく」仲間の力。

 

右手で握手して、左手でパンチをすることも多い経営者の辛さも、病と闘う苦労も、

上場した以上は数字を作っていかなきゃいけない現実も、

いろんなものを背負いながら

それでも、相手を、人を喜ばせるために動き回る力。

 

ギブアンドテイクの人付き合いだけで終わらせないから、きっと彼の周りには力になってくれる人がたくさんいて、いろんなものをひっくるめて、抱きしめてくれそうな暖かさ。器の広さ。

 

そんな姿を、私はこの本を通じて知ることができました。

 

人付き合いは時として 綺麗事じゃ片付けられないこともたくさんあってしまう。

それでも、大事にすると決めた仲間との綺麗事が、「綺麗事じゃ片付けられないこと」よりも多く、濃くあって欲しいなと思うし、きっとそうなるんだろうなと信じることができる。

 

当たり前に明日が来て、当たり前に今日が終わる。それでも、今日が終わる時に明日が来ることに怯えたりはしない。でも本当は、明日も続くとは限らない。

 

松村さんは、そんな1日1日の重みを知っていて、

猛烈なスピードで動いている人なんだと思った。

 

そして、こんなにも美しい言葉で相手の半生を文字に落とし伝えていく著者、小松さんが見えている世界とはなんて美しいんだろうとも思う。小松さんと松村さんの関係性は、とても美しくて、羨ましい。

 

私も

自分にできることを、自分にできるなりにやっていきたい。できるだけ早く、できるだけ濃く、できるだけ楽しんで。

 

急ごう。

急いで、大切なことをはしょったら意味ないけど、ちゃんと積み上げた上で急ぐんなら、それはそれでいいことだと思うんです。

松ちゃんは、今、急いでいる。その姿に僕も背中を押されています。

熱狂宣言

熱狂宣言

 

 

6:たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

 

たくさんの本を読んでいても、何度も読みたい本と、

1度読んだらお腹いっぱいの本の2種類に分かれる。

 

時々、「あの本が読みたくなった」と思い読み返すと、前回とはまるで違うところに刺さる一言があり、その一言の重みを噛み締める瞬間があります。

 

なんどもこの本を読んで良かったなーと思うし、少しだけ昔の自分より前進している気がして嬉しくなる。

たった一人の熱狂、は2015年に出版されました。

その時から比べても、

自然と私たちの取り巻く環境は急速に変わっていて、行きすぎた働き方はあまり良しと認められなくなり、働くことや社会での関わり方に一層の自由と、その自由と同じだけの責任がそれぞれに増えた気がしています。

 

>>自分が快適だと思う方向に動きべきであり、無理をする必要はないんだよ。<<

というアドバイスが非常に増えた気がしている。

 

キャリアカウンセラーとして、この考え方にすごい良い!良いよー!と賛成したいんですよね。

自分の精神をすり減らし、ボロボロになってまで必死に働く必要はないし、

ボロボロになってまで走らせる組織や、アドバイスする先輩の相場観が「今にマッチしてるのか」が謎だったりする、単なる経験談なことも多く、現在とのギャップに苦しんでいる人もいるから。

 

自分が快適だと思う方向に動けばよくて、無理をする必要はない。

 

でも。

一つだけ選択を誤らないで欲しいなと思う。

その快適さは、永い視点で見た時の快適さなのだろうか?

短期的な快適さに逃げてはいないだろうか?

 

 

長期的に考えた時の快適さをとったとしても、そこから先にはいばらの道が待っています。

自分が違う道に進んでいった最初の1歩はとても楽しい。

違う自分になれる気がして、違う世界が待っている気がして、とても楽しい。

でも、2歩目から様々なことが嵐のように起こる。

悔しいことや、悲しいこと、腹立たしいこと、理解してもらえないこと、嬉しいこと、その嬉しさを理解してくれる人がいない寂しさ、いろんな感情がついてくる。

 

そんなことに嫌気がさしても、もう引き返すことはできない。

そんな「大きな選択をしてしまった」ことに後から気づいてしまう。

 

「もう、戻ることはできない・・・」

その現実に悲しんで、心から後悔したとしても、その時選べる選択肢はたった一つ。

この選択を良かったと思えるように、

良い結果を残せるよう逆境に立ち向かい、できることをやっていくしかない。

 

努力するしかない。努力するしかないんです。

その努力がいつ花開くかはわからないけど、

泥水をすすってでも努力していくしかない。

 

時々、その努力を一目で感じてくれる人がいます。

そういう人に一人でも出会えるように。

自分の身近な人が喜んでくれるように。

振り返って「これでよかったんだな」、と思えるように。

 

幻冬舎の見城社長がぶちこんでくるこの本は、そんなことを教えてくれます。

また半年くらいしたら、振り返って読んでみたい。その時また違う一言が刺さるように、少しでも前進していたいです。

 

圧倒的努力に基づく結果が10貯まった時、君は周りの世界を動かし始めるだろう。圧倒的努力に基づく結果が100貯まった時、業界における君の評価が確固たるものへと定る。圧倒的努力に基づく結果が1000貯まった時、君はリビング・レジェンドー伝説の人ーになるのだ。

 

 

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

 

 

 

7:アクセル デジタル時代の営業 最強の教科書

「いままでの営業スタッフは、これから過去の人になっていく」

 

お客様の求めていること・言わんとしていることを察しながら、お客様との菅家性を高め商売へつなげる営業は、これまで文系のほうが向いていると言われていた。その雰囲気に今、変化が起こってきている。

今時の営業は、技術に通じ、システムに明るくて、分析に強くなければいけない。

数字をもって判断して、改善していく。そこに価値があるように言われているんだけど、、、その数字って、どうやって測っていったらいいの?みたいな

「売れるために今すぐ知りたいお話」はあまり語られないことが多く、「頑張れば花開く」みたいな精神論が多かったりして、渋い顔で読み終わることもある。

この本では、1営業として改善できるポイントを、、、というわけではないけど

どのように設計すれば、ある程度の見込みが予測可能になるかといったポイントが書いてあって、そのポイントは大きく4つに分かれる。

 

営業採用方式
営業育成方式
営業マネジメント方式
見込み案件創出方式

 

について書いてある。その方法は「営業が過去の人になっていく」ことではなく、

改めて、「優秀な営業」を定義して、その優秀な営業に近いメンバーをどうやったら採用できるか、育成できるか、お問い合わせが増えるか・・・・

そんなことを教えてくれる。

 

ホームページはサボらない最強の営業スタッフなんです。

分析数字に強い営業になりたい。

 

 

アクセル  デジタル時代の営業 最強の教科書

アクセル デジタル時代の営業 最強の教科書

 

 

8:お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)

人が採用できない時代になると、いたるところで会話がされる。「新卒採用のあり方」「大手就活ナビが悪い」などいろんな話があがり、「海外の採用の仕方が良い」「中途にもっと力を、リファラル採用に力を、定着アップを、アルバイト・パート採用の柔軟さを」、、、、、多くの方法論が語られる。その方法論の多くは、ぱっと見「納得のいく」内容が多く見える。

でも実は、「新卒採用ってどうなんでしょう」という議論が約100年前からされていることを知らないこともしばしば。

 

私たちは、「働く事」「教育」については持論を持っている。なぜなら、自分たち自身が「学校で教育を受けた経験」と「働いた経験」があるから、自分の経験をもとに[セミプロ]になれるからだ。(あとがき引用、中略)

新卒採用が悪いわけじゃない。中途採用が悪いわけでも、日本式採用が悪いわけでも、非正規雇用が悪いわけでもなんでもない。というか、一社一社に「人を採用したい」理由や問題背景は違うにもかかわらず、その問題を棚上げして業界や流行に原因があるように言ってしまうだけでは、何の問題解決にもならない。

 

背景にあることをしっかり理解した上で、関わる自分たちに何ができるかを考える事が大事になる。外国の採用はどうなっているのか、昔の採用はどうだったのか、そして未来どうしていくべきなのか。

「仕事」が仕事のHR領域の人はぜひ読んで欲しいです。

そして、この本を読み終えた時の感想はそれぞれ違ってくるんだろうと思います。

それでいいと思う。

問い続けたいですね。約100年経っても答えの見えないこの問いを。

  

9:落語 師匠噺 (講談社+α文庫)

落語会には、「師匠」と「弟子」があり、その師弟関係というのはとても不思議だ。ひとたび師匠んと弟子という関係になると、師匠は無償で弟子を育てる。

落語家になるための基本を教え、前座のうちは食べさせ、プロとしてやっていけるよう、それとなく心を配る。(中略)落語の師弟は何世代にもわたって、いわば芸の’ペイフォワード’を続けてきた。さながら’美しい日本‘を体現しているかのような、今時の日本ではちょっと珍しい、美しい人間関係なのだ。

 

東西人気落語家が、どのように落語に興味を持ち弟子入りをしたのか。が書いてあるが、読んでて心がホワホワしてくる本。

家には住ませても、芸は教えない。教えてもらえないのに結局似てくる。

そこには師弟関係ならではの、師匠から弟子へのあったかい愛情がある。

 

レジリエンス、と言う言葉をよく聞くようになって3年くらい立ち始めました。

レジリエンスは「しなやかに折れない心の強さ」、と受け取られることが多いですが、

しなやかに折れない心の強さは、1人では絶対に作れない。

 

自分がしんどくて「もう無理だ」と思う時も、自分の可能性を信じてくれて、

自分が「最近うまくいってる」とおごる時に、原点を見失わないように指摘してくれる圧倒的な愛情のある応援者が必ず必要になります。

 

芸も仕事も教えてくれない師匠の背中を見て育ち、絶妙な距離感でいつも弟子の成長を応援する師弟関係。

こういう存在があるからこそ、「芸を磨く」という終わりのない芸の旅に出かけられるんだと思いました。

師匠がいるのは、幸せ。弟子がいるのは、もっと幸せ。

師匠噺

師匠噺

 

 

 以上、ここ最近のおすすめ本8作!

上京レポート4:Tokyo Dream:LiLy

「○宿」を見て、

「指宿(いぶすき)」じゃなくて「新宿(しんじゅく)」

の方が先に思いつくようになったので、そろそろ「東京慣れた?」という質問にも、「うん、慣れたよ」と言えそうです!

 

東京で活躍することを夢見て、死ぬ気で働いて死ぬ気で勉強をして死ぬ気で恋をして死ぬ気で女性を楽しんでいる女性作家のLiLyさんが、

高校時代から20代後半になるまでの自分のこれまでの日記を書き下ろした本。

 

恋に落ちてみたり、上智大学の勉強に必死になったり、Fuck!Fuck!とムカついてみたりしながら、「作家になりたい」という夢のために奮闘する日々が綴ってあります。

 

場所の感覚で考えれば、関東の人から見る「東京」は、別に電車でも簡単に来れるから、東京に思い入れのない人が多いのでは、と思っていました。

 

鹿児島出身の私からすると、今や新幹線が開通したので熊本は行きやすくなったものの、宮崎や熊本など、隣の都市(県)に行こうとするには、車や電車で2時間くらいかかかり、山をいくつか越えないとたどり着けなかったし、

その土地勘がわからない地域の人から「鹿児島から隣って言っても電車で行けるんじゃないの?」という質問には、「なめんな」とも思ったりしてました。

 

(ちなみに、「いや、山とはいえ陸続きじゃないですか。こっちは海超えてきてるんすよ。」と沖縄の後輩が入っていて、あそっか、ごめん。とも思った)

 

いろんなチャンスをもぎ取って、本を出してみても出版社が潰れるなど、いろんな波乱万丈を過ごしてきたLiLyさんの本は、東京出てくる前に読んでみたかったなと思います。

 

そんな関東出身のLiLyさんが言っていた、東京という場所についての説明がしっくりきました。

 

ここに集まってきた人々がそれぞれの胸に抱く、東京に対する憧れと、東京で何かやってやろうという夢や野望・・・。それらがあつまって一つの大きなエネルギーとなり’TOKYO’という虚像の都市を作り上げているような気さえする。大勢の人が集まることで湧き上がるこのエネルギーは時にとても暴力的で、人を猛烈に焦らせる。だけど私はそれでも、東京が大好きだ。(中略)

近くに住んでいるというだけでは他人に興味を持たれないのだ。その代わり、自分のコミュニティの中にいる仲間たちとの絆は、強く求める。東京は、干渉されることを嫌う、「寂しがり屋の一人好き」には、とても自由で居心地が良いのだ。

 

 

東京と名前がつくものから色々情報収集の頻度を増やしていると、なんだか東京ってなんだろうとも思い始める。

・東京の名前の由来ってなーんだ!→はい、東の京ですね。

・じゃあ江戸の名前の由来ってなーんだ!→はい、入江の戸(川と海が入り混じる海運の街が由来)ですよね。

・じゃあ、新橋の名前の由来ってなーんだ!?汐留川にかかっていた橋の名前ですよ。

・ニュー新橋ビル!→2020年オリンピック前後で本格的な再開発になりますよ!今のうちに雑多なあの感じで飲んどこ!

みたいな小ネタもついでに蓄積されていきます。

 

 

土地としての魅力の東京を、東京在住の人は良しとして思い、

都市としての魅力の東京に、上京希望の人は良しとして思う。のかな?

ここには大きな見え方の違いがあり、エネルギーいっぱいの都市としての東京に、人は期待をして東京に来るのかもしれない。

野心や野望、欲、夢、絆、、、つながり。

 

LiLyさんのように、必死で生活するだけが全てではないけど、

野心や野望、欲を持ったら、焦り、プレッシャーがやってくる。それってある種仕方ない。

この方の活躍を現在進行形で見ることができたら、面白かったなと思います。

 

余談ですが、最近の情報発信のトレンドは、「進行形でさらす」、だそうです。

このレポートの行方も、東京への転職支援サービスも、どんな行方になっていくかわからないけど、進行中をさらすことによる自分自身への緊張感は増しています。ので、ありがとうございます。

良い意味でのプレッシャーって、大事っすね。

 

昨日、居酒屋の店員さんとお話をしていたら「名古屋出身なんですけど、オリンピックあるし、東京来ようと思ってきました。オリンピックなかったら大阪行ってましたね。」と言っていた。

 

都市としてのエネルギーが増していく東京。

東京オリンピックまで、あと3年切ってます。焦る!

 

 

Tokyo Dream

Tokyo Dream

 

 

上京レポート3:「会って話を聞いたほうがいいよ。」鹿児島の先輩からのアドバイス

地方から東京に転職してくれるカスタマーのことを知りたいなら、まさにそういう人に何人か会って話を聞いたほうが一番いいよ。

 

 

 

子育てでてんてこまいのはずの元企画の先輩がメッセージをくれました。

 

そして私の手元に、どんどん理想論になっていて、答えのない迷路になっている

マインドマップがありました。笑

 

 

自分の直感と体験をもとに、

「きっと困っている人多いんじゃないか」と思い、

「ええやん」と賛同してくれる仲間が見つかり、

どうやら周りにも困ってる人いるっぽい、という浅い仮説を拾っていく。

 

「でもこれって本当に必要としている人がいるのだろうか?」

「結局それは誰からも使われないものを作ってくのではないだろうか?」

「そもそも世の中にサービスとしてあるじゃないか。」

考えていけば考えていくほど、そんな理由と少しの現実味が増して、どんどん怖くなります。

 

「レイヤーが違うよね、もっとなんか違う形の可能性があるはず。」というアドバイスをもとに、

もう一度たち返ることにしました。

人はなぜ転職するのか、人はなぜ東京にくるのか。

 

すごい勢いで街を変えていったホットペッパーミラクルストーリーを読み直してみました。

 

実現したい世界を掲げるとは、すなわち「どのようにやるか?」の前に「なぜやるのか?」を明らかにすることになる。方法ではなく目的だ。

 

「誰が」「何のために」が抜けて、「どのように」ばかりが先行する事業は必ず破綻する。

 

見えないものを見ることはいつだって怖いことだけど、だからこそ「どのように」ばかりを見ていると必ず失敗する。

私のマインドマップ(1)は恥ずかしいほど小さく地味に失敗したけど、想いが置いてきぼりにされる作りにならなくてよかった!!!!

 

「誰が」「なんのために」はじめるか。

を考えるのなら、まず

「その体験をした人に、仮説を持って会って聞く」が最も大事なんですよね。。。。

 

 

「誰が」「なんのために」の目的や世界観が、理想論で固まってしまった、架空の「すごいカスタマー」で止まってしまわないように。

 

「見えないものを見るチカラ」。

それって、ひどく怖くて、足がすくむ。きっとこれからもさらにさらに間違いなく足がすくみ続け、怖いんだろうなと思います。

 

そんな時、それでも一歩前に進むチカラをくれるのは、「笑顔にしたい誰か」があって

それを進める仲間がいて、

「私たちが笑顔にしたい意味」があるからなのかもしれない。

 

その原点が「誰が」「何のために」に繋がるなら、安易に前に進めるのでなく、

ちゃんと誰が話しても熱がこもり、その熱が誰かを動かすものへやっていきたい。足を止めずに。

 

 

 

もう何度も読んできた「ホットペッパーミラクル」。

こんなに、知識で読むのと、実行するために読むは違うのかと突きつけられるほど、改めて今読むとホットペッパーの丁寧な仕掛けはすごい。。。

 

Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方