ここ最近の面白かった本8冊
ここ最近の「この本面白かった8冊」を一気にご紹介!
なんで8冊なのか?と聞かれたら、あんまり深い意味ないです!
では!どうぞ!!!
1:遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
スマホで色々と情報を仕入れ、パソコンではデータとにらめっこして、、、
さて、家で本を読もう。と思うとぜんっぜん、ページが進まない!という悩みが多い。
先にお伝えすると、それ、本の読み方が昔と変わってます。
本を読もうとすると、一語一句漏らすまい!とデータを眺めるようににらめっこして本を眺め、スマホを見るように縦10センチ、横5センチくらいの狭い
視界でしか本が読めなくなっているんです。
・・・これではページは進まなくて正解ですねぇ。
生活の中にスマホが入ってきて、昔から当たり前にやっていた「読む」という行動にも変化が起きています。一生懸命本を読むのではなく、流すように読み、きになるところを何度も読む。
いつもたくさんの情報が入ってくる今だからこその本の読み方。
知っておくだけで、本を読むのが苦手じゃなくなり、本を読む速度も上がるわ!と新しい発見があった本です。
遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
- 作者: 印南敦史
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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AIにより将来仕事を奪われる、、、、と怯え、
一体人工知能って、AIってなんだろう?と疑問にもつことが多いですね。
その疑問は早めに解消しておいたほうがいい。
AIによって仕事は確かに変化が起こる。本来人がやるべきでなかった危険を伴う仕事はどんどん機械化され、簡単な仕事はロボットに取って替わる。
キャリアカウンセラーとして、この変化がどのように進んでいくのか?ってすごいきになるし、AIが叫ばれ出した2015年は本当に脅威だと思ってました。
でも今は、脅威はそこじゃないと思ってます。(専門家の人から見たら脅威かもしれないけど)
AI、AIって流行り、目に見える情報が変わっていくにもかかわらず、「変化できない」ことこそが本当の脅威であって、
そういう人たちは仕事が機械化されようがどうしようが、いづれ仕事がなくなる。という脅威のほうが大きい。
確かに今はどこも人手不足だけど、それでも仕事に就けないことがある脅威。
売り手市場は、市場価値のある人に意味がある言葉だという脅威。
という脅威にもつながります。
AIってなんだろう。どう変わるのだろう。その基礎を教えてくれます。
どうせ怯えるのなら、ちゃんと怯えて、備えられること、ちゃんと備えたい。
3: 小さな習慣
「毎年自分の掲げる綺麗な目標(例えばジム行く)を達成することが一度も出来ないまま年末を過ごしてきた著者スティーヴンが、
「どうせ達成できない目標より、バカバカしくてもいいから続けらる目標を・・・
例えば腕立て伏せ1回とか😭」
という、
「いやそれくらいは誰でも達成できるでしょ」という目標を続けることによって、自分の良い習慣がたくさん広がっていくよ、というお話。
多くの人(特に私)は新しいことを始める時にモチベーション(意志の力)に頼りがちだけど、そもそも意志の力が必要なものは脳みそが反対するので長続きしない。
なぜなら、脳みそは「新しいことはやりたくない、しんどい」タイプで、「習慣になってることをやめたくない、しんどい」という変化が苦手な可愛いやつらしい。
だからこそ、最初は意志の力が必要ないほど小さな習慣にして脳みそを「それくらいなら、やってみよっか?」と巻き込んで仲間にして、「意外と続けられるじゃん、自分」という土台を少しずつ強くしてくれる仕組みが、習慣を作る上にとても大事らしい。
人が意思決定をして何かを動かすにあたっては物理の法則が当てはまる。
・何かを動かすには、外からの力が必要なこと
・そしてそれを動かすと、それと同じだけの力が生まれること。
つまり、私たちが何かを動かすにあたって、
もっともエネルギーを使うのは最初の1歩であり、この1歩の壁を大きくしてしまうと、
その壁の大きさだけエネルギーが必要になる。
そもそも私たちの脳みそは新しいことはしたくないのにもかかわらず、自分の「やればできるっしょ」を過大評価しすぎたせいで
エネルギーは必要以上にいるし、壁は高いしという二重苦になってしまう。
最初は小さくていい。
とにかく動かすが大事なんだから。
動かしていきながら自分の脳みそをうまく騙して大きくしていけばいい。
これまでできなかったこと、長続きしなかったことだらけだけど、それには理由があるんだよと救ってくれた気がしてすごく嬉しい!笑
そしてこうすればできるかもよ、と教えてくれてとても嬉しい!笑
とても読みやすくて、とても理解しやすくて、
これなら何か続けられそうだなと思うとても素敵な本でした。
英語の先生がおしえてくれたこと。
Loveとlikeの違い。
数学の先生が教えてくれたこと。
解がない人生の問題。
国語の先生が教えてくれたこと。
絵文字による感情の伝え方。
理科の先生が教えてくれたこと。
どこよりもきれいに星が見える場所。
社会の先生が教えてくれたこと。
戦争が終わって平和が生まれたこと。
いまも覚えている先生の一言は、
どれも教科書には載っていなかったことでした。
美術の先生が教えてくてたこと。私の才能。
(リクルート進学ブック ポスターより引用)
物語性のある広告を集めたこの本は、
・家族の物語
・女性、恋の物語
・男性の物語
・人生の物語
・企業の物語
にまつわる、グッとくる広告コピーの数々が載っています。ビジネス書ばかりを読んでいると脳みそがロジカルになりすぎて可愛げがなくなるから、時々こういう美しい言葉の本を読むと、心が温かくなります。
誰もが使える言葉を使って、言葉で人の心を動かせるなんて。
コピーライター、制作さんは、最も尊敬する仕事の一つです。
誰でも使えるものを使って、誰にもできない作品を作り出すのだから。すごい。
5:熱狂宣言
時々ふと気心知れた人との時間がすごく貴重に感じることがあります。
世の中の、それも上場企業の経営層になると、右手で握手して左手でパンチをするような人付き合いが必要になるのではないか?とか思います。
「九州熱中屋」などで有名なダイヤモンドダイニングの社長、松村厚久さんのこれまでが描かれているこの「熱狂宣言」は、私たちの知らない世界を教えてくれる。
こんなにも温かくて、人に対して熱い世界があるんだと、教えてくれる。
創業者のエピソードが語られる本って、創業を思い立つ頃から始まり現状のところまでを振り返りながら山あり谷ありの道のりの感動と苦労話を綴ってくれている。
「へー、こんな時にこんな判断をするんだ、凄いな・・・。」と思わせてくれる。
この本はまるで違った!
山あり谷ありの道のりには、本当は苦労が隠れているはずなのに、その話をする本人はきっとにこやかな表情で語ったんだろう、凄いな・・・。と思わせてくれるくらい、山あり谷ありの道のりにの感動と苦労話はあまり出てこない。
それはもしかしたら、社長自身が「若年性パーキンソン病」という病と闘いながら
経営を続けている想像を絶する大変な苦労をひた隠しにしてきたからかもしれない。
熱狂宣言は、社長が出版する自分のこれまでのストーリー=自叙伝ではなく、松村厚久さんという人の全てを伝える本でした。
飲食業界でどんどん業績拡大し、人気を増していくダイヤモンドダイニングの社長の半生、病と闘う姿、そしてその姿を、「本当のことを伝えられなくても必死に支えていく」仲間の力。
右手で握手して、左手でパンチをすることも多い経営者の辛さも、病と闘う苦労も、
上場した以上は数字を作っていかなきゃいけない現実も、
いろんなものを背負いながら
それでも、相手を、人を喜ばせるために動き回る力。
ギブアンドテイクの人付き合いだけで終わらせないから、きっと彼の周りには力になってくれる人がたくさんいて、いろんなものをひっくるめて、抱きしめてくれそうな暖かさ。器の広さ。
そんな姿を、私はこの本を通じて知ることができました。
人付き合いは時として 綺麗事じゃ片付けられないこともたくさんあってしまう。
それでも、大事にすると決めた仲間との綺麗事が、「綺麗事じゃ片付けられないこと」よりも多く、濃くあって欲しいなと思うし、きっとそうなるんだろうなと信じることができる。
当たり前に明日が来て、当たり前に今日が終わる。それでも、今日が終わる時に明日が来ることに怯えたりはしない。でも本当は、明日も続くとは限らない。
松村さんは、そんな1日1日の重みを知っていて、
猛烈なスピードで動いている人なんだと思った。
そして、こんなにも美しい言葉で相手の半生を文字に落とし伝えていく著者、小松さんが見えている世界とはなんて美しいんだろうとも思う。小松さんと松村さんの関係性は、とても美しくて、羨ましい。
私も
自分にできることを、自分にできるなりにやっていきたい。できるだけ早く、できるだけ濃く、できるだけ楽しんで。
急ごう。
急いで、大切なことをはしょったら意味ないけど、ちゃんと積み上げた上で急ぐんなら、それはそれでいいことだと思うんです。
松ちゃんは、今、急いでいる。その姿に僕も背中を押されています。
たくさんの本を読んでいても、何度も読みたい本と、
1度読んだらお腹いっぱいの本の2種類に分かれる。
時々、「あの本が読みたくなった」と思い読み返すと、前回とはまるで違うところに刺さる一言があり、その一言の重みを噛み締める瞬間があります。
なんどもこの本を読んで良かったなーと思うし、少しだけ昔の自分より前進している気がして嬉しくなる。
たった一人の熱狂、は2015年に出版されました。
その時から比べても、
自然と私たちの取り巻く環境は急速に変わっていて、行きすぎた働き方はあまり良しと認められなくなり、働くことや社会での関わり方に一層の自由と、その自由と同じだけの責任がそれぞれに増えた気がしています。
>>自分が快適だと思う方向に動きべきであり、無理をする必要はないんだよ。<<
というアドバイスが非常に増えた気がしている。
キャリアカウンセラーとして、この考え方にすごい良い!良いよー!と賛成したいんですよね。
自分の精神をすり減らし、ボロボロになってまで必死に働く必要はないし、
ボロボロになってまで走らせる組織や、アドバイスする先輩の相場観が「今にマッチしてるのか」が謎だったりする、単なる経験談なことも多く、現在とのギャップに苦しんでいる人もいるから。
自分が快適だと思う方向に動けばよくて、無理をする必要はない。
でも。
一つだけ選択を誤らないで欲しいなと思う。
その快適さは、永い視点で見た時の快適さなのだろうか?
短期的な快適さに逃げてはいないだろうか?
長期的に考えた時の快適さをとったとしても、そこから先にはいばらの道が待っています。
自分が違う道に進んでいった最初の1歩はとても楽しい。
違う自分になれる気がして、違う世界が待っている気がして、とても楽しい。
でも、2歩目から様々なことが嵐のように起こる。
悔しいことや、悲しいこと、腹立たしいこと、理解してもらえないこと、嬉しいこと、その嬉しさを理解してくれる人がいない寂しさ、いろんな感情がついてくる。
そんなことに嫌気がさしても、もう引き返すことはできない。
そんな「大きな選択をしてしまった」ことに後から気づいてしまう。
「もう、戻ることはできない・・・」
その現実に悲しんで、心から後悔したとしても、その時選べる選択肢はたった一つ。
この選択を良かったと思えるように、
良い結果を残せるよう逆境に立ち向かい、できることをやっていくしかない。
努力するしかない。努力するしかないんです。
その努力がいつ花開くかはわからないけど、
泥水をすすってでも努力していくしかない。
時々、その努力を一目で感じてくれる人がいます。
そういう人に一人でも出会えるように。
自分の身近な人が喜んでくれるように。
振り返って「これでよかったんだな」、と思えるように。
幻冬舎の見城社長がぶちこんでくるこの本は、そんなことを教えてくれます。
また半年くらいしたら、振り返って読んでみたい。その時また違う一言が刺さるように、少しでも前進していたいです。
圧倒的努力に基づく結果が10貯まった時、君は周りの世界を動かし始めるだろう。圧倒的努力に基づく結果が100貯まった時、業界における君の評価が確固たるものへと定る。圧倒的努力に基づく結果が1000貯まった時、君はリビング・レジェンドー伝説の人ーになるのだ。
「いままでの営業スタッフは、これから過去の人になっていく」
お客様の求めていること・言わんとしていることを察しながら、お客様との菅家性を高め商売へつなげる営業は、これまで文系のほうが向いていると言われていた。その雰囲気に今、変化が起こってきている。
今時の営業は、技術に通じ、システムに明るくて、分析に強くなければいけない。
数字をもって判断して、改善していく。そこに価値があるように言われているんだけど、、、その数字って、どうやって測っていったらいいの?みたいな
「売れるために今すぐ知りたいお話」はあまり語られないことが多く、「頑張れば花開く」みたいな精神論が多かったりして、渋い顔で読み終わることもある。
この本では、1営業として改善できるポイントを、、、というわけではないけど
どのように設計すれば、ある程度の見込みが予測可能になるかといったポイントが書いてあって、そのポイントは大きく4つに分かれる。
営業採用方式
営業育成方式
営業マネジメント方式
見込み案件創出方式
について書いてある。その方法は「営業が過去の人になっていく」ことではなく、
改めて、「優秀な営業」を定義して、その優秀な営業に近いメンバーをどうやったら採用できるか、育成できるか、お問い合わせが増えるか・・・・
そんなことを教えてくれる。
ホームページはサボらない最強の営業スタッフなんです。
分析数字に強い営業になりたい。
- 作者: マーク・ロベルジュ,神田昌典,(監訳)神田昌典,(監訳)リブ・コンサルティング,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/06/02
- メディア: 単行本
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8:お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)
人が採用できない時代になると、いたるところで会話がされる。「新卒採用のあり方」「大手就活ナビが悪い」などいろんな話があがり、「海外の採用の仕方が良い」「中途にもっと力を、リファラル採用に力を、定着アップを、アルバイト・パート採用の柔軟さを」、、、、、多くの方法論が語られる。その方法論の多くは、ぱっと見「納得のいく」内容が多く見える。
でも実は、「新卒採用ってどうなんでしょう」という議論が約100年前からされていることを知らないこともしばしば。
私たちは、「働く事」「教育」については持論を持っている。なぜなら、自分たち自身が「学校で教育を受けた経験」と「働いた経験」があるから、自分の経験をもとに[セミプロ]になれるからだ。(あとがき引用、中略)
新卒採用が悪いわけじゃない。中途採用が悪いわけでも、日本式採用が悪いわけでも、非正規雇用が悪いわけでもなんでもない。というか、一社一社に「人を採用したい」理由や問題背景は違うにもかかわらず、その問題を棚上げして業界や流行に原因があるように言ってしまうだけでは、何の問題解決にもならない。
背景にあることをしっかり理解した上で、関わる自分たちに何ができるかを考える事が大事になる。外国の採用はどうなっているのか、昔の採用はどうだったのか、そして未来どうしていくべきなのか。
「仕事」が仕事のHR領域の人はぜひ読んで欲しいです。
そして、この本を読み終えた時の感想はそれぞれ違ってくるんだろうと思います。
それでいいと思う。
問い続けたいですね。約100年経っても答えの見えないこの問いを。
お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 新書
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落語会には、「師匠」と「弟子」があり、その師弟関係というのはとても不思議だ。ひとたび師匠んと弟子という関係になると、師匠は無償で弟子を育てる。
落語家になるための基本を教え、前座のうちは食べさせ、プロとしてやっていけるよう、それとなく心を配る。(中略)落語の師弟は何世代にもわたって、いわば芸の’ペイフォワード’を続けてきた。さながら’美しい日本‘を体現しているかのような、今時の日本ではちょっと珍しい、美しい人間関係なのだ。
東西人気落語家が、どのように落語に興味を持ち弟子入りをしたのか。が書いてあるが、読んでて心がホワホワしてくる本。
家には住ませても、芸は教えない。教えてもらえないのに結局似てくる。
そこには師弟関係ならではの、師匠から弟子へのあったかい愛情がある。
レジリエンス、と言う言葉をよく聞くようになって3年くらい立ち始めました。
レジリエンスは「しなやかに折れない心の強さ」、と受け取られることが多いですが、
しなやかに折れない心の強さは、1人では絶対に作れない。
自分がしんどくて「もう無理だ」と思う時も、自分の可能性を信じてくれて、
自分が「最近うまくいってる」とおごる時に、原点を見失わないように指摘してくれる圧倒的な愛情のある応援者が必ず必要になります。
芸も仕事も教えてくれない師匠の背中を見て育ち、絶妙な距離感でいつも弟子の成長を応援する師弟関係。
こういう存在があるからこそ、「芸を磨く」という終わりのない芸の旅に出かけられるんだと思いました。
師匠がいるのは、幸せ。弟子がいるのは、もっと幸せ。
以上、ここ最近のおすすめ本8作!
上京レポート4:Tokyo Dream:LiLy
「○宿」を見て、
「指宿(いぶすき)」じゃなくて「新宿(しんじゅく)」
の方が先に思いつくようになったので、そろそろ「東京慣れた?」という質問にも、「うん、慣れたよ」と言えそうです!
東京で活躍することを夢見て、死ぬ気で働いて死ぬ気で勉強をして死ぬ気で恋をして死ぬ気で女性を楽しんでいる女性作家のLiLyさんが、
高校時代から20代後半になるまでの自分のこれまでの日記を書き下ろした本。
恋に落ちてみたり、上智大学の勉強に必死になったり、Fuck!Fuck!とムカついてみたりしながら、「作家になりたい」という夢のために奮闘する日々が綴ってあります。
場所の感覚で考えれば、関東の人から見る「東京」は、別に電車でも簡単に来れるから、東京に思い入れのない人が多いのでは、と思っていました。
鹿児島出身の私からすると、今や新幹線が開通したので熊本は行きやすくなったものの、宮崎や熊本など、隣の都市(県)に行こうとするには、車や電車で2時間くらいかかかり、山をいくつか越えないとたどり着けなかったし、
その土地勘がわからない地域の人から「鹿児島から隣って言っても電車で行けるんじゃないの?」という質問には、「なめんな」とも思ったりしてました。
(ちなみに、「いや、山とはいえ陸続きじゃないですか。こっちは海超えてきてるんすよ。」と沖縄の後輩が入っていて、あそっか、ごめん。とも思った)
いろんなチャンスをもぎ取って、本を出してみても出版社が潰れるなど、いろんな波乱万丈を過ごしてきたLiLyさんの本は、東京出てくる前に読んでみたかったなと思います。
そんな関東出身のLiLyさんが言っていた、東京という場所についての説明がしっくりきました。
ここに集まってきた人々がそれぞれの胸に抱く、東京に対する憧れと、東京で何かやってやろうという夢や野望・・・。それらがあつまって一つの大きなエネルギーとなり’TOKYO’という虚像の都市を作り上げているような気さえする。大勢の人が集まることで湧き上がるこのエネルギーは時にとても暴力的で、人を猛烈に焦らせる。だけど私はそれでも、東京が大好きだ。(中略)
近くに住んでいるというだけでは他人に興味を持たれないのだ。その代わり、自分のコミュニティの中にいる仲間たちとの絆は、強く求める。東京は、干渉されることを嫌う、「寂しがり屋の一人好き」には、とても自由で居心地が良いのだ。
東京と名前がつくものから色々情報収集の頻度を増やしていると、なんだか東京ってなんだろうとも思い始める。
・東京の名前の由来ってなーんだ!→はい、東の京ですね。
・じゃあ江戸の名前の由来ってなーんだ!→はい、入江の戸(川と海が入り混じる海運の街が由来)ですよね。
・じゃあ、新橋の名前の由来ってなーんだ!?汐留川にかかっていた橋の名前ですよ。
・ニュー新橋ビル!→2020年オリンピック前後で本格的な再開発になりますよ!今のうちに雑多なあの感じで飲んどこ!
みたいな小ネタもついでに蓄積されていきます。
土地としての魅力の東京を、東京在住の人は良しとして思い、
都市としての魅力の東京に、上京希望の人は良しとして思う。のかな?
ここには大きな見え方の違いがあり、エネルギーいっぱいの都市としての東京に、人は期待をして東京に来るのかもしれない。
野心や野望、欲、夢、絆、、、つながり。
LiLyさんのように、必死で生活するだけが全てではないけど、
野心や野望、欲を持ったら、焦り、プレッシャーがやってくる。それってある種仕方ない。
この方の活躍を現在進行形で見ることができたら、面白かったなと思います。
余談ですが、最近の情報発信のトレンドは、「進行形でさらす」、だそうです。
このレポートの行方も、東京への転職支援サービスも、どんな行方になっていくかわからないけど、進行中をさらすことによる自分自身への緊張感は増しています。ので、ありがとうございます。
良い意味でのプレッシャーって、大事っすね。
昨日、居酒屋の店員さんとお話をしていたら「名古屋出身なんですけど、オリンピックあるし、東京来ようと思ってきました。オリンピックなかったら大阪行ってましたね。」と言っていた。
都市としてのエネルギーが増していく東京。
東京オリンピックまで、あと3年切ってます。焦る!
上京レポート3:「会って話を聞いたほうがいいよ。」鹿児島の先輩からのアドバイス
地方から東京に転職してくれるカスタマーのことを知りたいなら、まさにそういう人に何人か会って話を聞いたほうが一番いいよ。
子育てでてんてこまいのはずの元企画の先輩がメッセージをくれました。
そして私の手元に、どんどん理想論になっていて、答えのない迷路になっている
マインドマップがありました。笑
自分の直感と体験をもとに、
「きっと困っている人多いんじゃないか」と思い、
「ええやん」と賛同してくれる仲間が見つかり、
どうやら周りにも困ってる人いるっぽい、という浅い仮説を拾っていく。
「でもこれって本当に必要としている人がいるのだろうか?」
「結局それは誰からも使われないものを作ってくのではないだろうか?」
「そもそも世の中にサービスとしてあるじゃないか。」
考えていけば考えていくほど、そんな理由と少しの現実味が増して、どんどん怖くなります。
「レイヤーが違うよね、もっとなんか違う形の可能性があるはず。」というアドバイスをもとに、
もう一度たち返ることにしました。
人はなぜ転職するのか、人はなぜ東京にくるのか。
すごい勢いで街を変えていったホットペッパーミラクルストーリーを読み直してみました。
実現したい世界を掲げるとは、すなわち「どのようにやるか?」の前に「なぜやるのか?」を明らかにすることになる。方法ではなく目的だ。
「誰が」「何のために」が抜けて、「どのように」ばかりが先行する事業は必ず破綻する。
見えないものを見ることはいつだって怖いことだけど、だからこそ「どのように」ばかりを見ていると必ず失敗する。
私のマインドマップ(1)は恥ずかしいほど小さく地味に失敗したけど、想いが置いてきぼりにされる作りにならなくてよかった!!!!
「誰が」「なんのために」はじめるか。
を考えるのなら、まず
「その体験をした人に、仮説を持って会って聞く」が最も大事なんですよね。。。。
「誰が」「なんのために」の目的や世界観が、理想論で固まってしまった、架空の「すごいカスタマー」で止まってしまわないように。
「見えないものを見るチカラ」。
それって、ひどく怖くて、足がすくむ。きっとこれからもさらにさらに間違いなく足がすくみ続け、怖いんだろうなと思います。
そんな時、それでも一歩前に進むチカラをくれるのは、「笑顔にしたい誰か」があって
それを進める仲間がいて、
「私たちが笑顔にしたい意味」があるからなのかもしれない。
その原点が「誰が」「何のために」に繋がるなら、安易に前に進めるのでなく、
ちゃんと誰が話しても熱がこもり、その熱が誰かを動かすものへやっていきたい。足を止めずに。
もう何度も読んできた「ホットペッパーミラクル」。
こんなに、知識で読むのと、実行するために読むは違うのかと突きつけられるほど、改めて今読むとホットペッパーの丁寧な仕掛けはすごい。。。
上京レポート2:迷子になりました。
東京への転職サービスって何だろうか、と考えてあれこれやっているのですが、
本日、考えすぎて考えが迷子になりました。
正確に言うと、昨日より迷子になり始めました。
地元へのUターン、生活しやすい街へのIターン、、、、
都心部から地方都市への転職や移住は、今やどこも手厚い助成金やフォローがあります。行政が、その土地の方々が歓迎しています。
私も、地元の鹿児島へ戻りたい・移住したいという人がいたら、
全力で応援しますし、歓迎します。
では、逆はどうか?
東京に来たがる人へのサポートって、そう多くはない気がします。(会社の数が多い分、提供している企業は置いですが)
でもそこに求める人がいて、場所問わずに、採用したい企業があって、
そこに何かの「不」があるなら
何かサービスがあってもいいんじゃないかと思っています。
その不。不安、不満、、、などなどって一体人はどこに感じているんだろうか?
そんなことを先輩と壁打ちし始めたあたりから迷子になりました。
カスタマー・ジャーニー・マップ(※)
というのがあって、人がサービスを必要としてから実際に利用するまでにどんな心境の変化があって、行動の変化があるのか?
みたいなのを地図にして書いていくツールがあります。
このツールを使って考えると、「今困っている(東京に転職したいと思っていてるけど困っていること)部分は何で、どんなことが改善されたら良いのか。」
が分かるようになる=サービスとして求められているものが何か見えてくる。
という良さがあります。
( ※著者 石川明さんの新規事業ワークブックより引用)
このツールを、本を読んで感化されたので作ってみたので
先輩に相談したところ、
「このカスタマージャーニーマップはサービスありきで考えて、カスタマーのこと考えてなくない?」というマイルドなパンチが飛んできました。
「人はもっといろんなことで悩んでいて、もっとたくさん分岐がある。山あり谷ありで、綺麗なことばかりではないじゃん。このカスタマージャーニーマップは綺麗に収まりすぎてるよね。サービスありきで考えてるよね。
カスタマーが求めるものは何なの?何を提供するの?それを細かく分けて考えなきゃ。」
という、ぐうの音もでないアドバイスあたりから、迷子になり始めました。
どうしようわかんない。自分が東京に出てきた当事者なのにわかんない。
ただ転職するだけでも人は大きな決断なのに、
どうしてそこに「東京に来る」ということまで決断するのか?
何に困り、何に迷い、なにが譲れなくて東京に来るのか?
もう一回、カスタマーの気持ちになるところからやりなおそう。。。。
っで、今日です。
カスタマーの気持ちになるべく、いろんなことを意思決定を書き出したり、いろんなプロセスを書き出していくことにしました。
今度のツールは、「マインドマップ」。
だんだん何のためにこれ書いてるんだっけ?状態になり、もう迷子ですよ。
さっき一人で色々と書き出してた紙を読み返したら、
「熱!」と書いてあったんですよね。
どうした、さっきの私。
多分、キラキラした美しいキャリア(特に女性)のストーリーは、「東京カレンダー」とかを見れば良くて→そんな美しい情報だけじゃなくて苦労話が人は聞きたいと思っている。→たとえば、「何で転職したいのか?そしてそれがどうして東京なのか?ぐらいから真正面で向き合うきっかけが必要で→だけどそれをダラダラと続けていても多分途中から疲れてくる。→3ヶ月とかの短期集中で挑戦させてくれるコーチみたいな人が必要なのか?→そういうコーチってどんなだろう?→松岡修造?→何で?→あ、熱があるからか。熱があるサービスっていいな。
と思った次第です。
そうです。おいおい、カスタマーがどこかに置いてきぼりにされてるぞ、状態です。
カスタマーの気持ちをわかりたくて始めたマインドマップで、カスタマーがいなくなっている。私の「何のためにこのワークをやってたのか?」の目的が迷子になりました。
多分どこかに落してきたかもしれないので、
お近くのドトールで見つけた方いらっしゃったら教えて下さい。
カスタマージャーニーマップの行方はまた明日!!
明日に続く。
人は一体何を求めて、東京に転職をするんだろう・・・
そして東京に来た人たちは、その求めていたなにかを無事に得ることができたのだろうか?もしくは、まだ得ようともがいてる途中なのだろうか?
レポート13:風が吹けば桶屋が儲かる。
風が吹けば桶屋が儲かるってことわざ、
ありますよね。
私が新人時代に先輩から教えてもらって
何かと思い出すことの多いことわざなんですが、どういうことかっていうと
江戸時代の時のお話で、
「風が吹くと道路の砂が舞い上がって→
目に入り失明する人が増えていまい→
三味線を弾く人が増える→
その三味線の材料に猫が必要で猫が捕獲されまくるので→ねずみが増えて、桶をかじり→桶を買う人が増えて、桶屋が儲かる」
ということなんですが、
現代でこの思考で考えると、いろんなところからぼっこぼこににされそうな匂いがしますね!!笑
なんで、このあたりはさっといきましょう!次々!
つまりは、「風が吹くような小さな兆しを捉えて、何かチャンスにしようね」っていうことわざです。
昨日、大きな風が吹きました!ぴゅー!
東京オリンピックまであと3年をきりました。
静かに電車の路線図は変化して、ユニバーサルデザインになり、
少しずつ新しい駅の建築が進んでいきます。
昔の東京オリンピックを大きな出来事のように思うし、当時の建設や復興は目に見える大きな進歩だったんじゃないか!とワクワクするけど、当時の人ってどうだったんだろうなと思います。
東京オリンピックに向けて、静かに、でも確実に準備が進む2017年。
そのオリンピックに向けて、超ハードな練習といろんな大切なものを脇に置いてメダルへ挑み続けるアスリートの皆さん。同じだけ夢中に突っ走れるのか自信はないけど、
東京オリンピックへ向けて過ごす時間は良いものにしたいなぁと思いました。
すごい風が吹いてる。
※「風が吹けば桶屋が儲かる」のくだりを書いてて思い出しましたけど、
確か、江戸時代って上にあるように
・桶屋とか、三味線弾きとか、めっちゃくちゃいろんな職業があって大体の人が一人一芸で稼いでたらしいんですよ。
ちょっとセクシーな「耳かきサービス」みたいな仕事も実は江戸時代からあるんです。
仕事って面白いですよね。江戸時代ってめちゃくちゃ仕事の幅があったんですよね。
そんな時代と現代の仕事の種類の数は同じだけある、と聞きます。
AI、IoTの時代だけを切り取ると、未知なものへの出会いなきがするけど、
江戸時代から学べるものって多いんですよね。
歴史からパクれる良い方法って多いんですよね。
調べてないから、知らんけど。
レポート12:人工知能は人間を超えるのか×酔っ払いの一人対談
人工知能、AIを使ったサービス!が世の中に溢れてきた。
イーロンマスクさんが「まじやばいから規制を作って」といい、
あらゆる製品にAIが組み込まれる。AIを使ったサービスですといえば人が「おお!」となり、その数が増えるのと同じように「そうは言っても人と人とのつながりだから」とAIを嫌う人が増えてくる。
大きく2つの疑問が出てくる。
1つは、そもそも人工知能ってなんなのか。出来上がっているのか。
2つ目は、人と人とのつながりを大事にしている人に、人工知能をお勧めすることは悪いことなのか?
楽しく酔ったついでに、先にこの2つに対する私のつっこみを入れておこーっと。
- なんでもかんでも人工知能って言うなよ!わかりづらいよ!自分たちは人工知能いぇいとかいう割に、新人世代の「やばい(=おいしいの意味、すごいの意味、まずいの意味、やばい状態の意味)」をイマイチとか言うなよ。同じようなもんじゃないかと思う。
- 人と人とのつながりに、人工知能がいるって良いことじゃないか。そんなにも人工知能やインターネットの技術を悪く言うなら、ガスコンロも悪くいいなよ。一生懸命、きりもみとかで手作業で火を起こして、七輪で火を炊いて毎日料理することを称賛しなよと思う。
酔っ払ったついでに、人工知能についてつらつらメモっていきたい。
東大准教授が出してる、「人工知能は人間を超えるのか」を題材にあれこれ書いちゃおう。
2015年、人工知能は厳密な定義では「できていない」とされている。人間のように考えられるコンピューターはまだできていない。人間的な一面を真似した技術はできていても、人間になりきれるコンピューターはできていない。
でも、だからと言って技術が止まるわけじゃない。
私たちの脳みそはなぜこんなにハイテクに動くのか、まだ全体像はわかっていない。でも私たちの脳みそは動いていて、世の中を理解して、感情があって、誰かのことを好きになり、誰かのことを嫌いになる。新しいことを次々と考えて、なにかを認識するたびに世界ができる。(本より引用)
でも一つだけわかっていることがある。人間の脳みそってどうやら電気信号らしい。何かを入力すると、計算されて、答えが出てくる、という「計算」で成りたっている。だとしたら、この「計算」が脳みそでも電卓でもできるなら、きっとそれを磨いて把握すれば、人工的に知能を作れる。体はなくても、知能は作れる。それが「人口知能」の始まりとなる。
膨大な数の計算、組み込まれた指示には間違わない正確さ、人間のように「めんどくせぇ、やめよう。」とか、「ちょっとこの数字をよく見せたら私出世するかも」みたいな<欲>を設定されていない学習方法によってどんどん精度が高くなる機会学習は、あっというまに私たちの経験と勘を超えてくる。
まるで経験と勘から作り出された答えのようにそっとサポートする(そっとサポートすることで人が聞く耳を持つことすらも、膨大な数の計算によって編み出される)ことによって、人が知りたかったことを教えてくれる。
「へい、siri」と話しかけたら答えてくれて、開封してないメールがあれば「この人、ずっとこの宛先からくるメール開いてない。必要ないんだな」と思って届かないように設定してくれたり、機械はどんんどん人間に寄ってくる。
でも、それは人間じゃない。
人が最も左右される感情とか、なんだか説明のつかない情とか、人間くさいところは組み込まれない限りその人工知能が持つことはない。
そういう意味で、人工知能だ!きゃー!わーい!みたいに手放しに喜んだって、最初にどう使うかを使う側が決めなきゃ、人工知能はうまく使えない。人の手が、定義が、使う意味が問われている。
でもその一方で、「お客さんがまだその段階じゃないから」と人工知能のことを理解していないというのはすごい脅威になる気がしている。
まだその段階じゃないからと言っている間に、あっという間に歩み寄ってきて別の業者さんから人工知能を用いたサービスを買っている日が来る。
お客さんがその段階じゃないかを決めるのは、提供する側じゃない。
時々は、ちょっと無理にでも、
「あなたがやりたいと思っていることは、あなたが嫌いと思っているインターネットや人工知能のサービスを使わないと実現できませんから!!!」強くお伝えしてでも使ってもらわなきゃいけない、時もある。
サービスを提供する側は、お客さんの理解を置いてきぼりにした1歩先でも、お客さんが今求めている0歩でもなく、その途中の半歩先を提供することにも価値があるからだ。
でも、ある日から突然始まったこの人工知能ブームを理解しようとしたって、
人工知能のことだけを理解するのは難しい。インターネットってなんやねんっていう基礎からわからないと難しように感じている。
グーグルは優しい。「人間が人間らしいことに夢中になれるために、手間になることは機械がやっちゃえばいいんだよ」といろんなことを機械がやってくれるように開発してくれる。
その開発で得られる体験と、自分たちが提供しているサービスに差が開いてしまうと、結局お客さんの満足度って下がってしまう。
そういう意味でその差を解消してくれるような人工知能を使ったサービスってとても大事だと思う。
人と人とのつながりは大事だけど、つながっている人の手元にはスマートフォンがあって、そこにはすごい便利なサービスが溢れてる。
そこに合わせていかなきゃ、大事な大事な人とのつながりも心地よくなくなることも出てくる。
結局オチは見つからなかった。
人と人とのつながりはどうなるのか。
その答えは見つからないけど、求められているかどうかは別としても、その時代は確実にきている。だとしたら、その時代に備えるためにちょっとお客様の求めているものからそれたとしても、提供していく必要があるんじゃないんだろうか。それも見方を変えたら、優しさにつながるんじゃないだろうか。
なんかそんなことを思いました。って書いているうちにチューハイ1本飲みきっちゃったぜ。いぇいいぇい。
上京レポート1:小さな仕事をちゃんとコツコツ続けてるうちに、大きな仕事に出会うんです。
東京への転職サービスって、なんかもっとよい方法はないのか?を探していくために、いろいろな人にお話を聞いて回ることにしました。
そもそも転職だけでもいろんなパワーを使うのに、
それでいて住む場所を変えて、東京へ移り住む。
どこのエリアに住んだらいいかもわからないし、通勤時間1時間ってどんな感覚かもわからない。
それでも何か決心をして東京に来る人たちに何か力になれないか?
人は一体何を求めて東京で働きたいと思い、どんなことに苦労をしながら生活し、
そして東京に慣れていくのか?
そんなことをインタビューさせてもらおうと、先日作ったアンケートのお礼メールを送ったところから始まった出会いが素敵だったっていうレポート。
すごい素敵な内容のメールをくれたんです。アンンケート入力ありがとうございます、また聞きたいことでてきたら教えてください( ^_^)/~~~というメールに対して。
わたしの場合は結婚というかたちだったので、既にパートナーが東京にいたり、幸いにも周囲の人に恵まれ、フリーの編集者・ライターというかたちで企業様から仕事をいただけるようになり今に至りますが、もし働きながら、自分一人で東京への転職を謀ろうとしていたら、なかなか厳しかったのではないかと想像しています。また、女性である以上、妊娠や出産といったプライベートイベントも転職の大きな壁になると思いました。
そんな経験があるからこそ、柏木様の考えられているサービスには可能性を強く感じました。ぜひ、 かたちにして欲しいと思います。
社会人になってから、いろんな方々から嬉しいメールをいただくことも増えましたが、なんだかこんなに嬉しいメールをいただけるとは思いもしないですよね。
だって、まだ何も形ないものに共感して応援してくれるなんてですね。
柳原さんは、大学卒業後、ご結婚・出産を経て、職業:ライターとしてフリーで活躍されています。本当はこのフリーでライターに至るまでにいろいろな苦労があるようですが、それはまた違う場所で。
そもそも転職って何が大変なのか?東京ってどんな魅力があるのか?
そんな時、どんな情報があると人は頑張れるのか?をお話ししていく中で、
そうだなぁと思うことを教えていただいたので、共有します。
例えば、「東京に来ました。生活楽しいです、いぇいいぇい。みたいなキラキラした情報が載っているサイト」があったとして。
最初はこうなりたいと思ってモチベーション上がるものかもしれないけど、
自分が大変だと思った時に「あの人はすごかったから」と落ち込む要素になってしまいそう。もっと苦労話って載ってていいと思うし、中には途中で東京で生活することを諦めて、地元に戻る選択の人の話があってもいいと思う。
地方によっては東京をすごいと思っているところもあると思う。
リアルも見れて、あこがれだけでなく、地に足ついたちょっと泥臭いくらいの情報があってもいいと思うんですよね。
東京に来たからといって、
自分のなりたい姿になれるわけでもないけどそう思わせる魔力のある街ですが、
ここだからこそ出会う機会もあり、その数は多いように感じます。
スカイプでも良いはずです。チャットやSNSでも良いはずです。
でもそれよりももっとアナログな出会いを、人はどこにいたって求めている気がしています。
東京に転職するとして、本当に知りたいのは、
仕事の幅が広がるとか、地元にない仕事に就きたいとかそういうことでなく、通勤ってマジしんどいよ。といった地味なことから、大変すぎて死ぬかと思ったエピソード、それを乗り越えた今の状況。そんな裏側の情報を知りたかったなと思いました。
ライターとして、PRや広報として、道を切り拓いていく天真爛漫な感じがとても素敵でした。働くママとして、女性として、そしてプロのライターとして、
こうやって切り拓いていく人がもっと増えていけたらいいなと思ってます。
「小さな仕事をちゃんとコツコツ続けてるうちに、大きな仕事に出会うんです。
どこにどんな機会があるか、アンテナは高く張ってなきゃ」
柳原さん、ありがとうございました!インタビューいただいた内容はまた別の機会に共有します!
柳原さんのサイト:ライターとかされてるみたいですよ!
https://ukkiscafe.wixsite.com/woodhousenet
「ぼくのてがたのうつわ」のHPがこちらです。可愛かった〜これいいなぁ〜。