玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

レポート16:「気分は女子高生」

「良い求人広告ってどう読みこんだらいいですか?」

的な質問をいただくことが多いですが、これって難しいですよね。

 

私以上に求人広告のプロがたくさんいるので、私ごときが、、、、ですが、

せっかく質問されたので、お伝えしましょう!

 

——良い求人広告の見方。

1)採用したい人の層が見えること。

コピーライターの先輩から、「採用したい人の気持ちになりきって、求人広告って書くのよ。どんなにおっさん営業マンでも、女子高生を採用したい求人広告なら、女子高生の気持ちにならないと!気分は女子高生よ!」と言われたことあります。その先輩、すごい美味しそうに焼酎飲んでました。

たぶん、おじさま部長層を採用したい企業の求人広告のことを考えていたのでしょう。

 

2)数値が入ってていること。

有給消化率、育休取得率、、、数値で測れるものを数値で出せている企業の広告は信憑性が上がりますよね。上場企業などの場合は、求人広告以外にも、四季報やIR情報の(有価証券報告書)とかをにらめっこしたりしますけど、

求人広告が良い感じに網羅してくれてるケース多いですね。

 

3)わかりやすいこと

「当社は新たなニューフェイスを求めています。今こそあなたのポテンシャルをいかして新しいソリューションしませんか?」

みたいな、広告が時々あり、「????」みたいになることもありますね。

新しいニューフェイスて。

新しいとニューは一緒やないか。

「中華そばラーメン、塩ソルト味」みたいな感じですよね。こういう空気みたいな(響きは良いけど、意味がつかみづらい)広告よりも、

「4年前には、右も左もわからなかったスタッフが、店長になったお店で新しいスタッフを募集することになりました。新米店長の助っ人を募集してます」

の方が、わかりやすいですよね。

 

わかりやすいということは、(1)の採用したいイメージが明確であり、

その人に伝えたいメッセージがわかりやすく明確になっているということですね。

 

ついでに、その人たちに合わせた選考フロー

(女子高生なら、学校が終わった後の時間に面接ができるようになるとか、スマホで完結するようにするとか、20代の転職希望者なら仕事が終わった後の時間で面接するとか)

というプロセスができているとなお良し!となります。

 

この一連の流れをTMP(ターゲッティング、メッセージング、プロセッシング)設計というらしいです。

 

 

っちゅうことで、ITの裏側に人があるように、

求人広告や募集広告の情報の裏側にも、いろんな人がいるんですよ。

 

「求人広告という一見不確かなものだからこそ、いろんな人の可能性があるんです」

 

というのを、営業職から制作さんになった後輩が言っていて、広告の一つ一つにかけている愛情の深さを感じたことがあります。

 

情報として正しいこと、自分の目で見て正しいと思うこと、

このバランス感覚が大事、

と思います。

 

できることなら、募集する人も採用されるイメージ層の人のことも、

ちゃんとインサイト(見抜くほど考える、洞察する)して、

週末言われたような、その人の心を揺さぶる情報を伝えられる人になりたいなと思いました。

 

なんとなく、電車の中で見かけた広告から昔を思い出したのでお伝えしました。

上京レポート8:「いるだけで手に入るものなんて、無いんですよ。」

「大資本が手を出してないものを始めようとした時、そこには何か理由があるんだよ。なんでやってないのか、理由を探ることって大事だよ。

どこをメインターゲットに置くのかはわからないけど、進学・就職ではない人を動かすなら、その人のプライドとかを揺さぶるコンテンツじゃ無いとね」

 

 

週末、先輩が教えてくれました。

アンケートのご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

約60名の方にご回答いただき、いろんな声を知ることができました。

当たり前だけど、東京に漠然と憧れを持っている人は、

進学のタイミングで東京に出てきている数値になっていて、

 

地方から東京に出なかったのか、移れなかったのか、発想がなかったのか

みたいな部分になにかヒントがあるように思いました。

 

転職で東京に出てきた20代の約3割はいつかは地元に帰りたいと考えていて、30代では地元に帰りたい欲が低下し、40代を底打ちに、50代になると再びほぼ全員が地元に帰りたいと思っているみたいですね。

 

人が年齢を重ねるとそんな感じで気持ちが移り変わるというよりは、

その人たちが過ごしてきた時代背景の方が大きく影響してそうな気がしますが、

もう少し数字とにらめっこしたいなと思います。

 

興味深かった、「東京に移り住めば、いろんなことが手に入ると思っていた」

系の回答について、東京生まれ東京育ちの後輩と電車に乗りながらお話していたのですが、その時に言っていた一言が、とても鋭く、そうだよなぁ〜と思いました。

 

「ここ(東京)には、いるだけで手に入るものなんて無い。手に入れるために動かなきゃいけないんですよ。」

 

と言っていて、

何かを得るために努力やアクションが必要なのは、場所や状況に一切関係の無い基本の基本だったことを忘れていた。

 

 

東京に移り住むだけで、いろんなことが手に入るなら、東京育ちの人はイケイケになるはずでした。

 

自分が手に入れたいものが何かを見つけて、

手に入れられるように失敗と努力を重ねても手に入るかどうかは未知数だけど

それでも動かなければ何も始まらないのだった。

 

ずっと、根っこのコンセプトみたいなところを感がていると、表面的に何かが進んでいるわけでないので何も進んでいないような気がしてしんどいけど

こうやっていろんな人、いろんな声を聞きながら、ハッとすることができるのですでに楽しい。

 

上京レポート7:情報カオスはたしからしさで選別する

「最初はお金をかけて手に入れたものが、ニーズが増えるとタダになる。

でも、そのあとまた消費者はお金をかけるようになるんだよ。

この意味がわかる?」

・・と、ドヤ顔の先輩に問いかけられ、

「全然わかんないですね・・・。例えば、美味しいお菓子をお店でたくさん買って、家にストックがあって、なくなったらまた買いに行くってことですか?」

という私の返答で、最強の苦笑いを無料でいただいた経験があります。

柏木と申します。

 

検索すればタダでたくさんの上質な情報が手に入りますが、

「上質な情報が手にいれるため、ある程度お金を出す価値がある層」

 が今増えてます。

 

先日お願いしたアンケートにご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます。明日が締め切りとなりますので、もし「お盆休みで地元帰ってみて、地元とか東京とかの感覚、思い出したわ」とうかたいらっしゃいましたらぜひ、入力お願いします!

 

ところで、

・必要な情報ならお金を出す割合が増えてきているようです(昨年比)

・世の中に情報が多すぎるとおもっている人が増えてきているようです(昨年比)

・情報を聞きつつ、「ほんまかいな」と自分で疑ってみたりするそうです

 

 

博報堂 メディア環境研究所さんが出している、メディア生活フォーラム2017というサイトの情報から引っ張ってきました。

↓こちらのスライドがリンクになってます。触るとリンク先に飛びます。

http://mekanken.com/cms/wp-content/uploads/2017/07/3d7e691fd2eea1ff58ee17125a366bf0-1.pdf

 

多くの人が日々「情報が多くて、もう、、カオス!」という状況にいると感じていて、その情報を自分なりの基準と、確からしい選別方法で選んでいます。

その確か+らしさ=たしからしさ。

たしからしさをもって、情報を探しているらしいです。

 

確からしさの基準は4つ。

  • 公からの発表・・・公式サイトや行政などの情報
  • みんなの意見・・・インスタの#タグ、皆が入ってるところなど
  • 当事者の見解・・・実際にやっている人の声、意見
  • 専門家の知識・・・専門の書籍・ニュースやその道のプロから聞く

 

 

この4つを、自分なりにMIXして必要な情報や体験をゲットしていますぜ。

というお話です。

パーソナルから、群へ。

皆でやってみた、皆が行った場所に体験した・・・そんな

「私もやってみた!」をSNSの情報などを使って自分なりのコミュニティに所属していく、が私たちの情報が多いと感じる今の情報との付き合い方。

みたいなお話が書いてありました。

 

この、皆がいってみた・やってみたを体験出来る機会が東京は多いから、

東京っていいなって思うことも多いんだろうな、と思います。

 

ふと書いてて思ったんですが、身の回りに結構熱烈なジャニーズファンの方いらっしゃいますか?いるとすごい想像がつきやすいなと思いました。

 

ジャニーズファンの方々ってすごいですよね。

公式ファンクラブの情報や、同じ担当(ファン)の人とのツィッターとかでの情報交流はすさまじいですし、アリーナの配置とかの情報交換すごいですもんね。

 

この4つの視点でどうやら皆、情報を探しているっぽいということと、

この4つを、さらしながら見てもらいつつメディアが育つと良いということですね。

 

イケてるオチを考えようとネット検索しすぎて、

インターネットが通信制限かかり、めちゃ遅くなりましたので、

今晩は泣く泣くこのゆるっとしたオチで失礼します。

 

オチ:「ジャニーズファンはすごい!!」

以上、おやすみなさい!

レポート15:他者と比較した時の、心の変化がポイントですぞ。

 

お盆になると考えることが多いんですね。自分の生活の仕方、仕事、関わる人。

 

時間があるときに、普段じっくり考えられないことを考えることをやりたくなるように思います。

日常の仕事から離れて、自分ってどうありたいんだっけ?みたいなのを考えて、そして、自分だけの答えを見つける気がしている。

普段考えられないことを真面目にゆっくり考えられた気がして、ちょっと気持ちよかったりしますね!私はその気持ちよさに過去何度も酔ってきました!!笑

 

 

ちょっと意地悪なこと言っていいですか。

それ、たぶん勘違いです。

特に、普段住んでいる場所から離れている時=息抜きのための旅行(特にリゾート地)や、地元に帰ってるときにそのように思います。

 

私たちはいつも比較の中にいてしまいます。

それは、他の人や、当たり前の幸せとの小さな比較です。

「あの人は私より、充実した生活をしてそうに見える」

「あの人が持ってるあれ、確か結構金額高かったはず・・・」

「あいつ、ちょっと前よりすごい変わってる(成長してる)・・・」などなど。

それに、時間軸まで入ってくるとなおさらややこしくなりますね。

「あいつは私より、充実した生活をしてそうにみえる。昔は同じくらいだったのに」みたいな。

 

 

いつもの生活に不満はなかったはずなのに、比較をすると急に不安に感じ、焦る。

そんなきっかけを起点に、

自分ってどうありたいんだっけ?みたいなものを考えて、自分だけの答えを見つけたように見えても、

それは他者やすでに世の中に出回っている幸せの定義的なものとの比較から始まった「問い」なので、自分だけの答えにならない、と思います。

 

ちょっとお話が脱線しますが、

キャリアカウンセラーをやっていると、少なからず心理学を応用した理論とかを知ることが多いので、心理学の基礎の基礎をインプットすることになります。

 

心理学は色々種類がありますが、ざっくり基礎を説明すると、

「何かが起こった時の、心の反応を観察し、研究している学」が心理学です。

なので、「何かが起こった時の心の変化」、にポイントがあると考えます。

私たちキャリアカウンセラーはそうやって、相手の変化を機微に見ているので「気持ちを理解してもらえる」と思ってもらえるのです。

 

 

お話戻します。

普段お話しない人との会話には、心の反応がいくつかあるはずです。

むっとした、嫉妬した、癒された、楽しかった、じんわり元気になった、、など

他者との比較や世の中のスタンダードな幸せを基準にするよりも、

その「心の反応」に目を向けて、

なんでこう思ったんだろう?ということは、自分はどうしたいんだろう?

みたいなことをゆるーく考えると、

自分ってどうありたいんだっけ?みたいな答えの兆しが見えるのではないか、と思います。

 

他と比較して始まるものでなく、

他と比較した時に変化した自分の心境をきっかけとなり、

そうやって考えた答えの兆しが、場所を変えることだったり、仕事を変えることに繋がるのならそれはアリなんじゃないかと思います。

 

 

ちなみに私は今日、電車の中で旅行でいらっしゃってるような外国人親子+ホスト役のような日本人のおばあちゃまに笑顔で挨拶されました。

私はこの他者との比較で、

「いいなぁ、私も英語が話せたらもっとよかったのになぁ。」

と、努力しないで英語が話せるようになりたいと思いました。

これを「ないものねだり」と言います。

 

よか晩をお過ごしください。

レポート14:鹿児島の美味しいお店ランキング

今日は鹿児島の美味しいグルメをご紹介します。

題して、

鹿児島いるならこれ食べて!!

「東京でなかなか見つけられなくて、想いを馳せてる美味しいご飯編!〜なんと、一部東京に店舗があることを知って、喜びの小躍りさっきしました特集〜」

 

第1位!天文館 大安 もも焼き〜約500円〜

https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000599/

こんなに入って500円が当たり前だと思ってたので、塚田農場行った時の驚きたるや!ああ食べたい、大安食べたい。大安のおばちゃまスタッフさんに、いらっしゃいって言われた時のあのちょっとした笑顔で癒されたい!!!

 

 

第2位!天文館 のり一 ラーメンみたいなお湯のラーメン!

https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000007/

お湯みたいなラーメンなのか、ラーメンみたいなお湯なのか、未だに謎だけどあのラーメン食べたい!飲んだ帰りにお湯食べたい!

 

 

第3位!天文館 狼煙のあのジューシーなお肉、店長さんの笑顔

https://www.hotpepper.jp/strJ001051382/

あんなに肉厚のお肉、最近食べてない!ああ食べたい!しかも遅くまでやってる!いぇあ!

 

 

第4位!お通の雑炊!まさかの東京でもたべれるんだけど、あそこで食べたい!

https://www.hotpepper.jp/strJ000059857/

東京にお店があるわ!でもどうせなら、あの薩摩〜っぽい感じで食べたい!でも本店宮崎っぽいけど!!色々衝撃! 

 

第5位!ハイパーチキン野郎のチキン南蛮!

https://www.hotpepper.jp/strJ001116087/

 

あんなにパリッとしてて、美味しいタルタルがかかっているチキン南蛮はなかなか見かけない!ああぁ食べたい!あんなにハイボールが合うチキン南蛮なかなかない!

 

という、1位〜5位の総合ランキングをぶっちぎりまして、やっぱり行きたいお店は

天文館 てんや笑神の大将さんが作る、うどんペペロンチーノが食べたいです。

殿堂入り 天文館 てんや笑神

https://www.hotpepper.jp/strJ000602614/

 

笑神さんのご飯が食べたい。

 

 

しかしながら、その他にも色々と食べたいお店、行きたいお店が数えられないほどありまして、安易にランキングをつけるなんて失礼甚だしいなと思いました。

 

【結論】

美味しいお店がすごいたくさんあるんで、鹿児島で何か食べたいものがあればホットペッパーを見てください。霜降りいっぱいのお肉が並んで、幸せな気持ちになります。

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上京レポート6:人生の優先順位

「かっしー、なんかブログ読んでてヒントになりそうな話あるから共有するよ」

と鹿児島(東京生まれ東京育ち、今鹿児島)の先輩がまた素敵なお話を教えてくれました。

 

人生には優先順位があって、

それが家族なのか、仕事なのか、お金なのか、趣味なのか、はたまた時間的余裕なのか、、

それは人によって違うよ。

 

この優先順位をどの順番でおくのかが大事であって、本当は東京じゃなくても実現するものを漠然と東京に求めてることってあるんだろうね、きっと。

手に入れるものもある分、失うものが実はあるよっていうことに気づいてないケースもあるし、漠然とあこがれるのだけでは

 

手に入れられると思っているものも手に入れられなくて、

失うものは確実に失っていくことってあると思うんだよね。

 

東京に憧れることは多分多くの人が経験あると思うの、一度は。

特に人生経験の浅い時期ならなおさら。就職、進学以外のタイミングでも。

でも、それもそれでいいのよ。

どうしても住んでみたいと思うなら、一度住んでみたらいいと思うの。

家族も友達もいない場所に飛び込むことになろうとも。

 

大都市にしかない、選択肢の数々は東京には確実にあるもんね。

 

仕事で一度東京を経験したいという人も多いし、仕事の選択肢の幅は、

経済圏、企業の数だけ広がるからね。

 

そういう意味で、どんな人に何を届けたいのか、しっかり考えたらいいと思うよ。

 

 

みたいなお話を教えてくれた。

 

人生の優先順位。

私たちは、平均的に90歳〜107歳までの寿命らしい。

しかも医療技術が発達し、健康に気を使っていて、医療にかけるお金があればそれなりに健康で長寿でいられる。

と、同時に明日死ぬかもしれないリスクもいつも背負ってる。

 

生きてる限り、予期しないアクシデントばかり。

ざっくりとこうなるだろうな、こんな感じでシニア世代を過ごしたいな、、、

的なことを決めたら後は目の前の偶然を好奇心をもって楽しむ。

というスタンスが大事。(※計画的偶発性理論 詳細は下記リンク

レポート5:強運ってスキルっす。計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)の注意点 - 玉石混合

だからこそ、

人生の優先順位や、何を手に入れて、何を失うことになるのかとか、

ちゃんと考えてたい。

 

そして今日、時々お仕事のやりとりをしていた方からもらったメッセージに、

「進学で東京にきて、なんでもあるようで何にもないと思ったことがある」

と言っていて、本当にその通りだと思った。

なんでもあるようで、何にもない。

何にもないようで、やっぱりなんでも揃ってる。

 

それは、何を求めてきているのか、綺麗な部分だけを見ているのではないか、とか

なんとなくのイメージで東京を思っていないか、的なこと大事な気がする。

 

なんでもある様で何にもない、と地元のことを言われたら嫌だ。

だとすると、いいところは本当にたくさん沢山あるけど、それを綺麗に加工された情報を私たちは手にする機会が多く、結果的になんでもある様でなんにもないと思ってしまう。

 

私が鹿児島から見ていた「東京」は今の所あんまり見つけられてない。笑

 

夕焼けの東京タワーから見る景色はさぞかし綺麗だろうと思って試してみたけど、

実際には全然夕日が落ちなくて、

友人が退屈になりだし、展望台から景色を眺めて

「あのラーメン屋美味しいですかね?」

「うーん、どうだろうねぇ、、」

「ラーメン食べたいですね、、、」

「ラーメン、、(先週食べたな、、、)それにしても暇だね、降りる?」

「はい、ご飯食べに行きましょう」

「うん」

 

とか想像してなかった。

 

なんでだろう、考えに考え抜いた1つの簡単な答えは、

「観光写真用に、上空から撮った写真ばっかりやん!!」みたいなこと、地味に多い。

 

 

東京にいようと、どこにいようと、

住むだけで手に入るものってない。

というか、

住むだけで手に入るものは、地元の方が多いように感じる。

 

手に入れたい何かは、動かなきゃ手に入らない。

だからこそ、テクノロジーの発達により、「遠さ」の弊害は減ったけど、「近さ」の価値があがることにつながるのかもしれない。

 

憧れで飛び込むこと。それもそれですごく素敵で大事なことだけど、

どうせ時間、お金、労力全てにおいて、大変な思いをして東京に出てくるなら、

掲げた目標を達成して欲しいと思う。

上京レポート5:「地元の方がご飯も美味しい最高に大好きだけど、今東京。」の不思議

こんばんは!柏木です!

最近、「東京」と名前がつくものを沢山調べておりまして、お陰様で

「これ!これこれ!」みたいなアドバイス

「いや、これ、どさくさにまぎれて!笑」みたいなものもたくさん集まってきました。

 

検索エンジンさんが「こいつめっちゃ東京の情報探してる。」と認識してくれてるようで色んな東京推しの広告出てきて嬉しいです!!いぇあ!

でも「矢沢永吉の東京」のオススメばかり集まってきてて、謎も深まります!いぇあ!

 

現状をお伝えしますと、

・東京に転職するって、結構大変!

→周りも困ってるっぽい

→それをサービスにしたら喜ぶ人が増えるんじゃなかろうか

→どうやらニーズがあるかもしれない

→でも、このサービスに困ってる人ってどこにいるどんな人?

→「ペルソナが乱暴。無理矢理感が残ってるよ」

→そもそも人はなんで転職したいんだっけ、

→そもそもなんで人は東京に住むんだっけ、

→その時、選択肢に他の都市はなかったんだっけ?

→そしてその選択をする時に住む場所、自分のこれまでのコミュニティを変えてまで東京に来る意味ってどこにあるんだっけ?

→皆、東京に何を求めてるんだろうか?

 

 

みたいなところでぶつかっております。はい。

→どうやらニーズがあるかもしれない。

の頃の全体図を見ると、「落書きかな」と思うくらい雑で、ざっくりで、サラーっとしている感じになっていました。

 

進学・就職などの機会ではなく「自ら選択したタイミング」で東京に出てくる人はだいたい4タイプいるように感じています。

もちろん特に何か期待があったわけじゃない人も多くいらっしゃいます。(数値現在集計中)

 

  • 家族、付き合ってる人など大切な人が東京にいるので出てくるタイプ
  • 地元ではできなかった何かを実現するために東京に出てくるタイプ
  • どこでもよかったんだけどたまたまタイプ
  • 何かを軌道修正したくて東京に出てくるタイプ

 

そして、東京に出てくる時にワクワクするキーワードは、

「スピード」「いろんな人に会える」「おしゃれ」「いけてる友達ができる」「お金が稼げてビッグになれると思っていた」が多いです。

 

気になりますよね、「思っていた」というポイント。

でも、なんかうまく言葉にできないけど、「思っていた」っていうのにすごい共感します!!笑 いつか年末とかに「そんなことを思ってたんだよ」「そうなんですね、ドンマイでしたね!笑」とか言いながら皆でぐびぐび忘年会したい。

 

旅行で東京にいるのと、住むのじゃこんなに違うのか

という衝撃めちゃでかいですよね。笑

 

地下鉄銀座線の「銀座駅」とか、

「ちょっと前まであんなにおしゃれだったのになんでこうなった」、と突っ込みたくなるくらい、ばりばりにガムテープ貼ってあったり、めちゃ階段狭かったりしますもんね。

でも、いろいろオリンピックに向けて改装中の所も多く、洗練されていくんだな、スピードが速い街だなぁとも思います。

 

でもだからと言って、

自分の地元が嫌いなわけではないのです。並々ならぬ愛情があって、

地元の方がご飯が美味しくて、空気がきれいで、家族やつながりの深い大事な人がたくさんいて、たぶんどこかで「死ぬ時は地元がいいなぁ・・」と思っていて、そして、「いつか地元のために何か持って帰りたいな」と思っている割合が約半数いることがわかりました。

 

住むなら、食生活なら、自分たちが小さな頃から慣れ親しんできた味や場所がいいとわかっていながら、東京に出てくる。

 

「住むなら地元がいい、でも仕事をするなら東京がいい」と思いつつ。

 

「東京に住むのは今やダサい。もっと住みやすい街に移住するのがいいに決まっている」という声もその通りだなと思います。

それもそれですごい素敵な意思決定だと思うし。

できたら鹿児島にたくさん人が住んで欲しいなと思うし。

もしその場合はぜひ教えて欲しいなと思うし。

最高の居酒屋さん、本当たくさん紹介するから。世界で一番(当人比)最高の天文館ツアーご紹介するからさ。

 

進学でもなく、就職でもなく、

タイミングも選択肢も自分で決めて東京に出て来る人は、

何を求めて東京を選び、そしてその先、どんな未来を創っていくのだろうか。

 

なぜ、これほど多くの人が都市に住みたがるのか?インターネットが登場した当時、この新しいテクノロジーにより物理的な距離が重要性を失い、私たちは自分の好きな場所で暮らせるようになると言われていた。しかし実際には、確かに「遠さ」の弊害は問題ではなくなったかもしれないが、「近さ」の価値はむしろ高まっている。いま世界規模で起きている都市への大移住は新興国における農業から工業へ、農村から都市への移動がすべてではない。先進国でも都市への人口流入が起きている。これは、質の高いアイデアと高度なスキルの持ち主のそばに身を置くことの重要性が高まっていることの表れだ。

※ライフシフトより引用 

 

私の元ボスは、

「東京かどうかなんて関係ないことこそ、大切なんだと思うな。」

 

 

と言っている。確かに本当は、東京でもどこでもよかったのかもしれない。

 

・日本語が使える場所で(英語が話せたら他でもいいはずだし)

・自分が寂しさを感じない居場所があるところで(またはあるように見えて)

・スピードが速いとか、情報が多くあるとか、先端の情報があるとか

という場所を、東京と思ってきたのかもしれない。

 

でも、だからと言って東京にいることが良くて、地元にいることが良くないと思っていることは全くない。本当にない。

地元には地元の良さがあって、

東京には東京の良さがある。

どの選択だとしてもそれは素晴らしいものだと思っている。

 

とある巨匠は、

「人が何かを始める時に、手取り足とり教えるのは良くないけどさ、きっかけになる手助けは必要じゃん?」

と言っていた。

 

場所や何かがきっかけで、選択の不自由があるのは嫌だなーと思うし、

不必要な苦労をしているなら、それは手助けが必要だと思う。

 

せっかく自分が選択した何かを、不必要な苦労でエネルギーを使うのってなんか違う気がする。

 

「かっしー、イノベーションはね、良質な問いから始まるんだよ」

と元リクルートの教授がおしえてくれた。

 

良質な問い。

きっと東京に来る人は、上昇志向とかそういう類の何かを感じているのではなく、もっと純粋な何かがあるように感じます。

 

良質な問い。

問いが見えれば答えが見える。

 

オチのない感じで、今日はおしまい。

 

※※

「・・・思うし、・・・・とも思うし」がやたら多い今日のレポートは

私の頭がぐるぐるループしている表れです!すみません! 

引き続き回答募集中です!

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本日の参考文献:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)