玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

レポート6・・・明日仕事だ、嫌だ寝れない。、、、途中で文章消えちゃった、、、。

くしゃみしてたら土日が終わってしまった。

という感じで土日ってあっという間ですね!

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明日から仕事と考えると嫌で気分が上がらん・・・ってこと、

まぁまぁありますよね。

今日は「明日からまた仕事だと思うと夜眠れない」

というお悩み相談が来たことに勝手にします。

(さっそくネタ切れ)。

 

明日からまた仕事だと思うと夜寝れない。

これ、結構しんどいですよね。

夜1時くらいまでは「まぁまぁ言うてもちょっと前まで0時だったし。」

みたいな自分に言い訳して、

夜2時くらいになるとすごいそわそわして、「寝なければ寝なければ寝なければ」と焦るものの、

全然寝れねぇ。暇すぎて携帯でネットを見て、どうでもいいこと検索して、

「こんなしょーもないこと検索して何になるんだ、寝よ。。」という自己嫌悪まで

セットで来てしまいます。

(ちなみに私が過去最も自己嫌悪になった、夜中の検索キーワードは「ツンデレ デレ 語源」でした。pixivの解説が一番良かった)

 

 

明日から仕事だと思うと夜眠れない、、、というのをどうしたらいいかっていうと

「土曜日は徹夜や!寝ないで過ごそ!」となります。

24時間起きてたらさすがに寝れる!

 

これで、くしゃみのようにあっという間に過ぎ去っていく土日ももっと楽しめて、

ついでに日曜のよるにぐっすり寝れるという素敵な感じ。

以上!

 

っていうアドバイスを、フロリダ大学のマークSゴールド博士が言っています。

すごいシンプルですね。すごい荒技ですね。笑 まぁ効果はありそうですよね。笑

 

全部が全部じゃないですが、

うつ病など、心の不調をきたしているときには

食欲が減ったり、なかなか寝付けなかったり、やる気にならなかったり、批判的になったり、性欲が落ちたりします。(うつ病についてはまた今度)

 

心の不調がきているときは、人よりも寝付けなくなる傾向があります。

しかも人間の睡眠パターンは、「夜寝ると、深い眠りからだんだん浅い眠りになる」傾向ですが、

 

心の不調が来ているときは、「夜眠ると、だんだん浅い眠りから深い眠りになっていく」ように逆になるので、「時間的には寝てるのに全然疲れが取れない」という状況になりやすいです。起きるべき時間が一番眠かったりします。これも、順番が逆になっているのも理由の一つです。

 

ところで「明日も仕事だ、嫌だな」とか思っていると自然と頭が仕事のことをぐるぐる考えて、だんだん頭が冴えてきちゃいますよね。

頭の中でぐるぐる考えるということは、

脳みそが動いているのですが、脳みそも筋肉と同じく、動かすときにエネルギーを使っているので、ずっと走ってたら疲れる、のと同じで脳みそは疲れてしまいます。

走りながら寝ることができないように、

脳みそで考え事をしていると眠れない・・・ということが起こります。

 

時間はどんどん過ぎていっちゃうので、

今度は「今から寝て明日の朝ちゃんと起きれるだろうか。心配」

という心配まで出てきて、

「もう、なにこれ。色々投げたしたい」状態ですね。

 

考えないように意識して頭の回転をスピードダウンしていくことが必要です。

「明日仕事だ、嫌だ寝れない」という状況の時は、

考え事しながら眠りにつくとか、携帯見ながら寝落ちするということは

劇的に少ないです。

 

じゃあどうやって眠りにつけばいいのかのマインドフルネスについて色々書いていたら

間違って消してしまい、

今私も違う意味で「色々投げ出したい」状態になりました。

つら。笑

 

メンタリストDaigoさんのチャンネルはります。


メンタリストDaiGoの「脳を鍛える マインドフルネス瞑想のコツ」①入門編

 

明日も仕事だ、嫌だ寝れない。

という人って、けっこう仕事ができる人がなりやすいです。

自分が本来行える仕事の範囲よりももっと狭い範囲で仕事や、自分にとって不本意な評価の下仕事をしていたりして

「自分は業務量もっとできると思っているのに、どうしてこれだけしか任されないんだろう、どうしたら任されるんだろう」

みたいなことを責任感強く考えちゃいがちです。

しかも頭だけで仕事のイメージや段取りを考えることもできちゃいます。

自分がやりたいこと、やれることがあるにもあかかわらず、足首に鎖がついてる感じで、しんどいっすね。

 

 

無になる、とか考えなくて良いとかって、なんとなく練習しなくてもできるものだと思ってました。

でも、

考える、感度高く考えるとの同じように

考えなくて良いって、数をこなして初めてできるようになるものなのかもしれないですね。

 

 

明日仕事だ、嫌だ寝れない。

 

矛盾するかもしれないけど、 

iphone閉じて、ゆっくり呼吸して寝よう。おやすみなさい。

レポート5:強運ってスキルっす。計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)の注意点

 キャリアカウンセリングの中で、今いろんな方々が使っている理論、

計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)。

※プランドハップンスタンスとも呼ばれます。噛んでしまいそうなほど長いのと、カタカナだとなんかええ感じにかっこいいのでどちらから呼び方でも呼ばれています。

 

人のキャリアの8割は予想外の出来事で決まる、と言うお話です。

古くからある理論ですが、「未来は先読みできない時代だから、偶然にもアンテナ高くチャレンジしよう」みたいな内容で色々な情報サイトから発信されています。ぜひきになる方はググってみてください。

またはこちらの本がおすすめです。→クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方 (星海社新書)

 

 

計画的偶発性理論は、

・人のキャリアの8割は予想しない出来事から出来上がっている。

・だとするならば、その予想しない出来事を主体性や努力によって最大限に活用することで、力に変えることができる。

 

というものです。その予想しない出来事や機会を作りだし、活用できるようになるには5つのスキルを発達させることが大事。と言われています。

 

5つのスキルとは、

(1)「好奇心」―― 常に新しく学習できる機会があるか探し続けること

(2)「持続性」―― 失敗してもすぐに諦めず、努力し続けること

(3)「楽観性」―― 楽観的に考えること

(4)「柔軟性」―― 試しにやってみようかなと柔軟に行動すること

(5)「冒険心」―― リスクを取ってでも動いてみること

  

です。

 

そのために、

1)「計画された偶然」は自分自身のこれまでのキャリアの中にあることを理解する

2)ワクワクしながら新しいことを学んでみる、探してみること

3)良い機会を作り出すために具体的に動き出すこと。

 が大事だよって言っています。

 

食べ物に好きなものや嫌いなものがあるように、

自分にとってどんなことを学ぶのが好きなのかは好き嫌いがあります。

嫌いだと努力は続かないと思うので、

自分が「あ、いいかも」と思うものに対して具体的に動いていくといいよ。

ということですね。

 そう考えると気が楽になりますね!笑

変化の早い今におすすめの考え方です。

 

さて、この計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)は

様々な人が素敵な素敵な情報を出されているので、

ぜひそちらを見ていただければと思うのですが、

私からは1点注意点をお伝えしたいです。

 

 

計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)。

キャリアの8割は予想しない出来事から出来上がります。

その出来事を自分の力に変えるために、日頃から好奇心や冒険性をもって動いていると良いよってお話ですが、1つだけ注意を付け加えておくと

何でもかんでも好奇心をもって冒険的に動き始める前に、

自分が何をしたいのか、自分はどんな風に進んでいきたいのかは

考えに考え抜いておかないと苦しくなるので気をつけてくださいね。

 

これはあくまでも私の体験談ですが、

好奇心や冒険心を持って動けば

先はきっと見えてきます。

動けば動くだけ、逆風もきっと吹いてきます。

甘い言葉や奢りに自分の足元をすくわれそうになり、

心ない指摘の一言一言に容赦なく心がぐさぐさ傷つけられ

愛情を持って言ってくれている人たちの耳の痛い話に謙虚に聞ける余裕がなくなり、

ある日、「何のためにやってるんだろう?」と目的を見失いかけたりします。

この瞬間はまじでしんどいです。

 

そしてそこからもう一度目的を見つめ直す機会があり、

また改めて動き出せる・・

という一巡の流れがあるように思います。

 

こういう経験は別にしなくても良いんじゃないかな、と思うので

もしもこの経験をしたくないわ、という場合は、

ぜひ動き出してからもいつも自分自身に問いかけると良いかと思います。

「自分は何がしたいのか?何で始めたのか?どうしたいのか?」的なことを。

 

そうするときっと

「自分一人では何もできなくて、誰かの力をたくさん借りていること」に

本当ありがとって思い、

「自分一人では何もできないけど、とはいえ人一倍やって初めて誰かの力を借りるに値する」から頑張ろ、、みたいな思考のループにはまりつつ

その時改めて、「8割の予期しない出来事」のありがたさを身をもって知ることができると思います。

 

 

大変長くなりました。最後にまとめます。

強運ってスキル。

 

以上、

いつも、色々と助けてもらっててありがとうございます。

 

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レポート4:理論は昔の飲み会のネタ

理論ってなにもの??のお話。

理論と心理学ってそもそも何者なのか。

 

 

様々な理論や人の動きなどを察知するため心理学も本業ほどではないですが気にしてます。

 

 

真剣にキャリアカウンセラーとお話をすると、

「どうしてそういうことがわかるのか?」とか、「私の心の中が見えているのか?」と思うほど

自分の心境を的確に言葉に置き換えてくれたりします。

 

逆に、私の立ち位置を上手く説明できないと言われちゃうのが、

「キャリアカウンセラーなんでしょ、今私が考えてること当ててください」

みたいな、のっけから「私の心を開けるなら開いてみなよ、ほらほら!」みたいな

警戒心出されてる方もいらっしゃいますが、

そもそもキャリアカウンセラーって、カウンターに相談に来る=悩みを聞いて欲しい人が来る場所

という設定で始まってますんで、そういう人の心を当てる役割じゃないです顔します。@(・●・)@

  

 

 

でもそんな中で、

なぜ私たちが相手の言葉にしていないような部分や、相手の心情を察知できるのか?

それは様々な話を聞いていく相手の反応から状況を察知していくからです。

 

心理学というのは、

「相手の心を見透かす、見抜くもの」ではなくて

相手があるケースに出くわした時にその時どんな反応をしたか、

という心の反応を見ていることになります。

 

熱いものを触った時に(あっつ!)とビックリして手を離すのは、

反射神経が動いているからですが、

私たちの心理にも実はこのような反応があって、

その反応のことをいろんな角度から検証したりするものが心理学です。

 

 

その角度をシーン別にまとめたのが「——心理学」です。

子供が大人になっていく反応をまとめたものが発達心理学で、

どうして人を好きになるのかをまとめたものが恋愛心理学で、

社会との関わりの中でどう変化していくのかをまとめたものが

社会心理学という風に、いろいろシーン別になっています。

 

でも、、、、私たちはきっとこの時こう思うはずです。

「いや、人間そんなに簡単じゃねぇよ」と。

私も思います。恋愛心理学とか読んでるとなおさら思います。

人は肌が触れる接触回数が多いほど、その人のことを好きになりやすいという理論があるのですが、

「いや、だとしたら私のこれまでもっとモテて良いです。」

「できたらもっと早いタイミングから教えてもらえてたら嬉しかったです」

・・・・はぁぁ。

 

 

法則や理論は全ての人に全ての形がフィットするわけではありません。

ただし、私たちが熱いものを触って、あっつ!と思うのは

程度の違いはあっても同じ反応をするのと同じように、

「人によってどの理論やどの法則が当てはまるかはわからないけど、

人間という動物である以上、少なからず法則や理論の下に動いている。」ということになります。

 

理論と言われると、なんだが型にはめられてるような気がしたり、

「人間は一人一人違うはずだ」と思いたいのですが、

 

誰か一人が体験したことが<体験談>、

複数の人間が体験して「あるある!笑 わかるわー!(飲み会のネタ)」

みたいに同意するのを<経験談>とすると、

<理論>というのは、その体験談・経験談の数々を過去の学者や専門家が実験したりしながら

説明しやすいようにキレイにまとめたものなので、

 

言うならばめちゃくちゃ過去から積み重ねた、「あるあるネタ

ということになります。

だから

そんなに警戒したり、身構えなくてもすむものになります。

 

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その人にとってどの理論や法則があてはまり、

そしてどれぐらいの割合で理論や法則があてはまるのか。

どんな割合でその人のらしさ(個人差)があるのかな?

 

みたいなことを質問や反応を見ながら

推測する(どんくらいの様子なんかな?と心の中で測っている)わけです。

 

 

そういう意味でキャリアカウンセラーは相手の話を聞きながら

その人が今感じている感情や、考え、意志はどこに向いているのか?

そしてその人の話をわかりやすく整理するにはどの理論が当てはまるのか?

みたいなことを同時進行で考えながら話をキャッチボールして行っています。

 

 

二度目ですが、理論はスーパー過去の先人たちのあるあるネタです。

 

そう思うと理論は身近ですね。

そしてキャリアカウンセラーそれぞれが、

自分の柱になるお好みの理論を使っているので

いろんなカラーのキャリアカウンセラーがいらっしゃいます。

 

私がよく使うのはトランジション理論ですがそれはまた追って。

 

では次回は、計画的創造性偶発理論について!

レッドブル・ボックスカート・レースにエントリーすることになりました。

 たまたまつけたテレビで、

CMを見た瞬間、手が震えた気分になりました。

 

「こっ、これは、、、、!なんて面白そうな、レースなんだ!!!」

 

 

レッドブル・ボックスカート・レース。ご存知ですか?

 

www.redbull.com

 

大人が真面目に大はしゃぎするレースがあるらしいんです。

しかも東京で。赤坂で。

これは!!急いで応募だ!ということで、

今回は応募するところのレポートをお送りします。

 

レッドブル・ボックスカート・レースとは?

ちょっとタイトル長くて毎度タイピングするのしんどいので、次からボックスレースということにします。

 

このボックスレースは、

エンジンなどを使わずにコースをいかに速くゴールできるかという、

いわゆる、

レッドブル主催の飛ばない鳥人間コンテスト

みたいなものっぽいです。(翼は授けられますが)

 

文化祭のような楽しい一体感が得られるのでは、と

普段仲良くさせていただいてる先輩の皆さんと楽しくはしゃぎつつ、ついでに優勝とかしちゃったら楽しい思い出になるんじゃないかなっと思いまして。

とりあえず応募することにしました。

 

このボックスレース

当日のレースに参加するには、2つの壁があります。

1つ目、ネットでエントリーして、応募キットをゲットすること。(全員もらえる)

2つ目、応募キットに書類を書いて提出する、ということ。

実際にコースを走れるかどうかは、2つ目の提出した書類の審査結果です。

 

その審査のための書類を取り寄せるところからレースは始まります。

 

「応募キットと名がつくのだから、それはすごい資料がくるんじゃなかろうか?

動力なし(漕ぐとかエンジンつけるとかダメ)といっても

そこそこ規定とか色々厳しいんじゃなかろうか?」

と思い、ワクワクしていたところ

資料がとどきました。

 

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思ったよりあっさりしてた。笑

まるで、翼は自らの手で見つけんかい、というような

母なる優しさを感じる内容です。

 

 

まぁでも、さすがレッドブルさんらしく細かいところまで

芸にこだわりがあるんです。

 ルールが面白いとか。

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小豚より速くなければいけないとかですね。

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ちなみに優勝の基準は

・速いこと

・オリジナリティに溢れていること

・話題性に溢れていること

の3つらしいです。ワクワクしますね。

 

 

でもまさか、これだけのはず無いだろう。

なんだかご案内の手紙にかいてある内容にわからないところがあるし・・・

と思い、レッドブルさんにお尋ねメールを送ってみました。

 

これチャンスですよね。

しかも、結構スペシャルなチャンスですよね。

 

 

これは、お尋ねメールを送るとともに、

「私たちのチームはユーモアあふれるチームですよ」ということを

個別に、印象強く伝えられるチャンスですよね。

 

どのようにユーモアを伝えようか、

いくらレッドブルさんとは言っても、

初対面どころか単なる1応募者からの質問にもかかわらず、

昔テレビドラマで見たようなアメリカンな「へい、ハンバーガー食べるかい?」みたいな伝え方をするのは痛い。

痛いというか、うざい。

もしかすると応募前から「こいつねーな(ため息)」と思われてしまうかもしれない。

 

誠実な感じを出しつつ、それでいてくすっと笑えるユーモアをどのように醸しだせばいいだろうか。

 

と、考えに考えた結果、こうなりました。

 

ご確認いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
翼が欲しい応募者より

 

苦しいですよね。
 
それに対して、即ご連絡をくれたレッドブルさんは、
 
●内容物のご確認に関して
内容物の品目に関して、わかりづらく大変失礼を致しました。
お送りをさせていただいている書類物としては、
列記を頂いている内容にで不足はありません。

大変丁寧で親切なご対応ですよね。

 

私の理解が足りていなかっただけで、何もレッドブルさんは不手際も悪いこともなかっただけなんです。私が少しだけ、読み込まなかったこと・隙あらば笑いを取りたいと

思っただけなんです。

にもかかわらず、

大変丁寧で親切なご対応ですよね。

 

涙を流しました。レッドブルさんの寛大さに。

レッドブル飲んで、書類を作成し送付しよう。。。

 

とはいえ楽しみですね!50組に選ばれたらまたレポートします!

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レポート2:働く欲求は人によって違う

何の為に働いているのか?っていろんな所で話のネタにあがりますが、

こう考えてるとわかりやすいですよ、という

ローのパーソナリティ理論について。

 

マズローの5段階欲求のお話って有名ですね。

ローのパーソナリティ理論は、あのマズローの5段階欲求に合わせて考えられている理論です。

人は、5段階の欲求があって、生理的欲求、安全欲求、、、という風に

5つの欲求があり、1つずつ

底辺の欲求を満たしていくことによって次の欲求に行く。

というやつです。

 

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その5段階欲求を仕事に置き換えると、

その人が仕事に何を求めているのかがわかります。

マズローの5段階欲求を、「ローの欲求段階と職業」理論に当てはめると

同じ仕事をしていても、「何のために働いているのか?」

が変わってくるのは当然です。

 

マズローの5段階欲求は、1〜3までは足りなくなってしまうと、

その欲求を満たそうと動き始めると言われています。

社会のために、良い仕事のために頑張れるのは4〜5、欲求の中でも上の方です。

 

「底辺から満たされて1つ上に上がる。満たされて上に上がる。」となっていて、

1〜3に関しては外的な欲求といわれていて、自分だけではどうにもならなく周りの力を借りて底辺から上がらない限りは自分だけで頑張る状況にはなれない、

というものです。

 

この5段階欲求は環境変化があった時、特に会社では

組織が変わったり、上司が変わったりなどの

何かのきっかけに所属欲求が満たされなくなった時に、

「自分がここにいてもいいんだ、必要とされているんだ」という

欲求を他者を含めて満たしていかないとその上にはいけません。

 

それを理解せずに、新しい組織になったからと言っていきなり

「もっと自分のやりたいことをやりなよ!世の中に対して良いことしようよ!」

といったところで本人には刺さらないのです。

 

むしろ、自分で所属の欲求を満たしに行動し始めるので、

無意識のうちに批判的になり「構ってちゃん」になったり

急に体調を崩し始めたり

ミスが増えたりします。

 

新しい組織になったメンバーは戸惑ってしまい、

「あの人は仕事ができると聞いていたのに、どうしたんだろう・・?」

となってしまったりするのです。

 

上司の立場からすると、

自分自身も新しい組織をまとめなければいけないという

プレッシャーや意気込みがあるのに、なかなか動いてくれないメンバーに対して

どう関わっていいかわからず距離を置きたくなったり

「なんで自分が上司になったタイミングでこれまでの評判とは違う働きになってしまうんだろう?」と頭を抱えてしまったり、焦ったり腹立たしく思ってしまうケースがありますが

それは、本人もやりたくてやっているわけではないケースがあるんです。

(回りくどい言い方しましたが、あえてやってるケースもあります。それは上司との関係性の話なのでもっと複雑です。その話はまたいつか。)

 

そういう時に叱責してしまうと、より本人の所属欲求が足りていないと感じ

なおさら大変になる。ということです。

 

 まとめますね。

人は何のために働いているのか。

それは、その人の想い・生活スタイルなどいろんな理由が絡み合って出来上がるものですが、

ローの欲求段階と職業の視点で見ていくとわかりやすく感じます。

 

どんな時も人は

まず生きること・生活できること安全があって、

自分がこの組織に所属して良いんだ所属できるんだという欲求が満たされた上で

初めて

良い仕事をしたい、社会的地位を手に入れたい

自分のやりたいことを実現したい

 

という風になります。

 

最近元気がない後輩や、思い悩んでいるメンバーがいる場合

それはもしかしたら所属欲求が満たされてないかもしれないので

ささいな機会を見つけて、「いつもありがと。この組織に大事な存在だね!」と

逆に愛情で抱きしめてあげると良いことありますよ。

 

コミュニケーションが上手くいっていないメンバーに対して

いつもありがと。と言えるかどうかはリーダーとしての自分の器が試される瞬間ですね。

 

レポート1:カウンセラーって何者なのか

 

電車の隣の人達の会話が自然に聞こえてきました。

「カウンセリング受けたい(たぶん英語塾)。」

「でも甘いって怒られそうじゃない?w」

「いやー、ちゃんと聞いてくれるっしょーw助けてくれるかもよ」

 

・・・それはカウンセリングという名の営業だから

そりゃあ話をしっかり聞いてくれて、しっかり営業されると思うぜ!と

遠い目で微笑みつつ、ふと思ったことをレポートします!

 

私はキャリアカウンセラーですが、

カウンセラーってなんか仏みたいな

「何でも聞いて、受け入れてくれる人」って

立ち位置に思ってる方多いですよね。笑

 

私もそういう何でも聞いてくれそうな人に

たくさんお会いしましたし(心洗われました。)

 

そういう風に思われてることがあるんだろうなとも思っています。

 

私の主観ですけども、

ただなんでも優しく聞いてくれるだけでは何にもならないこと多くないか?

とも思ってます。

 

 

キャリアプランニングプロセス】

についてレポートします。

 

 

▪️まず言葉の定義について

そもそもキャリア、と言う言葉について定義したいです。

キャリアって、誰がどのように捉えてもOKな言葉なのですが、

なんとなく職歴だとか、これまでの経験だとかのイメージが強いですよね。

 

でも、私たちは別に職歴や、経験、学歴、働いている仕事の内容だけで

その人のキャリアを理解することはできないし、

その人がそれだけの構成で出来上がっているはずがありません。

家族や友人、大事な人、趣味など、いろんなところで繋がっています。

 

ということで、

・「個人が生涯を通じた職業(職業経歴)選択に関わる活動、態度と

・働く言にまつわる自由時間、プライベート、学習、家族などの活動を含んだ個人の生涯にわたる生き方としてのプロセス※gcdfプログラム1より引用※

 

と受け止めることにしました。

仕事だけじゃなくて、他にも色々関わってくるところも含めて、あなたの意思決定を伴走するよ、ということとします。

 

 

・誰かが何かを決断する、転職を決断する、改めて自分の今の仕事を頑張るよう仕切りなおす、一緒に仕事をしている仲間との関わり方を変えてみる努力をする、という前向きな意思決定の伴走をすることもあれば、

 

・辛くてしんどい環境から逃げちゃおうと思っていたり、今日はちょっとさぼって休んじゃいなよ、という甘い声をかけるのも、

「あんたはそう考えているかもしれないけど、周りからみたら今が岐路だと思う、どうすんの?」

 

みたいな一般的に見て後ろ向きな意思決定の伴走をすることもあります。

 

 

「え、なんでやねん。」みたいなとこですが、

それは、

 

人がキャリアに関する意思決定をするとき、

1)自己理解

2)選択肢に関する情報収集

3)結合、意思決定

4)目標設定、行動

※gcdfプログラム1より引用※

 

の4つのカテゴリを経ることで、意思決定ができると言われているからです。

 

この4つのうち、どれから順番に進んでいくかもわからないし、1度考えたカテゴリをまたもう一度繰り返して考えたりもして、

どれがどのように進んでいくかって

きっと本人すらも予測できないカテゴリ達なのです。

 

1)自己理解が完璧な人って少ないなと思っていて、良いこともあれば悩みや迷いを抱えています。

 

2)知らないことを探すのが上手な人もいれば、苦手な人もいて、(特に検索スキルが低いとしんどい)

 

3)短期的に見るのか、長期的に見るのかによって選択肢は天使にも悪魔にも見えるし、

 

4)慣れないことをするのに、まるで普段自分が長年やっている仕事と同じ感覚で「達成できるっしょ」と身の丈以上の目標を設定して行動してみたり。

 

 

そのカテゴリを行ったり来たりしながら

いろんな葛藤や迷い、足がすくむ経験や

変化に対しての怖さが出てきたりするのです。

 

キャリアプランニングプロセス」には、

こんな流れがあるんですね。

 

 

 

その人の嬉しいこともも葛藤や迷い足がすくむ経験も、

それでも未来をよくしていきたいと思い

意思決定していくプロセスを、

 

 

私はいつも

右目で感情的に見て心から応援して、

左目で理性的に分析して、この人は今こういう状況なのか?みたいなのを理論に当てはめて考えている。

 

ということをしています。

 

 

自分自身も含め、人は自分のことになると

「自分だけがこんな目にあうのではないか」とか思ってしまうことがあります。

 

自分だけってことに悩んでるように思いつつ、

自分に酔ってしまっているとしたらそれは

大間違いだし、

 

自分だけってことで視界が狭くなっているようならそれは他の人も経験しているよっていう

安心材料にして欲しいんです。

 

本来、どちらを選択しても良いんです。

決めるのは私ではなく、目の前のあなた自身なので。

私にとっては頑張りすぎてるな、と思っても

もっと頑張りたいと前提で思っているなら

もっとやれることあるよって声をかけるし。

 

でも無理な頑張り方してるかもしれないから、

都度都度ストレスチェックの項目に沿ってそっと話を聞いていて、

寝れてないなどの傾向が出たら休んでくれ!と心からお願いするし、ですね。

 

 

お話を最初に戻しまして。

 

キャリアプランニングプロセスにおいて、

人は色んなことに悩んだり、情報収集したり、目標設定や行動をしたりする上で

自分に対する客観的な意見が欲しかったり

適切なマーケット情報が欲しかったりするわけです。

 

そんなプロセスを一緒に走る(伴走)役割なので、

 

いつも仏のように話を聞いているだけの

存在ではない、

ということを胸に刻んでおきたいです。

 

ありのままという言葉に逃げて、

ただ話を聞いているだけの存在だったら

キャリアカウンセラーとしての自分は

必要ねぇじゃねえか。と思うことにしました。

 

 

 

ありのままで大切な存在なのは当たり前。

その上で、自分を良くしていくための葛藤と努力はもっと大事。

その葛藤と努力に伴走できるようになりたいな、

と思いました。

 

おわり。