玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

あとがき:

 

 

 

24歳で資格を取って、そこそこ若手でキャリアカウンセラーとなりました。

キャリアカウンセラーという仕事が、そもそもおなじみではありませんが、

人の悩みや壁を、理論で整理する事によってその人が腹落ちする、とか

話をちゃんと聞く事で、本人自身で課題が見えてくる支援をしています。

 

本物のすごいキャリアカウンセラーというのは、やはり凄くてですね、

話を聞いてるうちに、サラサラと相手が泣いたり、元気になったりしながら整理されていくんですね。

雰囲気や目つきが違います。それでいて圧倒的な安心感があります。

「この人、すごいなぁ」と思います。

いつか私もそんな安心感と雰囲気が身についたらいいなと思います。

 

そういう理論や相手との関係性の作り方ともう一つ大事な、

「働き方はどうかわっていくのか」の情報のインプットもとても大事だと思っています。

その1つとして、IT業界の皆さんとお話する機会が増えてきたのですが、

皆さん本当にすごいです。

自分の好きな技術やサービスを、職人のように突き詰めるべく圧倒的な努力をされている人だらけでした。私はエンジニアじゃないですが、エンジニアの職業の皆さんのことをとても尊敬しています。

 

 

様々な業界に静かにしっかり浸透していく、「テクノロジー」のことを知ることが、これからの労働市場につながるんだろうなと思います。

テクノロジーの世界は変化が速く、昨日よかったものが今日悪くなり、明日新しいものが生まれるのが当たり前の世界で

 

キャリアカウンセラーの世界は、奥が深く複雑で、誰かに最適だった選択が、別の誰かでは最低な選択になることもあります。

 

異なる2つを人より速く吸収するべく、

若手は若手らしく、そんな情報のキャッチアップをしながら

先輩の皆様から、情報や時代に左右されない「原理原則」みたいなものを教えていただきつつ、失敗したり苦労したり困ったり反省したり落ち込んだり泣いたり、すったもんだしながら、それでも笑って日々前進していきたいと思います。

 

9月はそんな事を思う機会が多くありました。あっという間に10月です。

この経験が生きる10月になりますように。

レポート19:どうやって私がニンテンドークラッシクスーパーファミコンミニを2つ買ったか

ニンテンドーラシックスーパーファミコンミニ、加熱してるようですね!

今回は、ニンテンドーラシックスーパーファミコンミニ(長いので以下、スーファミミニ)が2つ買えました!というお話し!

 

・きっかけ

スーファミミニが買えなくて悲しい、というのを見かけたので

どれどれ調べてみようと思い調べたこと。

 

・調べたプロセス

1)スーファミミニの予約について調べる

スーファミ ミニ 予約

で調べたところ、とても親切なリンクがありました。

osomatsusan.hatenablog.com

 

2)会員登録が入らなくて、(または既に登録済みのサイトで)予約開始時間が近いものを調べる

Amazonが11:00開始(既にログインしているし、見慣れている)

この時11:24だったのでまだいけそう。

 

3)在庫が多そうなところを想定してみる。

Amazonが確実と書いてあったため、これはいけそう。

ということで、ざっとここまで2分ほどで検索をしまして、

Amazonへ向かうことにしました。

 

で、Amazonで一番最初にいたこの箱。

 

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こういう隙間的なポジションで、確実に売上を上げる商売スタンス、私的には非常に尊敬します。

時代とニーズを捉えている感じが非常にしていて、本当に尊敬します。

 

微妙にオフにしてくれているのは、売り手の優しさでしょうか。

さて、次次。

 

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スーファミミニ 検索画面

ありました!

そして買えました!!

これで、スーファミミニが楽しめます。

 

ということで、おさらい。

・買いたいものの概要をさらっと読み、

 

・どこに在庫がたくさんありそうかを考えて

(それはやはり通販が一番ある、実店舗は数の割り振り、殺到する注文に対応する方法<多分抽選とか?>に対応する人や仕組みのフローがあるのでタイムラグが発生するのでは、と思うと通販が良さげ。売り手側の流通フローを考えてみた。)

 

・買えそうだとわかった瞬間に共有する

 

という流れで、スーファミミニが2個買えました。

よかったですね。楽しみですね。

 

まとめです。

全ては、

たまたま強運だっただけ!笑

 

ということで、たまたまゲットなんやぜぇ〜〜〜〜!!

 

amzn.asia

すでに値段がつりあがってました。

 

すごいな、皆のスーファミ愛!!

レポート18:後輩が悶々としている時に使えそうな励ましコメント

前に進まないこと、調子が悪いことが多い時ってありますよね。

風邪をひいて丸一日何もできないと、すごい焦りますねぇ。

焦りますねぇっていう声が、ミッツマングローブさんみたいな声になってていろんなことに焦りを感じます。

 

自分に悔しいことが多くあったので、

この状況をうまく励ましてくれる言葉はないだろうかと、というか他の人はどうやって乗り越えてるんだ?!と知りたくなって検索してみました。

 

その中で、見えてきました。

調子が悪いこと、前に進まないことを変えてくれる言葉たち。

後輩や部下への励ましに使えそうですね。最後に1点使うタイミングが難しい励ましの言葉があります。

 

小渕健太郎

「今を」大切にすることは、想い出も未来も大切にすること

 

 

萩本欽一

僕が周りから「才能がない」と言われながらもコメディアンになるのを諦めなかったのは、自分に悪いと思ったから

 

 

 

荒川静香

過去の自分に、今の自分に負けたくない

 

 

GACKT

自分には当たり前にできても他人にはできないことも多くあり、またその逆もしかり

 

 

安藤忠雄

王道、つまりまっすぐな道を歩く途中で、失敗したり迷ったりすることはありますが、軸がぶれるとダメですね

 

 

 

経験のある人には共感が得られるのではないかと思いますが、

カウンセラーのような対面勝負の仕事は、「見た目が9.98割」であります。

・見た目が小柄で ・顔が童顔 が加わると、私と同じことを言っていても、

他の人のほうが納得感があることが多いのも事実であります。

つまり私は圧倒的に見た目のハンデを背負っております。

 

そういう変えられないことの悔しさを感じたりしていたのですが、

よく考えたら、そこで落ち込んだとしても変えられないことにピーピー言っていても仕方がないですね。

 

「こだわりは紙一重で頑固になるから気をつけなさい」

「あと、謙虚も。謙虚と謙遜も紙一重だから気をつけなさい」

と教えてもらったことがあります。

 

 

悔しいなぁと思うことが、気付いたら自分の頑固さが原因だったり

うまくいかないなぁと思うことが、本当は淡々と物事を前に進めるべきタイミングだったり、色々ありますけど、

いろんなことを前に進めてきた「有名な人たち」の言う言葉の厚み・重みは違うなぁ〜と思いました。

 

ちなみに、もっとも刺さらなかった名言集が

「大丈夫。あなたの悩みも、宇宙からしたら小さなものです」

というのです。

「現状、宇宙の視点から考えられるほど視野が広くないです」っていうのと

「わかった上で今困っています」っていうのと

なにより、

「上から目線にもほどがあるわ!!!」とプリプリしてしまいますので、

後輩や部下のフォローにはあまり使用しないほうが良さそうです。笑

ふっきれかけてる時に言われたら背中を押してもらえそうですが!

 

いろいろあるけど、それもこれも後から振り返ったら想い出になると思うので、楽しく愉快に頑張ります!とりあえず、いつもの声!喉!帰ってこい!

レポート17:8月の面白かった本7選!

こんばんは!柏木です!雨降ってたら秋ですよ!

今年はあまり夏を体感していないですよ!

夏の花火を見に行こうと多摩川にいったところ、「いやこれ台風やん」くらいのすごい雨が降っていて、中止になりましたよ!

その話をしたら「関東では大雨で花火大会が中止になるのはよくあること」といわれて、びっくりですよ!

季節はもう秋、、、、ですね、、栗ご飯食べたい。

 

ということで、8月のおすすめ本の7選!

 

こだわりバカ (角川新書)

「こだわりの素材をつかった○○」とか、

「未来にはばたく○○大学」とか、

聞こえはいいけど何にも心が動かない「空気コピー」に喝を入れつつ、どのように変えていけばお客様に届く言葉を作れるかを教えてくれる本です。

コピーライターの著者が、世の中にある「空気コピー」に対する、愛情のあるツッコミと苛立ちを結構全面に出していて、「コピーライターってこんなところでも苛立ちを感じるんだな笑」と思えて楽しい。笑

ちなみにこちら、本の前半は九州のお客様の事例が載っているので、北九州の人からすると馴染みのあるコピーが並んでいます。

誰にでも使える言葉を使って、誰にも作れないキャッチを作るコピーライターはすごい。

 

 

何が起こっても一瞬で対処できる上司が使う50のキーワード

何か大変なことがあった時、信頼のおける部下や後輩が言ってくれる「どうにかしましょう」は、心から頼りになりますが、

ピンチでいう上司の「どうにかしよう」は、だいたい「こっちもあんまり解決策ないから自分で頑張って」という全力ブーメランな感じと受け取った方が正解です。笑

これは、やり遂げるため、人を動かすため、いろんなシーンにおいて、リーダーである人がどんな基準で物事を考えていけばいいかのヒントが隠れている本です。

皆、スーパー完璧な人なんて求めていないんだから、できることから始めたいですね。

 

 

国連で学んだ 価値観の違いを超える仕事術

首都東京と、それ以外では仕事の進め方にも大きな違いがあるように見える日本。

どんなに頭でわかっていても、その進め方にぶつかる壁があります。

でも、そもそも、日本と海外など文化もなにもかも違う人たちと仕事をしている人はいったいどんなところに気をつけて仕事をしているのか?

この、オックスフォード大学卒業後、会計事務所のKPMGに就職し、国連の仕事に携わった田島さんが、

・イギリス・アラブ・イタリア・アメリカ

の人たちの仕事への捉え方を教えてくれ、その違いの中で私たち日本人はどのように仕事に関わっていけばいいのか、みたいなことを教えてくれます。

ちなみに私は、「人情に厚いアラブ人の教え」の考えと、「情熱の国イタリア人の教え」がとても気に入りました。やっぱりイタリアに縁がありそうです。

日本人の理想の像って、やっぱり外から見たら理想じゃないんですよね。

 

ワーキングピュア白書 地道にマジメに働く25歳世代

本が出版された2015年頃に25歳だった、1990年世代の人たちの傾向をご存知ですか?それは、「とてもマジメで、とてもピュア」なことです。

自分のためより他人のために頑張る意欲の強い彼ら彼女らにとって、自分の居場所が会社にあるのかどうか。人から見たら些細なことに見えても、そのつまづきを手助けしてくれる人がいるかどうか、その差し伸べる手を命綱として次につなげていけるのかどうか。

この小さなポイントが大きな岐路となります。

私たちにとっては冗談に感じることでも、世代のみなさんからしたらとても鋭くて、心に刺さってしまうひとことになる。。。日々、大企業からベンチャーで働く若手世代に耳を傾けた本。

でもなにより、あとがきに書いてあったひとことに共感したのですが

25歳世代って、仕事もわかってきて、先が見えるような気がして、不安になる世代ですよね。だからこそ、「元気?」なんて些細なひとことがその人の命綱のような手助けになるのだと、懐かしい感じがしました。

私にとっての命綱。たくさんあったから生きてこれたな。。。

 

日本一のプロ秘書はなぜ「この気遣い」を大事にするのか? ―プロフェッショナルセクレタリー

 

カレーハウスのココイチの創業社長の秘書が書いている本。

そもそも仕事って、人と円滑に物事を進めるって、一歩先を読むってなんだっけ?ということを知りたくて読み始めたのですが、これは秘書としての仕事の進め方というよりも、「いろんな守秘義務がある中でも敵を作らず仕事をしていく処世術」みたいな観点で読めます。

 

プロ秘書・中村さんは、真夏に来客されたお客様には「熱いお茶」をお出しになるそうです。これ、日中走り回っている営業マンは商談先で冷たいコーヒーをたくさん出されて、お腹がタプタプだろうからっていう気遣いらしいです。すごいですねぇ。

あと、すごく話変わるんですけど、

営業マンにとっての「応接室のソファーがふかふかすぎて踏ん反り返りそうになった談」と、「コーヒーと思って飲んだら麦茶だった時の口の中のびっくり具合」と、ipadで商談しようとした時の、電波が入らなくてクルクル画面固まってる時の気まずい<間>」みたいなのって全業界共通ですか?営業あるあるで忘年会やったらすごい楽しそう!

 

 

業界No.1エージェントが教える 転職メソッド―自己分析・企業分析・職務経歴書・履歴書・面接

 

採用の神様と言われる、元リクルートの小畑さんと河野さんという方が転職の成功メソッドを書いた本。一番最初に出版されたのが2009年なので、超!絶!不景気の頃に出版された本となっています。

当時の転職、どれだけの人が「今よりやりたいことがある」と前向きに転職活動をしたのかはわかりしれないけど、転職というパワーを使い、なかなか答えの見つからないことに対して、「あっ、これなら自分でも考えられる!」ととてもわかりやすい問いかけと気づきをくれます。

メソッドを活用していくのは、あなた自身。あなたの意志や思いが、このメソッド重ならなければ、あなたの言葉になりません

と書いてあります。How toで、30分で読める本が流行っている今だけど、いろんな発見があるよい本だと思います。

 

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)

これは、リアル「宇宙兄弟」です。興奮しました。

宇宙に行く、ということに誰も驚かなくなった今

だけれども、これまで宇宙飛行士の選抜試験には一体どんな試験内容があるのか明かされていなかった宇宙飛行士選抜試験の内容。

壁一枚先は宇宙。素でいったら確実に死ぬ世界というすんごいストレスに加えて、ずっと監視されるのはもちろん、各国の代表と長きにわたり生きていく宇宙飛行士。そんな、約1000人の中から日本代表選ばれ、そして各国の代表と競い合いながら自分が宇宙に行ける日を待つ。

そんなすごい職業に選ばれる人はどんな超人的な試験がなされているのか??

という内容でした。

宇宙兄弟を読んでいる人にはほぼネタバレな内容だけど、それでも、リーダーシップとフォロワーシップの大切さとか、ユーモアって大事だな、、、という

「超人なんて人はどこにもいなくて、誰にでもできることを誰にもできないような領域までコツコツ続けていく人のことを超人といい、その一歩は全ての人が歩み出せる」というシンプルな「絶対」が描かれています。

これは・・泣ける。

小さな頃に無邪気に感じた将来の夢を、温めながら日常を過ごし、チャンスが来たら潔く挑む。実録「宇宙兄弟」として。

きっと誰もが一度は思いを馳せた星空を、

真剣に夢に見てきた人たちと、その家族のストーリーはとても興味深かった。

 

以上、ちゃんちゃん。

れぽーと17:期日までに次の企画が必要なのに、メンバーが動いてくれない時の、リーダーとして笑いで乗り切る方法

こんちくわ。リーダーシップ論って、本屋さんで大人気ですよね。

ということで、私が見た・知った・体験したリーダーシップ論について。

その中でも「全然プロジェクトがまとまらないんだけど」という時に使えるポイント5つをゆるーくお伝えしましょう。

 

期日までに次の商品の企画案が必要なのに、

メンバーが全然動いてくれねぇ・・・でも、プロジェクトだから会社も違うしそのタスクに取り組むための時間の濃淡も各自違う。

みたいなこと、これから増えていきそうですもんね。

ということで、「期日までに次の商品の企画案が必要なのに、メンバーが動いてくれない時の、リーダーとして、笑いで乗り切る方法」について。

 ※あんまり現実味なかったらすんまへん。

 

1)slack、チャット、グループメールなどで、「全然うまくいかないですね!はっはっは!」と笑ってみる。

・・・一番言いづらいことは、リーダーが率先して言わないと言いづらいですからね。大きな声とか、大きなフォントで言うのがいいですね。

 

2)改めて、個人個人に「これから残りの日付までに、どれくらいの時間が使えそう?」を笑顔で聞く。

・・・ちりつもでやってこなかったタスクがあったりすると、後ろめたくて参加意欲が下がるものですね。改めて、どれくらいの時間できそう?と聞く。

「へぇ〜その時間、あるんですね。じゃぁ、その時間ランチいきましょう!」でランチ行きましょう!

 

3)捨てることを決める。捨て切れなかったことをしょんぼり顔で謝る。

・・・まぁ、期間までにアテンドできなかったのはリーダーの責任ですからね。その事実をちゃんと謝らないとですね。

 

 

4)ゴールちゃんと明確な言葉にして目を見て、または個別のチャットで共有する。

「いつまでに、何を、どのように、誰が、どうする」みたいなことをしっかり全員で共有することが大事ですね。ここが一番肝ですね。

 

 

5)皆を励まして皆で笑う。そのためにまず自分が一番笑う。

・・・皆が笑ってたら、奇跡のひらめきあるかもしれないし。皆が笑ってて、間違いなことはないんすよ。皆が笑えるように頑張るしかないっすよね。

 

 

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 ※うける技術 より引用

っちゅうことで、困った時こそ笑って考える、ですね。

笑ってる場合じゃない気持ちすごいよくわかりますよ。焦るし、腹たつこともあるし、、でも、悲壮感のあるリーダーって、メンバーのこちらも気を使いますしね。

笑ってもらえるためならなんでもする、みたいな覚悟大事ですね。

皆、プロジェクトをよくしたいと思う気持ちは、心の底にあるはずですしね。

 

うけの取り方がわからなかったら、うける技術。おすすめです!

 

ウケる技術 (新潮文庫)

ウケる技術 (新潮文庫)

レポート16:「気分は女子高生」

「良い求人広告ってどう読みこんだらいいですか?」

的な質問をいただくことが多いですが、これって難しいですよね。

 

私以上に求人広告のプロがたくさんいるので、私ごときが、、、、ですが、

せっかく質問されたので、お伝えしましょう!

 

——良い求人広告の見方。

1)採用したい人の層が見えること。

コピーライターの先輩から、「採用したい人の気持ちになりきって、求人広告って書くのよ。どんなにおっさん営業マンでも、女子高生を採用したい求人広告なら、女子高生の気持ちにならないと!気分は女子高生よ!」と言われたことあります。その先輩、すごい美味しそうに焼酎飲んでました。

たぶん、おじさま部長層を採用したい企業の求人広告のことを考えていたのでしょう。

 

2)数値が入ってていること。

有給消化率、育休取得率、、、数値で測れるものを数値で出せている企業の広告は信憑性が上がりますよね。上場企業などの場合は、求人広告以外にも、四季報やIR情報の(有価証券報告書)とかをにらめっこしたりしますけど、

求人広告が良い感じに網羅してくれてるケース多いですね。

 

3)わかりやすいこと

「当社は新たなニューフェイスを求めています。今こそあなたのポテンシャルをいかして新しいソリューションしませんか?」

みたいな、広告が時々あり、「????」みたいになることもありますね。

新しいニューフェイスて。

新しいとニューは一緒やないか。

「中華そばラーメン、塩ソルト味」みたいな感じですよね。こういう空気みたいな(響きは良いけど、意味がつかみづらい)広告よりも、

「4年前には、右も左もわからなかったスタッフが、店長になったお店で新しいスタッフを募集することになりました。新米店長の助っ人を募集してます」

の方が、わかりやすいですよね。

 

わかりやすいということは、(1)の採用したいイメージが明確であり、

その人に伝えたいメッセージがわかりやすく明確になっているということですね。

 

ついでに、その人たちに合わせた選考フロー

(女子高生なら、学校が終わった後の時間に面接ができるようになるとか、スマホで完結するようにするとか、20代の転職希望者なら仕事が終わった後の時間で面接するとか)

というプロセスができているとなお良し!となります。

 

この一連の流れをTMP(ターゲッティング、メッセージング、プロセッシング)設計というらしいです。

 

 

っちゅうことで、ITの裏側に人があるように、

求人広告や募集広告の情報の裏側にも、いろんな人がいるんですよ。

 

「求人広告という一見不確かなものだからこそ、いろんな人の可能性があるんです」

 

というのを、営業職から制作さんになった後輩が言っていて、広告の一つ一つにかけている愛情の深さを感じたことがあります。

 

情報として正しいこと、自分の目で見て正しいと思うこと、

このバランス感覚が大事、

と思います。

 

できることなら、募集する人も採用されるイメージ層の人のことも、

ちゃんとインサイト(見抜くほど考える、洞察する)して、

週末言われたような、その人の心を揺さぶる情報を伝えられる人になりたいなと思いました。

 

なんとなく、電車の中で見かけた広告から昔を思い出したのでお伝えしました。

上京レポート8:「いるだけで手に入るものなんて、無いんですよ。」

「大資本が手を出してないものを始めようとした時、そこには何か理由があるんだよ。なんでやってないのか、理由を探ることって大事だよ。

どこをメインターゲットに置くのかはわからないけど、進学・就職ではない人を動かすなら、その人のプライドとかを揺さぶるコンテンツじゃ無いとね」

 

 

週末、先輩が教えてくれました。

アンケートのご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

約60名の方にご回答いただき、いろんな声を知ることができました。

当たり前だけど、東京に漠然と憧れを持っている人は、

進学のタイミングで東京に出てきている数値になっていて、

 

地方から東京に出なかったのか、移れなかったのか、発想がなかったのか

みたいな部分になにかヒントがあるように思いました。

 

転職で東京に出てきた20代の約3割はいつかは地元に帰りたいと考えていて、30代では地元に帰りたい欲が低下し、40代を底打ちに、50代になると再びほぼ全員が地元に帰りたいと思っているみたいですね。

 

人が年齢を重ねるとそんな感じで気持ちが移り変わるというよりは、

その人たちが過ごしてきた時代背景の方が大きく影響してそうな気がしますが、

もう少し数字とにらめっこしたいなと思います。

 

興味深かった、「東京に移り住めば、いろんなことが手に入ると思っていた」

系の回答について、東京生まれ東京育ちの後輩と電車に乗りながらお話していたのですが、その時に言っていた一言が、とても鋭く、そうだよなぁ〜と思いました。

 

「ここ(東京)には、いるだけで手に入るものなんて無い。手に入れるために動かなきゃいけないんですよ。」

 

と言っていて、

何かを得るために努力やアクションが必要なのは、場所や状況に一切関係の無い基本の基本だったことを忘れていた。

 

 

東京に移り住むだけで、いろんなことが手に入るなら、東京育ちの人はイケイケになるはずでした。

 

自分が手に入れたいものが何かを見つけて、

手に入れられるように失敗と努力を重ねても手に入るかどうかは未知数だけど

それでも動かなければ何も始まらないのだった。

 

ずっと、根っこのコンセプトみたいなところを感がていると、表面的に何かが進んでいるわけでないので何も進んでいないような気がしてしんどいけど

こうやっていろんな人、いろんな声を聞きながら、ハッとすることができるのですでに楽しい。