玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

上京レポート5:「地元の方がご飯も美味しい最高に大好きだけど、今東京。」の不思議

こんばんは!柏木です!

最近、「東京」と名前がつくものを沢山調べておりまして、お陰様で

「これ!これこれ!」みたいなアドバイス

「いや、これ、どさくさにまぎれて!笑」みたいなものもたくさん集まってきました。

 

検索エンジンさんが「こいつめっちゃ東京の情報探してる。」と認識してくれてるようで色んな東京推しの広告出てきて嬉しいです!!いぇあ!

でも「矢沢永吉の東京」のオススメばかり集まってきてて、謎も深まります!いぇあ!

 

現状をお伝えしますと、

・東京に転職するって、結構大変!

→周りも困ってるっぽい

→それをサービスにしたら喜ぶ人が増えるんじゃなかろうか

→どうやらニーズがあるかもしれない

→でも、このサービスに困ってる人ってどこにいるどんな人?

→「ペルソナが乱暴。無理矢理感が残ってるよ」

→そもそも人はなんで転職したいんだっけ、

→そもそもなんで人は東京に住むんだっけ、

→その時、選択肢に他の都市はなかったんだっけ?

→そしてその選択をする時に住む場所、自分のこれまでのコミュニティを変えてまで東京に来る意味ってどこにあるんだっけ?

→皆、東京に何を求めてるんだろうか?

 

 

みたいなところでぶつかっております。はい。

→どうやらニーズがあるかもしれない。

の頃の全体図を見ると、「落書きかな」と思うくらい雑で、ざっくりで、サラーっとしている感じになっていました。

 

進学・就職などの機会ではなく「自ら選択したタイミング」で東京に出てくる人はだいたい4タイプいるように感じています。

もちろん特に何か期待があったわけじゃない人も多くいらっしゃいます。(数値現在集計中)

 

  • 家族、付き合ってる人など大切な人が東京にいるので出てくるタイプ
  • 地元ではできなかった何かを実現するために東京に出てくるタイプ
  • どこでもよかったんだけどたまたまタイプ
  • 何かを軌道修正したくて東京に出てくるタイプ

 

そして、東京に出てくる時にワクワクするキーワードは、

「スピード」「いろんな人に会える」「おしゃれ」「いけてる友達ができる」「お金が稼げてビッグになれると思っていた」が多いです。

 

気になりますよね、「思っていた」というポイント。

でも、なんかうまく言葉にできないけど、「思っていた」っていうのにすごい共感します!!笑 いつか年末とかに「そんなことを思ってたんだよ」「そうなんですね、ドンマイでしたね!笑」とか言いながら皆でぐびぐび忘年会したい。

 

旅行で東京にいるのと、住むのじゃこんなに違うのか

という衝撃めちゃでかいですよね。笑

 

地下鉄銀座線の「銀座駅」とか、

「ちょっと前まであんなにおしゃれだったのになんでこうなった」、と突っ込みたくなるくらい、ばりばりにガムテープ貼ってあったり、めちゃ階段狭かったりしますもんね。

でも、いろいろオリンピックに向けて改装中の所も多く、洗練されていくんだな、スピードが速い街だなぁとも思います。

 

でもだからと言って、

自分の地元が嫌いなわけではないのです。並々ならぬ愛情があって、

地元の方がご飯が美味しくて、空気がきれいで、家族やつながりの深い大事な人がたくさんいて、たぶんどこかで「死ぬ時は地元がいいなぁ・・」と思っていて、そして、「いつか地元のために何か持って帰りたいな」と思っている割合が約半数いることがわかりました。

 

住むなら、食生活なら、自分たちが小さな頃から慣れ親しんできた味や場所がいいとわかっていながら、東京に出てくる。

 

「住むなら地元がいい、でも仕事をするなら東京がいい」と思いつつ。

 

「東京に住むのは今やダサい。もっと住みやすい街に移住するのがいいに決まっている」という声もその通りだなと思います。

それもそれですごい素敵な意思決定だと思うし。

できたら鹿児島にたくさん人が住んで欲しいなと思うし。

もしその場合はぜひ教えて欲しいなと思うし。

最高の居酒屋さん、本当たくさん紹介するから。世界で一番(当人比)最高の天文館ツアーご紹介するからさ。

 

進学でもなく、就職でもなく、

タイミングも選択肢も自分で決めて東京に出て来る人は、

何を求めて東京を選び、そしてその先、どんな未来を創っていくのだろうか。

 

なぜ、これほど多くの人が都市に住みたがるのか?インターネットが登場した当時、この新しいテクノロジーにより物理的な距離が重要性を失い、私たちは自分の好きな場所で暮らせるようになると言われていた。しかし実際には、確かに「遠さ」の弊害は問題ではなくなったかもしれないが、「近さ」の価値はむしろ高まっている。いま世界規模で起きている都市への大移住は新興国における農業から工業へ、農村から都市への移動がすべてではない。先進国でも都市への人口流入が起きている。これは、質の高いアイデアと高度なスキルの持ち主のそばに身を置くことの重要性が高まっていることの表れだ。

※ライフシフトより引用 

 

私の元ボスは、

「東京かどうかなんて関係ないことこそ、大切なんだと思うな。」

 

 

と言っている。確かに本当は、東京でもどこでもよかったのかもしれない。

 

・日本語が使える場所で(英語が話せたら他でもいいはずだし)

・自分が寂しさを感じない居場所があるところで(またはあるように見えて)

・スピードが速いとか、情報が多くあるとか、先端の情報があるとか

という場所を、東京と思ってきたのかもしれない。

 

でも、だからと言って東京にいることが良くて、地元にいることが良くないと思っていることは全くない。本当にない。

地元には地元の良さがあって、

東京には東京の良さがある。

どの選択だとしてもそれは素晴らしいものだと思っている。

 

とある巨匠は、

「人が何かを始める時に、手取り足とり教えるのは良くないけどさ、きっかけになる手助けは必要じゃん?」

と言っていた。

 

場所や何かがきっかけで、選択の不自由があるのは嫌だなーと思うし、

不必要な苦労をしているなら、それは手助けが必要だと思う。

 

せっかく自分が選択した何かを、不必要な苦労でエネルギーを使うのってなんか違う気がする。

 

「かっしー、イノベーションはね、良質な問いから始まるんだよ」

と元リクルートの教授がおしえてくれた。

 

良質な問い。

きっと東京に来る人は、上昇志向とかそういう類の何かを感じているのではなく、もっと純粋な何かがあるように感じます。

 

良質な問い。

問いが見えれば答えが見える。

 

オチのない感じで、今日はおしまい。

 

※※

「・・・思うし、・・・・とも思うし」がやたら多い今日のレポートは

私の頭がぐるぐるループしている表れです!すみません! 

引き続き回答募集中です!

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本日の参考文献:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)