玉石混合

明日を、今日より良くしていく。玉石混交な日々をレポート。

第2報【ドミニカ国ハリケーン被害復興支援にご協力ください】

現在の活動はこちらにて共有しています→

ドミニカ国ハリケーン被災地支援プロジェクト – 2017.9月に発生した、ドミニカ国ハリケーン被害復興支援を行う任意チーム「Team Origami」の活動をお伝えするサイトです。

 

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私に大切なことを沢山教えてくれた後輩の1人が、JICAとして日本人たった一人で派遣された国でハリケーンの被害にあい、家が吹っ飛びました。国も壊滅しかけているそうです。家の中で傘をさして生き延びたらしいです。

 

連休をとってちょっとゆっくり休もうと思い、りっきーのいる国、ドミニカ国に募金をしようと思いました。

でも、募金団体が見つかりませんでした。ちょっと遠すぎるのか、知名度が低いのか、検索してもドミニカ共和国の情報だらけで、ドミニカ国の情報は2つくらいしか見つけ切れませんでした。

 

募金する団体がない。そりゃそうだ、日本人は今、りっきーしかいない。りっきーが声を上げなければ、募金する団体ができるわけがない。でも、彼女は今生きるのに必死のはずだ。・・・じゃあ、作るしかない。そう思い、寄付金を集めることにしました。

 

 

「3週間。それ以降はどんな状況になるかわからないが今、皆が求めている物資が何かはわかってる。それを手にいれる手段がない。」

ということがわかり、クラウドファンディングで寄付を募ろうと思ったものの、残念ながら、私たちが求めている速さでスタートすることができませんでした。

(皆が安全に使っていく仕組みとして、それはとても大事なことです。各サイトの皆様、切羽詰まった感が出まくりな状況にもかかわらず、ご対応いただき本当に有難うございました。)

 

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そうやって、いろんな試行錯誤を繰り返しながら1つのチャリティショップができました。

「瞬く間って、こういうことを言うのか、、、」と思うほど、本当に多くの人にご支援いただき、当初設定した目標額まであと少しとなりました。

すでにご協力いただきました皆様、心よりお礼申し上げます。

 

 

開設する直前、「始めてみるはいいものの、これで賛同が得られず集まらなかったどうしよう・・・・」「無知の誤りをおかしていて、大きくこけたらどうしよう・・・」という不安がいっぱいで、胃に冷や汗をいっぱいかきながら始まりました。相変わらず心配事は解決されていない部分もたくさんありますが、

アドバイスも多くいただき、なんとか今の所は大丈夫です。

 

 

 

さて、力丸が必要としていた「3週間」の期間はどんどん迫っており、支援物資を輸送してもらう船の出航スケジュール、近隣国の状況、支援物資の納品状況を考えると、私たちが動けるのは3週間よりも短い時間になります。

 

すでにご支援いただいた皆様がいるにもかかわらず、無礼なお願いではありますが、

あと少しのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

 

私も、ドミニカ国のことをほとんど知りませんでした。今もそう詳しくはありません。

それでも、日本人1人で生き抜いた力丸の周りには、可愛がってくれたドミニカ国の人がいるのではないかと思います。

そんなドミニカ国の人たちへ、

・思いを馳せること(つまりイメージ)や、

・気をもむこと(つまりイメージ)

・心配すること(つまりイメージ)

という、つまり、イメージすることしかできませんが、このイメージは必ず力丸が物資へ変えて支援してくれるはずですので、皆様からのご支援、ご協力をお待ちしております。

 リンクはこちら⇩

 

dominikakifu.handcrafted.jp

 

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レポート20:衝撃のサービスが始まりそう

もしも私の隣に今ドラえもんがいたら、どこでもドアを出してもらってニューヨークに行きたいです!笑

もしくは、ドミニカに行った後輩のところに「ハリケーン大丈夫か!」と行きたいです。

未来を思い描く時、そんな「すんごい良い何か」にワクワクしがちですが、「仕事を仕事」にしている業界の私はもう片方で考えるべきポイントがあって、「どこでもドアができた時、飛行機をはじめとした人を移動させるものたちはどうなるか」ということを考えなきゃなと思っています。

 

私たちは飛行機も、新幹線も、お金を払って乗っています。お金を払うということは、そこに商売があり、商売をする人たちがいて、商売をする人たちの集合体の企業があり、企業が集まり、産業・業界になる。と考えています。

産業があるから、仕事となります。

 

という中で、衝撃のサービスが始まりそうだということを知りました。

衝撃のサービスが始まりそうです。

 アマゾンコネクト。(以下ページを引用します)

www.atmarkit.co.jp

他の様々なサービスと連携していくことで、コールセンターのスタッフの仕事を、機械学習と音声サービスを行う、というサービスが始まります。コールセンターのスタッフ人数を大幅に削減できます。

・導入が簡単

・料金は通話が繋がった分だけ課金

という低額で、膨大な量を学習してくれるサービスなので、企業にマッチするなら、このサービスを使ったほうが良いなと思います。

 詳細知りたい人はどうぞ、上記リンクから読んでみてください。

 

この衝撃的なサービスも含めて、最近思うところをつらつらとお伝えしたいです。

 

世の中は、変わっているのでしょうか?

2015年、「人間の仕事の半分は機械に取って代わられる」と騒がれた、オズボーンレポートという調査が出ました。(現代ビジネスさんより引用:オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

これを初めて見た時、「やべぇ!やべぇ時代がくる」と焦ったのを覚えています。

あれから2年。世の中はどんな変化があったのでしょうか。

 

「今度の私の上司がペッパーさんなんだけど、時々死角があるみたいで、話しかけても無視されるんですよ。」という悩みを聞いた事もないし、

「あいつ、仕事が機械に変わったらしくて無職になったらしいよ」「まじで!血も涙もないね!あっ機械だから無いか・・!」みたいなお話も、まだ聞いていません。

どちらかというと、「仕事の半分は確かに機械に変わるだろう」という数年前のお話を前提に加えて、「確かに機械に変わるけど、その分人間が行うべき事も増えるんだよ」みたいな会話に変わり始めているのではないかなと思います。

 

世の中は静かに変わっています

誰かが使うサービスを商売として扱っている企業があり、その企業で「アマゾンコネクト」が使われるかどうかはわかりません。

すっごい大ざっぱに2つの理由を出してみました。

 

・社内の理由:実際に社内でアマゾンコネクトを導入するにあたっても、社内の会議や稟議・その技術を誰が担当し、安全に進めていくにはどのように進めていけば良いのかを慎重に考えて進めていくため、自分の働いている企業に導入されるかどうかはわかりません。やっぱり人が担当したほうが良いかもしれない、いう結論になるかもしれません。

 

・雇用の理由:派遣スタッフでも、アルバイトでも、契約社員でも、正社員でも、日本では雇用される側が十分に守られるように法律で規制されています。そのため、仮に1つの職種がなくなったからといってすぐに辞める事にはなりません。(新卒採用の土俵があるからこその、両方からみた「日本の優しい雇用」につながっていると考えています。)

 

つまり、今の私たちにおいては、テクノロジーの変化により仕事が機械に変わったからといって、誰かの仕事がなくなるというよりも

・同業他社がテクノロジーを導入して、自分たちの競合優位性がなくなり→会社の経営がまずくなって→経営傾く→仕事を失う

リスクか、

・自社がテクノロジーを導入して、自分たちの仕事のポジションがなくなり→自分の不得意な職種で働く事になり→適性がなくて、しんどくて退職する→仕事を失う

というようなリスクのほうが高いのでは無いかと思っています。

 

世の中が変わる・ものやビジネスのあり方が変わることは、

ひいては産業を変えることになります。

 

産業が、今、変わっています。産業が変われば、それに通ずる仕事もそうです。

 

仕事が、今、変わっています。静かに。でも、激しく。

 

ついに雇用をひっくり返えすサービスが始まるんだ、と痛感しました。

私はエンジニアではないので、未来の技術的な側面がどうだ、とかこれからどうなっていく、みたいな未来の予測もできないし、

労働市場と日本の雇用を見据えて戦略を考えたりする視座の高い何かもしていないので、未来の予測もできないのですが、

「すごい技術が年内に日本で始まる」という事は分かってきました。

働き方の激変に対応できるように「備える」ステージではもうなくなってきているんだな、というのを肌で痛感しました。

 

そしてもう一つ、痛感しております。

もう一つ痛感しております。このお話のオチが行方不明になっている事も。すみません、あと少しだけ大丈夫ですか?

 

これからどうすべきなのか

この激変には良い側面の方が大きいと思いますが、それでも成長痛としての痛い側面もあるなと思っています。

痛い側面としての1つ。

それは、個人個人で「どうしたら良いか」を考えることでしか、対処法を見つけられないということです。

自分で、どうしたいのかを考え、そのためにどんな選択を取っていくか。

考え、試し、進んでいくことでしか対処できないのではないかと思います。

 

激変はすでに多くで起こっています。でもそれが自分の事だとイマイチ、ピンとこないのは自分の身の回りに起こっていないからかもしれないです。

それでも世の中は変わっています。世の中が変わり、企業が変わり、仕事が変わっています。未来に備える、というステージから、未来がもうすぐそこのステージに変わりきろうとしていて、そのために必要な「危機感」と「未来をワクワクできる気持ち(自己効力感など)」の必要性が迫られてきている気がします。

 

では、何をどう考えたらいいのか?何を目安に自分で考えたらいいのか。

改めてLIFE SHIFTを読み直してみるといろいろと見えてきます。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

定年まであと少しだからもう必要無い?普段忙しくて本を読む時間が無い?

そうですね、そう思うかもですね。

 

だからこそ1つだけ、どうしたらいいかのヒントを。

明日のために1つ情報をゲットするだけでも、激変する世の中で生き抜ける力が身につきはじめます。本屋さんで1ページめくるだけでも、何か変化につながると思うので、

気負いせずに3分だけ、挑戦してみてください。読み直さなくてもいいです。ちょっとだけページ読んでもらえたら。それで十分です。

私は私で、どうしたら一人一人が考えやすくなるのかを考えてみます。

 

衝撃的なサービスを知ったきっかけから、働くことの変化を考えた週末でした。

 

あとがき:

gyokuseki.hateblo.jp

 

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あとがき:

 

 

 

24歳で資格を取って、そこそこ若手でキャリアカウンセラーとなりました。

キャリアカウンセラーという仕事が、そもそもおなじみではありませんが、

人の悩みや壁を、理論で整理する事によってその人が腹落ちする、とか

話をちゃんと聞く事で、本人自身で課題が見えてくる支援をしています。

 

本物のすごいキャリアカウンセラーというのは、やはり凄くてですね、

話を聞いてるうちに、サラサラと相手が泣いたり、元気になったりしながら整理されていくんですね。

雰囲気や目つきが違います。それでいて圧倒的な安心感があります。

「この人、すごいなぁ」と思います。

いつか私もそんな安心感と雰囲気が身についたらいいなと思います。

 

そういう理論や相手との関係性の作り方ともう一つ大事な、

「働き方はどうかわっていくのか」の情報のインプットもとても大事だと思っています。

その1つとして、IT業界の皆さんとお話する機会が増えてきたのですが、

皆さん本当にすごいです。

自分の好きな技術やサービスを、職人のように突き詰めるべく圧倒的な努力をされている人だらけでした。私はエンジニアじゃないですが、エンジニアの職業の皆さんのことをとても尊敬しています。

 

 

様々な業界に静かにしっかり浸透していく、「テクノロジー」のことを知ることが、これからの労働市場につながるんだろうなと思います。

テクノロジーの世界は変化が速く、昨日よかったものが今日悪くなり、明日新しいものが生まれるのが当たり前の世界で

 

キャリアカウンセラーの世界は、奥が深く複雑で、誰かに最適だった選択が、別の誰かでは最低な選択になることもあります。

 

異なる2つを人より速く吸収するべく、

若手は若手らしく、そんな情報のキャッチアップをしながら

先輩の皆様から、情報や時代に左右されない「原理原則」みたいなものを教えていただきつつ、失敗したり苦労したり困ったり反省したり落ち込んだり泣いたり、すったもんだしながら、それでも笑って日々前進していきたいと思います。

 

9月はそんな事を思う機会が多くありました。あっという間に10月です。

この経験が生きる10月になりますように。

レポート19:どうやって私がニンテンドークラッシクスーパーファミコンミニを2つ買ったか

ニンテンドーラシックスーパーファミコンミニ、加熱してるようですね!

今回は、ニンテンドーラシックスーパーファミコンミニ(長いので以下、スーファミミニ)が2つ買えました!というお話し!

 

・きっかけ

スーファミミニが買えなくて悲しい、というのを見かけたので

どれどれ調べてみようと思い調べたこと。

 

・調べたプロセス

1)スーファミミニの予約について調べる

スーファミ ミニ 予約

で調べたところ、とても親切なリンクがありました。

osomatsusan.hatenablog.com

 

2)会員登録が入らなくて、(または既に登録済みのサイトで)予約開始時間が近いものを調べる

Amazonが11:00開始(既にログインしているし、見慣れている)

この時11:24だったのでまだいけそう。

 

3)在庫が多そうなところを想定してみる。

Amazonが確実と書いてあったため、これはいけそう。

ということで、ざっとここまで2分ほどで検索をしまして、

Amazonへ向かうことにしました。

 

で、Amazonで一番最初にいたこの箱。

 

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こういう隙間的なポジションで、確実に売上を上げる商売スタンス、私的には非常に尊敬します。

時代とニーズを捉えている感じが非常にしていて、本当に尊敬します。

 

微妙にオフにしてくれているのは、売り手の優しさでしょうか。

さて、次次。

 

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スーファミミニ 検索画面

ありました!

そして買えました!!

これで、スーファミミニが楽しめます。

 

ということで、おさらい。

・買いたいものの概要をさらっと読み、

 

・どこに在庫がたくさんありそうかを考えて

(それはやはり通販が一番ある、実店舗は数の割り振り、殺到する注文に対応する方法<多分抽選とか?>に対応する人や仕組みのフローがあるのでタイムラグが発生するのでは、と思うと通販が良さげ。売り手側の流通フローを考えてみた。)

 

・買えそうだとわかった瞬間に共有する

 

という流れで、スーファミミニが2個買えました。

よかったですね。楽しみですね。

 

まとめです。

全ては、

たまたま強運だっただけ!笑

 

ということで、たまたまゲットなんやぜぇ〜〜〜〜!!

 

amzn.asia

すでに値段がつりあがってました。

 

すごいな、皆のスーファミ愛!!

レポート18:後輩が悶々としている時に使えそうな励ましコメント

前に進まないこと、調子が悪いことが多い時ってありますよね。

風邪をひいて丸一日何もできないと、すごい焦りますねぇ。

焦りますねぇっていう声が、ミッツマングローブさんみたいな声になってていろんなことに焦りを感じます。

 

自分に悔しいことが多くあったので、

この状況をうまく励ましてくれる言葉はないだろうかと、というか他の人はどうやって乗り越えてるんだ?!と知りたくなって検索してみました。

 

その中で、見えてきました。

調子が悪いこと、前に進まないことを変えてくれる言葉たち。

後輩や部下への励ましに使えそうですね。最後に1点使うタイミングが難しい励ましの言葉があります。

 

小渕健太郎

「今を」大切にすることは、想い出も未来も大切にすること

 

 

萩本欽一

僕が周りから「才能がない」と言われながらもコメディアンになるのを諦めなかったのは、自分に悪いと思ったから

 

 

 

荒川静香

過去の自分に、今の自分に負けたくない

 

 

GACKT

自分には当たり前にできても他人にはできないことも多くあり、またその逆もしかり

 

 

安藤忠雄

王道、つまりまっすぐな道を歩く途中で、失敗したり迷ったりすることはありますが、軸がぶれるとダメですね

 

 

 

経験のある人には共感が得られるのではないかと思いますが、

カウンセラーのような対面勝負の仕事は、「見た目が9.98割」であります。

・見た目が小柄で ・顔が童顔 が加わると、私と同じことを言っていても、

他の人のほうが納得感があることが多いのも事実であります。

つまり私は圧倒的に見た目のハンデを背負っております。

 

そういう変えられないことの悔しさを感じたりしていたのですが、

よく考えたら、そこで落ち込んだとしても変えられないことにピーピー言っていても仕方がないですね。

 

「こだわりは紙一重で頑固になるから気をつけなさい」

「あと、謙虚も。謙虚と謙遜も紙一重だから気をつけなさい」

と教えてもらったことがあります。

 

 

悔しいなぁと思うことが、気付いたら自分の頑固さが原因だったり

うまくいかないなぁと思うことが、本当は淡々と物事を前に進めるべきタイミングだったり、色々ありますけど、

いろんなことを前に進めてきた「有名な人たち」の言う言葉の厚み・重みは違うなぁ〜と思いました。

 

ちなみに、もっとも刺さらなかった名言集が

「大丈夫。あなたの悩みも、宇宙からしたら小さなものです」

というのです。

「現状、宇宙の視点から考えられるほど視野が広くないです」っていうのと

「わかった上で今困っています」っていうのと

なにより、

「上から目線にもほどがあるわ!!!」とプリプリしてしまいますので、

後輩や部下のフォローにはあまり使用しないほうが良さそうです。笑

ふっきれかけてる時に言われたら背中を押してもらえそうですが!

 

いろいろあるけど、それもこれも後から振り返ったら想い出になると思うので、楽しく愉快に頑張ります!とりあえず、いつもの声!喉!帰ってこい!

レポート17:8月の面白かった本7選!

こんばんは!柏木です!雨降ってたら秋ですよ!

今年はあまり夏を体感していないですよ!

夏の花火を見に行こうと多摩川にいったところ、「いやこれ台風やん」くらいのすごい雨が降っていて、中止になりましたよ!

その話をしたら「関東では大雨で花火大会が中止になるのはよくあること」といわれて、びっくりですよ!

季節はもう秋、、、、ですね、、栗ご飯食べたい。

 

ということで、8月のおすすめ本の7選!

 

こだわりバカ (角川新書)

「こだわりの素材をつかった○○」とか、

「未来にはばたく○○大学」とか、

聞こえはいいけど何にも心が動かない「空気コピー」に喝を入れつつ、どのように変えていけばお客様に届く言葉を作れるかを教えてくれる本です。

コピーライターの著者が、世の中にある「空気コピー」に対する、愛情のあるツッコミと苛立ちを結構全面に出していて、「コピーライターってこんなところでも苛立ちを感じるんだな笑」と思えて楽しい。笑

ちなみにこちら、本の前半は九州のお客様の事例が載っているので、北九州の人からすると馴染みのあるコピーが並んでいます。

誰にでも使える言葉を使って、誰にも作れないキャッチを作るコピーライターはすごい。

 

 

何が起こっても一瞬で対処できる上司が使う50のキーワード

何か大変なことがあった時、信頼のおける部下や後輩が言ってくれる「どうにかしましょう」は、心から頼りになりますが、

ピンチでいう上司の「どうにかしよう」は、だいたい「こっちもあんまり解決策ないから自分で頑張って」という全力ブーメランな感じと受け取った方が正解です。笑

これは、やり遂げるため、人を動かすため、いろんなシーンにおいて、リーダーである人がどんな基準で物事を考えていけばいいかのヒントが隠れている本です。

皆、スーパー完璧な人なんて求めていないんだから、できることから始めたいですね。

 

 

国連で学んだ 価値観の違いを超える仕事術

首都東京と、それ以外では仕事の進め方にも大きな違いがあるように見える日本。

どんなに頭でわかっていても、その進め方にぶつかる壁があります。

でも、そもそも、日本と海外など文化もなにもかも違う人たちと仕事をしている人はいったいどんなところに気をつけて仕事をしているのか?

この、オックスフォード大学卒業後、会計事務所のKPMGに就職し、国連の仕事に携わった田島さんが、

・イギリス・アラブ・イタリア・アメリカ

の人たちの仕事への捉え方を教えてくれ、その違いの中で私たち日本人はどのように仕事に関わっていけばいいのか、みたいなことを教えてくれます。

ちなみに私は、「人情に厚いアラブ人の教え」の考えと、「情熱の国イタリア人の教え」がとても気に入りました。やっぱりイタリアに縁がありそうです。

日本人の理想の像って、やっぱり外から見たら理想じゃないんですよね。

 

ワーキングピュア白書 地道にマジメに働く25歳世代

本が出版された2015年頃に25歳だった、1990年世代の人たちの傾向をご存知ですか?それは、「とてもマジメで、とてもピュア」なことです。

自分のためより他人のために頑張る意欲の強い彼ら彼女らにとって、自分の居場所が会社にあるのかどうか。人から見たら些細なことに見えても、そのつまづきを手助けしてくれる人がいるかどうか、その差し伸べる手を命綱として次につなげていけるのかどうか。

この小さなポイントが大きな岐路となります。

私たちにとっては冗談に感じることでも、世代のみなさんからしたらとても鋭くて、心に刺さってしまうひとことになる。。。日々、大企業からベンチャーで働く若手世代に耳を傾けた本。

でもなにより、あとがきに書いてあったひとことに共感したのですが

25歳世代って、仕事もわかってきて、先が見えるような気がして、不安になる世代ですよね。だからこそ、「元気?」なんて些細なひとことがその人の命綱のような手助けになるのだと、懐かしい感じがしました。

私にとっての命綱。たくさんあったから生きてこれたな。。。

 

日本一のプロ秘書はなぜ「この気遣い」を大事にするのか? ―プロフェッショナルセクレタリー

 

カレーハウスのココイチの創業社長の秘書が書いている本。

そもそも仕事って、人と円滑に物事を進めるって、一歩先を読むってなんだっけ?ということを知りたくて読み始めたのですが、これは秘書としての仕事の進め方というよりも、「いろんな守秘義務がある中でも敵を作らず仕事をしていく処世術」みたいな観点で読めます。

 

プロ秘書・中村さんは、真夏に来客されたお客様には「熱いお茶」をお出しになるそうです。これ、日中走り回っている営業マンは商談先で冷たいコーヒーをたくさん出されて、お腹がタプタプだろうからっていう気遣いらしいです。すごいですねぇ。

あと、すごく話変わるんですけど、

営業マンにとっての「応接室のソファーがふかふかすぎて踏ん反り返りそうになった談」と、「コーヒーと思って飲んだら麦茶だった時の口の中のびっくり具合」と、ipadで商談しようとした時の、電波が入らなくてクルクル画面固まってる時の気まずい<間>」みたいなのって全業界共通ですか?営業あるあるで忘年会やったらすごい楽しそう!

 

 

業界No.1エージェントが教える 転職メソッド―自己分析・企業分析・職務経歴書・履歴書・面接

 

採用の神様と言われる、元リクルートの小畑さんと河野さんという方が転職の成功メソッドを書いた本。一番最初に出版されたのが2009年なので、超!絶!不景気の頃に出版された本となっています。

当時の転職、どれだけの人が「今よりやりたいことがある」と前向きに転職活動をしたのかはわかりしれないけど、転職というパワーを使い、なかなか答えの見つからないことに対して、「あっ、これなら自分でも考えられる!」ととてもわかりやすい問いかけと気づきをくれます。

メソッドを活用していくのは、あなた自身。あなたの意志や思いが、このメソッド重ならなければ、あなたの言葉になりません

と書いてあります。How toで、30分で読める本が流行っている今だけど、いろんな発見があるよい本だと思います。

 

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)

これは、リアル「宇宙兄弟」です。興奮しました。

宇宙に行く、ということに誰も驚かなくなった今

だけれども、これまで宇宙飛行士の選抜試験には一体どんな試験内容があるのか明かされていなかった宇宙飛行士選抜試験の内容。

壁一枚先は宇宙。素でいったら確実に死ぬ世界というすんごいストレスに加えて、ずっと監視されるのはもちろん、各国の代表と長きにわたり生きていく宇宙飛行士。そんな、約1000人の中から日本代表選ばれ、そして各国の代表と競い合いながら自分が宇宙に行ける日を待つ。

そんなすごい職業に選ばれる人はどんな超人的な試験がなされているのか??

という内容でした。

宇宙兄弟を読んでいる人にはほぼネタバレな内容だけど、それでも、リーダーシップとフォロワーシップの大切さとか、ユーモアって大事だな、、、という

「超人なんて人はどこにもいなくて、誰にでもできることを誰にもできないような領域までコツコツ続けていく人のことを超人といい、その一歩は全ての人が歩み出せる」というシンプルな「絶対」が描かれています。

これは・・泣ける。

小さな頃に無邪気に感じた将来の夢を、温めながら日常を過ごし、チャンスが来たら潔く挑む。実録「宇宙兄弟」として。

きっと誰もが一度は思いを馳せた星空を、

真剣に夢に見てきた人たちと、その家族のストーリーはとても興味深かった。

 

以上、ちゃんちゃん。

れぽーと17:期日までに次の企画が必要なのに、メンバーが動いてくれない時の、リーダーとして笑いで乗り切る方法

こんちくわ。リーダーシップ論って、本屋さんで大人気ですよね。

ということで、私が見た・知った・体験したリーダーシップ論について。

その中でも「全然プロジェクトがまとまらないんだけど」という時に使えるポイント5つをゆるーくお伝えしましょう。

 

期日までに次の商品の企画案が必要なのに、

メンバーが全然動いてくれねぇ・・・でも、プロジェクトだから会社も違うしそのタスクに取り組むための時間の濃淡も各自違う。

みたいなこと、これから増えていきそうですもんね。

ということで、「期日までに次の商品の企画案が必要なのに、メンバーが動いてくれない時の、リーダーとして、笑いで乗り切る方法」について。

 ※あんまり現実味なかったらすんまへん。

 

1)slack、チャット、グループメールなどで、「全然うまくいかないですね!はっはっは!」と笑ってみる。

・・・一番言いづらいことは、リーダーが率先して言わないと言いづらいですからね。大きな声とか、大きなフォントで言うのがいいですね。

 

2)改めて、個人個人に「これから残りの日付までに、どれくらいの時間が使えそう?」を笑顔で聞く。

・・・ちりつもでやってこなかったタスクがあったりすると、後ろめたくて参加意欲が下がるものですね。改めて、どれくらいの時間できそう?と聞く。

「へぇ〜その時間、あるんですね。じゃぁ、その時間ランチいきましょう!」でランチ行きましょう!

 

3)捨てることを決める。捨て切れなかったことをしょんぼり顔で謝る。

・・・まぁ、期間までにアテンドできなかったのはリーダーの責任ですからね。その事実をちゃんと謝らないとですね。

 

 

4)ゴールちゃんと明確な言葉にして目を見て、または個別のチャットで共有する。

「いつまでに、何を、どのように、誰が、どうする」みたいなことをしっかり全員で共有することが大事ですね。ここが一番肝ですね。

 

 

5)皆を励まして皆で笑う。そのためにまず自分が一番笑う。

・・・皆が笑ってたら、奇跡のひらめきあるかもしれないし。皆が笑ってて、間違いなことはないんすよ。皆が笑えるように頑張るしかないっすよね。

 

 

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 ※うける技術 より引用

っちゅうことで、困った時こそ笑って考える、ですね。

笑ってる場合じゃない気持ちすごいよくわかりますよ。焦るし、腹たつこともあるし、、でも、悲壮感のあるリーダーって、メンバーのこちらも気を使いますしね。

笑ってもらえるためならなんでもする、みたいな覚悟大事ですね。

皆、プロジェクトをよくしたいと思う気持ちは、心の底にあるはずですしね。

 

うけの取り方がわからなかったら、うける技術。おすすめです!

 

ウケる技術 (新潮文庫)

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