あとがき:
24歳で資格を取って、そこそこ若手でキャリアカウンセラーとなりました。
キャリアカウンセラーという仕事が、そもそもおなじみではありませんが、
人の悩みや壁を、理論で整理する事によってその人が腹落ちする、とか
話をちゃんと聞く事で、本人自身で課題が見えてくる支援をしています。
本物のすごいキャリアカウンセラーというのは、やはり凄くてですね、
話を聞いてるうちに、サラサラと相手が泣いたり、元気になったりしながら整理されていくんですね。
雰囲気や目つきが違います。それでいて圧倒的な安心感があります。
「この人、すごいなぁ」と思います。
いつか私もそんな安心感と雰囲気が身についたらいいなと思います。
そういう理論や相手との関係性の作り方ともう一つ大事な、
「働き方はどうかわっていくのか」の情報のインプットもとても大事だと思っています。
その1つとして、IT業界の皆さんとお話する機会が増えてきたのですが、
皆さん本当にすごいです。
自分の好きな技術やサービスを、職人のように突き詰めるべく圧倒的な努力をされている人だらけでした。私はエンジニアじゃないですが、エンジニアの職業の皆さんのことをとても尊敬しています。
様々な業界に静かにしっかり浸透していく、「テクノロジー」のことを知ることが、これからの労働市場につながるんだろうなと思います。
テクノロジーの世界は変化が速く、昨日よかったものが今日悪くなり、明日新しいものが生まれるのが当たり前の世界で
キャリアカウンセラーの世界は、奥が深く複雑で、誰かに最適だった選択が、別の誰かでは最低な選択になることもあります。
異なる2つを人より速く吸収するべく、
若手は若手らしく、そんな情報のキャッチアップをしながら
先輩の皆様から、情報や時代に左右されない「原理原則」みたいなものを教えていただきつつ、失敗したり苦労したり困ったり反省したり落ち込んだり泣いたり、すったもんだしながら、それでも笑って日々前進していきたいと思います。
9月はそんな事を思う機会が多くありました。あっという間に10月です。
この経験が生きる10月になりますように。