玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

上京レポート3:「会って話を聞いたほうがいいよ。」鹿児島の先輩からのアドバイス

地方から東京に転職してくれるカスタマーのことを知りたいなら、まさにそういう人に何人か会って話を聞いたほうが一番いいよ。

 

 

 

子育てでてんてこまいのはずの元企画の先輩がメッセージをくれました。

 

そして私の手元に、どんどん理想論になっていて、答えのない迷路になっている

マインドマップがありました。笑

 

 

自分の直感と体験をもとに、

「きっと困っている人多いんじゃないか」と思い、

「ええやん」と賛同してくれる仲間が見つかり、

どうやら周りにも困ってる人いるっぽい、という浅い仮説を拾っていく。

 

「でもこれって本当に必要としている人がいるのだろうか?」

「結局それは誰からも使われないものを作ってくのではないだろうか?」

「そもそも世の中にサービスとしてあるじゃないか。」

考えていけば考えていくほど、そんな理由と少しの現実味が増して、どんどん怖くなります。

 

「レイヤーが違うよね、もっとなんか違う形の可能性があるはず。」というアドバイスをもとに、

もう一度たち返ることにしました。

人はなぜ転職するのか、人はなぜ東京にくるのか。

 

すごい勢いで街を変えていったホットペッパーミラクルストーリーを読み直してみました。

 

実現したい世界を掲げるとは、すなわち「どのようにやるか?」の前に「なぜやるのか?」を明らかにすることになる。方法ではなく目的だ。

 

「誰が」「何のために」が抜けて、「どのように」ばかりが先行する事業は必ず破綻する。

 

見えないものを見ることはいつだって怖いことだけど、だからこそ「どのように」ばかりを見ていると必ず失敗する。

私のマインドマップ(1)は恥ずかしいほど小さく地味に失敗したけど、想いが置いてきぼりにされる作りにならなくてよかった!!!!

 

「誰が」「なんのために」はじめるか。

を考えるのなら、まず

「その体験をした人に、仮説を持って会って聞く」が最も大事なんですよね。。。。

 

 

「誰が」「なんのために」の目的や世界観が、理想論で固まってしまった、架空の「すごいカスタマー」で止まってしまわないように。

 

「見えないものを見るチカラ」。

それって、ひどく怖くて、足がすくむ。きっとこれからもさらにさらに間違いなく足がすくみ続け、怖いんだろうなと思います。

 

そんな時、それでも一歩前に進むチカラをくれるのは、「笑顔にしたい誰か」があって

それを進める仲間がいて、

「私たちが笑顔にしたい意味」があるからなのかもしれない。

 

その原点が「誰が」「何のために」に繋がるなら、安易に前に進めるのでなく、

ちゃんと誰が話しても熱がこもり、その熱が誰かを動かすものへやっていきたい。足を止めずに。

 

 

 

もう何度も読んできた「ホットペッパーミラクル」。

こんなに、知識で読むのと、実行するために読むは違うのかと突きつけられるほど、改めて今読むとホットペッパーの丁寧な仕掛けはすごい。。。

 

Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方