上京レポート2:迷子になりました。
東京への転職サービスって何だろうか、と考えてあれこれやっているのですが、
本日、考えすぎて考えが迷子になりました。
正確に言うと、昨日より迷子になり始めました。
地元へのUターン、生活しやすい街へのIターン、、、、
都心部から地方都市への転職や移住は、今やどこも手厚い助成金やフォローがあります。行政が、その土地の方々が歓迎しています。
私も、地元の鹿児島へ戻りたい・移住したいという人がいたら、
全力で応援しますし、歓迎します。
では、逆はどうか?
東京に来たがる人へのサポートって、そう多くはない気がします。(会社の数が多い分、提供している企業は置いですが)
でもそこに求める人がいて、場所問わずに、採用したい企業があって、
そこに何かの「不」があるなら
何かサービスがあってもいいんじゃないかと思っています。
その不。不安、不満、、、などなどって一体人はどこに感じているんだろうか?
そんなことを先輩と壁打ちし始めたあたりから迷子になりました。
カスタマー・ジャーニー・マップ(※)
というのがあって、人がサービスを必要としてから実際に利用するまでにどんな心境の変化があって、行動の変化があるのか?
みたいなのを地図にして書いていくツールがあります。
このツールを使って考えると、「今困っている(東京に転職したいと思っていてるけど困っていること)部分は何で、どんなことが改善されたら良いのか。」
が分かるようになる=サービスとして求められているものが何か見えてくる。
という良さがあります。
( ※著者 石川明さんの新規事業ワークブックより引用)
このツールを、本を読んで感化されたので作ってみたので
先輩に相談したところ、
「このカスタマージャーニーマップはサービスありきで考えて、カスタマーのこと考えてなくない?」というマイルドなパンチが飛んできました。
「人はもっといろんなことで悩んでいて、もっとたくさん分岐がある。山あり谷ありで、綺麗なことばかりではないじゃん。このカスタマージャーニーマップは綺麗に収まりすぎてるよね。サービスありきで考えてるよね。
カスタマーが求めるものは何なの?何を提供するの?それを細かく分けて考えなきゃ。」
という、ぐうの音もでないアドバイスあたりから、迷子になり始めました。
どうしようわかんない。自分が東京に出てきた当事者なのにわかんない。
ただ転職するだけでも人は大きな決断なのに、
どうしてそこに「東京に来る」ということまで決断するのか?
何に困り、何に迷い、なにが譲れなくて東京に来るのか?
もう一回、カスタマーの気持ちになるところからやりなおそう。。。。
っで、今日です。
カスタマーの気持ちになるべく、いろんなことを意思決定を書き出したり、いろんなプロセスを書き出していくことにしました。
今度のツールは、「マインドマップ」。
だんだん何のためにこれ書いてるんだっけ?状態になり、もう迷子ですよ。
さっき一人で色々と書き出してた紙を読み返したら、
「熱!」と書いてあったんですよね。
どうした、さっきの私。
多分、キラキラした美しいキャリア(特に女性)のストーリーは、「東京カレンダー」とかを見れば良くて→そんな美しい情報だけじゃなくて苦労話が人は聞きたいと思っている。→たとえば、「何で転職したいのか?そしてそれがどうして東京なのか?ぐらいから真正面で向き合うきっかけが必要で→だけどそれをダラダラと続けていても多分途中から疲れてくる。→3ヶ月とかの短期集中で挑戦させてくれるコーチみたいな人が必要なのか?→そういうコーチってどんなだろう?→松岡修造?→何で?→あ、熱があるからか。熱があるサービスっていいな。
と思った次第です。
そうです。おいおい、カスタマーがどこかに置いてきぼりにされてるぞ、状態です。
カスタマーの気持ちをわかりたくて始めたマインドマップで、カスタマーがいなくなっている。私の「何のためにこのワークをやってたのか?」の目的が迷子になりました。
多分どこかに落してきたかもしれないので、
お近くのドトールで見つけた方いらっしゃったら教えて下さい。
カスタマージャーニーマップの行方はまた明日!!
明日に続く。
人は一体何を求めて、東京に転職をするんだろう・・・
そして東京に来た人たちは、その求めていたなにかを無事に得ることができたのだろうか?もしくは、まだ得ようともがいてる途中なのだろうか?