玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

レッドブル・ボックスカート・レースにエントリーすることになりました。

 たまたまつけたテレビで、

CMを見た瞬間、手が震えた気分になりました。

 

「こっ、これは、、、、!なんて面白そうな、レースなんだ!!!」

 

 

レッドブル・ボックスカート・レース。ご存知ですか?

 

www.redbull.com

 

大人が真面目に大はしゃぎするレースがあるらしいんです。

しかも東京で。赤坂で。

これは!!急いで応募だ!ということで、

今回は応募するところのレポートをお送りします。

 

レッドブル・ボックスカート・レースとは?

ちょっとタイトル長くて毎度タイピングするのしんどいので、次からボックスレースということにします。

 

このボックスレースは、

エンジンなどを使わずにコースをいかに速くゴールできるかという、

いわゆる、

レッドブル主催の飛ばない鳥人間コンテスト

みたいなものっぽいです。(翼は授けられますが)

 

文化祭のような楽しい一体感が得られるのでは、と

普段仲良くさせていただいてる先輩の皆さんと楽しくはしゃぎつつ、ついでに優勝とかしちゃったら楽しい思い出になるんじゃないかなっと思いまして。

とりあえず応募することにしました。

 

このボックスレース

当日のレースに参加するには、2つの壁があります。

1つ目、ネットでエントリーして、応募キットをゲットすること。(全員もらえる)

2つ目、応募キットに書類を書いて提出する、ということ。

実際にコースを走れるかどうかは、2つ目の提出した書類の審査結果です。

 

その審査のための書類を取り寄せるところからレースは始まります。

 

「応募キットと名がつくのだから、それはすごい資料がくるんじゃなかろうか?

動力なし(漕ぐとかエンジンつけるとかダメ)といっても

そこそこ規定とか色々厳しいんじゃなかろうか?」

と思い、ワクワクしていたところ

資料がとどきました。

 

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思ったよりあっさりしてた。笑

まるで、翼は自らの手で見つけんかい、というような

母なる優しさを感じる内容です。

 

 

まぁでも、さすがレッドブルさんらしく細かいところまで

芸にこだわりがあるんです。

 ルールが面白いとか。

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小豚より速くなければいけないとかですね。

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ちなみに優勝の基準は

・速いこと

・オリジナリティに溢れていること

・話題性に溢れていること

の3つらしいです。ワクワクしますね。

 

 

でもまさか、これだけのはず無いだろう。

なんだかご案内の手紙にかいてある内容にわからないところがあるし・・・

と思い、レッドブルさんにお尋ねメールを送ってみました。

 

これチャンスですよね。

しかも、結構スペシャルなチャンスですよね。

 

 

これは、お尋ねメールを送るとともに、

「私たちのチームはユーモアあふれるチームですよ」ということを

個別に、印象強く伝えられるチャンスですよね。

 

どのようにユーモアを伝えようか、

いくらレッドブルさんとは言っても、

初対面どころか単なる1応募者からの質問にもかかわらず、

昔テレビドラマで見たようなアメリカンな「へい、ハンバーガー食べるかい?」みたいな伝え方をするのは痛い。

痛いというか、うざい。

もしかすると応募前から「こいつねーな(ため息)」と思われてしまうかもしれない。

 

誠実な感じを出しつつ、それでいてくすっと笑えるユーモアをどのように醸しだせばいいだろうか。

 

と、考えに考えた結果、こうなりました。

 

ご確認いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
翼が欲しい応募者より

 

苦しいですよね。
 
それに対して、即ご連絡をくれたレッドブルさんは、
 
●内容物のご確認に関して
内容物の品目に関して、わかりづらく大変失礼を致しました。
お送りをさせていただいている書類物としては、
列記を頂いている内容にで不足はありません。

大変丁寧で親切なご対応ですよね。

 

私の理解が足りていなかっただけで、何もレッドブルさんは不手際も悪いこともなかっただけなんです。私が少しだけ、読み込まなかったこと・隙あらば笑いを取りたいと

思っただけなんです。

にもかかわらず、

大変丁寧で親切なご対応ですよね。

 

涙を流しました。レッドブルさんの寛大さに。

レッドブル飲んで、書類を作成し送付しよう。。。

 

とはいえ楽しみですね!50組に選ばれたらまたレポートします!

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レポート2:働く欲求は人によって違う

何の為に働いているのか?っていろんな所で話のネタにあがりますが、

こう考えてるとわかりやすいですよ、という

ローのパーソナリティ理論について。

 

マズローの5段階欲求のお話って有名ですね。

ローのパーソナリティ理論は、あのマズローの5段階欲求に合わせて考えられている理論です。

人は、5段階の欲求があって、生理的欲求、安全欲求、、、という風に

5つの欲求があり、1つずつ

底辺の欲求を満たしていくことによって次の欲求に行く。

というやつです。

 

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その5段階欲求を仕事に置き換えると、

その人が仕事に何を求めているのかがわかります。

マズローの5段階欲求を、「ローの欲求段階と職業」理論に当てはめると

同じ仕事をしていても、「何のために働いているのか?」

が変わってくるのは当然です。

 

マズローの5段階欲求は、1〜3までは足りなくなってしまうと、

その欲求を満たそうと動き始めると言われています。

社会のために、良い仕事のために頑張れるのは4〜5、欲求の中でも上の方です。

 

「底辺から満たされて1つ上に上がる。満たされて上に上がる。」となっていて、

1〜3に関しては外的な欲求といわれていて、自分だけではどうにもならなく周りの力を借りて底辺から上がらない限りは自分だけで頑張る状況にはなれない、

というものです。

 

この5段階欲求は環境変化があった時、特に会社では

組織が変わったり、上司が変わったりなどの

何かのきっかけに所属欲求が満たされなくなった時に、

「自分がここにいてもいいんだ、必要とされているんだ」という

欲求を他者を含めて満たしていかないとその上にはいけません。

 

それを理解せずに、新しい組織になったからと言っていきなり

「もっと自分のやりたいことをやりなよ!世の中に対して良いことしようよ!」

といったところで本人には刺さらないのです。

 

むしろ、自分で所属の欲求を満たしに行動し始めるので、

無意識のうちに批判的になり「構ってちゃん」になったり

急に体調を崩し始めたり

ミスが増えたりします。

 

新しい組織になったメンバーは戸惑ってしまい、

「あの人は仕事ができると聞いていたのに、どうしたんだろう・・?」

となってしまったりするのです。

 

上司の立場からすると、

自分自身も新しい組織をまとめなければいけないという

プレッシャーや意気込みがあるのに、なかなか動いてくれないメンバーに対して

どう関わっていいかわからず距離を置きたくなったり

「なんで自分が上司になったタイミングでこれまでの評判とは違う働きになってしまうんだろう?」と頭を抱えてしまったり、焦ったり腹立たしく思ってしまうケースがありますが

それは、本人もやりたくてやっているわけではないケースがあるんです。

(回りくどい言い方しましたが、あえてやってるケースもあります。それは上司との関係性の話なのでもっと複雑です。その話はまたいつか。)

 

そういう時に叱責してしまうと、より本人の所属欲求が足りていないと感じ

なおさら大変になる。ということです。

 

 まとめますね。

人は何のために働いているのか。

それは、その人の想い・生活スタイルなどいろんな理由が絡み合って出来上がるものですが、

ローの欲求段階と職業の視点で見ていくとわかりやすく感じます。

 

どんな時も人は

まず生きること・生活できること安全があって、

自分がこの組織に所属して良いんだ所属できるんだという欲求が満たされた上で

初めて

良い仕事をしたい、社会的地位を手に入れたい

自分のやりたいことを実現したい

 

という風になります。

 

最近元気がない後輩や、思い悩んでいるメンバーがいる場合

それはもしかしたら所属欲求が満たされてないかもしれないので

ささいな機会を見つけて、「いつもありがと。この組織に大事な存在だね!」と

逆に愛情で抱きしめてあげると良いことありますよ。

 

コミュニケーションが上手くいっていないメンバーに対して

いつもありがと。と言えるかどうかはリーダーとしての自分の器が試される瞬間ですね。

 

レポート1:カウンセラーって何者なのか

 

電車の隣の人達の会話が自然に聞こえてきました。

「カウンセリング受けたい(たぶん英語塾)。」

「でも甘いって怒られそうじゃない?w」

「いやー、ちゃんと聞いてくれるっしょーw助けてくれるかもよ」

 

・・・それはカウンセリングという名の営業だから

そりゃあ話をしっかり聞いてくれて、しっかり営業されると思うぜ!と

遠い目で微笑みつつ、ふと思ったことをレポートします!

 

私はキャリアカウンセラーですが、

カウンセラーってなんか仏みたいな

「何でも聞いて、受け入れてくれる人」って

立ち位置に思ってる方多いですよね。笑

 

私もそういう何でも聞いてくれそうな人に

たくさんお会いしましたし(心洗われました。)

 

そういう風に思われてることがあるんだろうなとも思っています。

 

私の主観ですけども、

ただなんでも優しく聞いてくれるだけでは何にもならないこと多くないか?

とも思ってます。

 

 

キャリアプランニングプロセス】

についてレポートします。

 

 

▪️まず言葉の定義について

そもそもキャリア、と言う言葉について定義したいです。

キャリアって、誰がどのように捉えてもOKな言葉なのですが、

なんとなく職歴だとか、これまでの経験だとかのイメージが強いですよね。

 

でも、私たちは別に職歴や、経験、学歴、働いている仕事の内容だけで

その人のキャリアを理解することはできないし、

その人がそれだけの構成で出来上がっているはずがありません。

家族や友人、大事な人、趣味など、いろんなところで繋がっています。

 

ということで、

・「個人が生涯を通じた職業(職業経歴)選択に関わる活動、態度と

・働く言にまつわる自由時間、プライベート、学習、家族などの活動を含んだ個人の生涯にわたる生き方としてのプロセス※gcdfプログラム1より引用※

 

と受け止めることにしました。

仕事だけじゃなくて、他にも色々関わってくるところも含めて、あなたの意思決定を伴走するよ、ということとします。

 

 

・誰かが何かを決断する、転職を決断する、改めて自分の今の仕事を頑張るよう仕切りなおす、一緒に仕事をしている仲間との関わり方を変えてみる努力をする、という前向きな意思決定の伴走をすることもあれば、

 

・辛くてしんどい環境から逃げちゃおうと思っていたり、今日はちょっとさぼって休んじゃいなよ、という甘い声をかけるのも、

「あんたはそう考えているかもしれないけど、周りからみたら今が岐路だと思う、どうすんの?」

 

みたいな一般的に見て後ろ向きな意思決定の伴走をすることもあります。

 

 

「え、なんでやねん。」みたいなとこですが、

それは、

 

人がキャリアに関する意思決定をするとき、

1)自己理解

2)選択肢に関する情報収集

3)結合、意思決定

4)目標設定、行動

※gcdfプログラム1より引用※

 

の4つのカテゴリを経ることで、意思決定ができると言われているからです。

 

この4つのうち、どれから順番に進んでいくかもわからないし、1度考えたカテゴリをまたもう一度繰り返して考えたりもして、

どれがどのように進んでいくかって

きっと本人すらも予測できないカテゴリ達なのです。

 

1)自己理解が完璧な人って少ないなと思っていて、良いこともあれば悩みや迷いを抱えています。

 

2)知らないことを探すのが上手な人もいれば、苦手な人もいて、(特に検索スキルが低いとしんどい)

 

3)短期的に見るのか、長期的に見るのかによって選択肢は天使にも悪魔にも見えるし、

 

4)慣れないことをするのに、まるで普段自分が長年やっている仕事と同じ感覚で「達成できるっしょ」と身の丈以上の目標を設定して行動してみたり。

 

 

そのカテゴリを行ったり来たりしながら

いろんな葛藤や迷い、足がすくむ経験や

変化に対しての怖さが出てきたりするのです。

 

キャリアプランニングプロセス」には、

こんな流れがあるんですね。

 

 

 

その人の嬉しいこともも葛藤や迷い足がすくむ経験も、

それでも未来をよくしていきたいと思い

意思決定していくプロセスを、

 

 

私はいつも

右目で感情的に見て心から応援して、

左目で理性的に分析して、この人は今こういう状況なのか?みたいなのを理論に当てはめて考えている。

 

ということをしています。

 

 

自分自身も含め、人は自分のことになると

「自分だけがこんな目にあうのではないか」とか思ってしまうことがあります。

 

自分だけってことに悩んでるように思いつつ、

自分に酔ってしまっているとしたらそれは

大間違いだし、

 

自分だけってことで視界が狭くなっているようならそれは他の人も経験しているよっていう

安心材料にして欲しいんです。

 

本来、どちらを選択しても良いんです。

決めるのは私ではなく、目の前のあなた自身なので。

私にとっては頑張りすぎてるな、と思っても

もっと頑張りたいと前提で思っているなら

もっとやれることあるよって声をかけるし。

 

でも無理な頑張り方してるかもしれないから、

都度都度ストレスチェックの項目に沿ってそっと話を聞いていて、

寝れてないなどの傾向が出たら休んでくれ!と心からお願いするし、ですね。

 

 

お話を最初に戻しまして。

 

キャリアプランニングプロセスにおいて、

人は色んなことに悩んだり、情報収集したり、目標設定や行動をしたりする上で

自分に対する客観的な意見が欲しかったり

適切なマーケット情報が欲しかったりするわけです。

 

そんなプロセスを一緒に走る(伴走)役割なので、

 

いつも仏のように話を聞いているだけの

存在ではない、

ということを胸に刻んでおきたいです。

 

ありのままという言葉に逃げて、

ただ話を聞いているだけの存在だったら

キャリアカウンセラーとしての自分は

必要ねぇじゃねえか。と思うことにしました。

 

 

 

ありのままで大切な存在なのは当たり前。

その上で、自分を良くしていくための葛藤と努力はもっと大事。

その葛藤と努力に伴走できるようになりたいな、

と思いました。

 

おわり。